いつでも冷たいお水と熱いお湯が飲めるウォーターサーバーは、時間と手間の節約につながるメリットがあります。しかし、どのくらい電気代がかかるのか不安に感じている方もいるでしょう。
今回は、電気代が安いおすすめのウォーターサーバーを厳選して紹介します。省エネ機能や節電モードのついたサーバーはたくさんあるので、節約しながらお水を楽しむことが可能です。
卓上・ミニウォーターサーバーの電気代についても触れるので、ぜひ参考にしてくださいね。
ウォーターサーバーの電気代は高いの?
冷水とお湯がいつでもくみ出せる便利なウォーターサーバーですが、電気代はいくらくらいかかるのでしょうか。なんとなく高いイメージを持っている方もいるでしょう。
まずは、ウォーターサーバーの気になる電気代について見ていきます。
ウォーターサーバーの電気代について
1カ月間のウォーターサーバーにかかる電気代について、各会社は公式ホームページで公開しています。ここでは一部を紹介します。
※家庭の使用状況により、電気料金は変動します。
ウォーターサーバー商品名 | 1カ月間の電気代の目安 |
ワンウェイウォーター:smart | 約446円 |
コスモウォーター :smartプラス | 約400〜500円 |
プレミアムウォーター:amadana | 約1,060円 |
アルピナウォーター:エコサーバー | 約650円 |
上記の料金ははあくまでも目安です。ウォーターサーバー会社や商品によっても、かかる電気代は異なるので注意が必要です。
500円以下のものもあれば1,000円を超えるものもあり、電気代はかなり差があることが分かります。
電気代は、ウォーターサーバー契約後に毎月発生する固定費です。少しでも安くしたいと考える方が多いでしょう。
電気代を確認せず契約をしてしまうと、思った以上に支出が増えて家計を圧迫してしまう可能性があります。
ウォーターサーバーを申し込む前には、公式ホームページなどで電気代を確認しておきましょう。
他の家電製品と電気代を比較
一般の家庭にある電化製品の毎月の電気代はいくらなのでしょうか。ここでは、一般的な家庭における目安を紹介しています。
家電製品 | 1カ月あたりの電気代の目安 |
テレビ | 約700円 |
電子レンジ | 約120円 |
エアコン | 約1,600円 |
洗濯機 | 約60円 |
他の家電製品とウォーターサーバーの電気代を比較してもそこまで大きな差はないことが分かります。ただし、ウォーターサーバーの中には、電気代が高くつくものもあります。
レンタル料無料・宅配料無料のものであっても、電気代が高ければトータルで見ると損をしてしまう場合があります。
商品を選ぶ際にはお水代だけではなく、電気代もチェックすることが大切です。
最近では、エコ機能が搭載されたウォーターサーバーが多く登場していますよ。
電気代が安いおすすめのウォーターサーバー5選
ここからは、電気代が安くなる機能が搭載されたおすすめウォーターサーバーを厳選して5社紹介します。エコ機能を活用すれば、家計の節約につなげることが可能です。
※家庭の使用状況により、電気料金は変動します。
プレミアムウォーター スリムサーバーⅢ(ショートタイプ)
プレミアムウォーターのおすすめポイント
- エコモード使用で電気料金は通常の約2割カット※
- 温度過昇保護装置(バイメタル)でサーバーの空焚きを防止
- 置き場所に困らないコンパクトデザイン
※公式参照。温水・冷水ともに、各600㏄/日、36L/月使用時、27円/kwhとして算出。
プレミアムウォーターのスリムサーバーⅢ(ショートタイプ)は、以下の4種類のカラーから選べるショートタイプのウォーターサーバーです。
- ピュアホワイト
- プラチナシルバー
- ベビーピンク
- プレミアムブラック
サーバー裏面に「ECOモードスイッチ」が搭載されています。
スイッチをONにすれば、光を感知しない夜間に温水の電力を抑えて電気使用量を制限することが可能です。
ECOモード作動後の温水の温度は、以下の通りです。
経過時間 | 3時間後 | 6時間後 |
温水温度 | 約50度 | 約20度 |
ECOモード解除後、約40分で適温に戻ります。使用しない時間帯は、ECOモードに切り替えて節電しましょう。
料金 | 1ボトル1,987円(12L・税込)※通常プラン。基本2ボトルセットで配送。 |
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サーバータイプ | 卓上 |
水の種類 | 天然水 |
配送地域 | 全国 |
コスモウォーター ECOTTO
コスモウォーターのおすすめポイント
- 必要なときに必要なだけお湯を沸かす電気ケトル機能で節電が実現
- 電気代当社従来比70%以上ダウンの高いECO性能
- サーバー内に予備ボトルの収納スペースが搭載
「Wクリーン機能」で鮮度をキープ
コスモウォーター
公式サイトを見る
コスモウォーター ECOTTOは、電気ケトルとウォーターサーバーがひとつになった新しいウォーターサーバーです。要なときに必要なだけお湯を沸かせるため、電気代の節約につながります。
電気ケトルを使わない時はサーバー内に保管することが可能なので、無駄なスペースを取りません。
一般的な電気ポットと比べ、月々の電気代を大幅にカットすることが可能です。
電気代は当社従来比70%以上ダウンしており、高いエコ性能であることが分かります。
料金 | 1ボトル2,052円(12L・税込)※通常プラン。2ボトルセットで配送。 |
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サーバータイプ | 床置き |
水の種類 | 天然水 |
配送地域 | 全国 |
「Wクリーン機能」で鮮度をキープ
コスモウォーター
公式サイトを見る
フレシャス dewo mini
フレシャスのおすすめポイント
- 温水温度を70度に設定!ミルク作りにも便利なエコモード
- 冷水・温水のタンクを分離する「デュアルタンク構造」で大幅な節電が実現
- 部屋の明るさを自動で感知する「SLEEP機能」で不要な電力をカット
フレシャス dewo miniは、電気代を抑えることにこだわった点が魅力です。3つのエコ機能が搭載されており、従来の約1/3の消費電力で使用することができます。
温水の保温にかかる無駄な電力を徹底的にカットしているので、不要な電力の消費を抑えてくれます。
温水温度を低めの70度に設定できる「エコモード」にすれば、ホットドリンクを飲まない季節も効率的に節電が可能です。
上記の機能に加えてサーバーのタンクの構造自体から省エネ仕様になっており、ストレスなく節電ができます。
料金 | 1ボトル1,506円(9.3L・税込)※slatの場合 |
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サーバータイプ | 卓上 |
水の種類 | 天然水 |
配送地域 | 全国 |
ワンウェイウォーター(smart プラス)
ワンウェイウォーターのおすすめポイント
- エコモード使用時、月の電気代は474円(税込)程度と経済的※
- 天然水は3種類から選択可能
- ボトルは使いきりのワンウェイ方式で衛生的、廃棄も簡単
※公式参照。エコモード1日2回使用時。
ワンウェイウォーター(smart プラス)は、エコモードを使用することで月々の電気代が474円(税込)程度のウォーターサーバーです。
エコモードは消費電力を当社比最大60%カットしてくれるので、家計の節約につながります。
以下の3種類の天然水から、好きなお水を選ぶことができます。
- 富士の銘水「彩(SAYA)」
- 奥京都三岳山麓「京の湧水」
- 九州日田「天寿の水」
置き場所を選ばないスマートなデザインであるため、どのようなインテリアにもなじむ点も魅力です。
お水を持ち上げる必要のない足元ボトル交換タイプなので、力のない女性も使いやすいでしょう。
料金 | 1ボトル1,350円(12L・税込) |
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サーバータイプ | 床置き |
水の種類 | RO水 |
配送地域 | 全国 |
シンプルウォーター(エコパック サーバー)
シンプルウォーターのおすすめポイント
- 「ペルチェ方式」を採用した冷却システムで、電気代は1日10円程度に節電が可能
- サーバー本体の重量はわずか9.5kg!軽量で持ち運びが楽
- 購入ノルマなしで、必要な時に必要な分だけ注文が可能
シンプルウォーター(エコパック サーバー)は、タンク内にペルチェ素子と呼ばれる電子部品が設置されており、そこに電気を通すことでお水を冷却する仕組みを採用しています。
冷却まで多少時間はかかりますが、電気代が比較的安く抑えられるというメリットがあります。
サーバー自体が省エネ機能を備えているため、ストレスなく節電をすることが可能です。
お水の購入ノルマはないので、必要な分だけ注文できる点も大きな魅力でしょう。
料金 | 2,430円(税込・1箱6L×3パック) |
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サーバータイプ | 卓上 |
水の種類 | RO水 |
配送地域 | 全国 |
【省エネ・節電】ウォーターサーバーの電気代を節約するコツ
せっかくウォーターサーバーを利用するなら、できるだけ節電して安く利用したいと思う方は多いでしょう。電気代を少しでも安くするためのコツを4つ紹介します。
タイトル
- エコモードを活用する
- 直射日光を避けて設置する
- コンセントを抜かない
- こまめに清掃を行う
それぞれを見ていきましょう。
①エコモードを活用する
ウォーターサーバーの中には、節電できるエコモードが搭載されているものがあります。ひとくちにエコモードと言っても、主な種類としては以下の通りです。
エコモードの種類
- ボタンを押すことでエコモードに切り替わるタイプ
- 明るさを感知して自動でエコモードに切り替わるタイプ
- サーバー自体に省エネ対応となっているタイプ
使いやすさを選ぶなら、自動でエコモードに切り替わるものか、サーバー自体が省エネ対応となっているタイプが良いでしょう。
一方、ボタンを押すことでエコモードに切り替わるタイプは、旅行など長期で利用しない場合に有効に活用することができます。
自分にはどのタイプが合っているのか、メリット・デメリットを考えながら比較してみてください。
②直射日光を避けて設置する
直射日光が当たる位置にウォーターサーバーを設置すると、サーバーの内部の温度が上昇してしまいます。
お水の温度を下げて冷却するために、余分なエネルギーを使うことになってしまうのです。
直射日光以外でも温度が高い場所に設置すれば、当然冷却のための電気代がかかってしまいます。風通しのよい場所に設置するのが良いでしょう。
サーバーは、壁からすこしスペースを空けて設置するのもポイントです。
③コンセントを抜かない
家電製品の一般的な節電方法として、コンセントを抜くという方法があります。しかし、ウォーターサーバーにおいては、この方法は逆効果です。
常温に戻ったお水を再度冷却・加熱しなければならないため、電気代がかえって高くなってしまいます。
節電のために行ったことが、結果的に家計の圧迫につながってしまいまうので注意が必要です。
漏電などのトラブル時以外では、ウォーターサーバーのコンセントは基本的に抜かないようにしましょう。
④こまめに清掃を行う
毎日ウォーターサーバーを使っていると、いつのまにかホコリが溜まってしまいます。特に、サーバー本体の背面には、ホコリが比較的溜まりやすいです。
ホコリが溜まることによってエネルギーの効率が悪くなってしまい、余分な電力が必要になってしまいます。
定期的にサーバーを掃除して、きれいな状態を保ちましょう。
卓上・ミニウォーターサーバーは電気代が安いの?
ウォーターサーバーには、床置きタイプと卓上型タイプの2種類があります。卓上型タイプはコンパクトなものが多く、電気代が安いのではないかと考える方もいるでしょう。
実際に、卓上型ウォーターサーバーの、1ヶ月の電気代の目安を比較してみます。
ウォーターサーバー商品名 | 1カ月間の電気代の目安 |
プレミアムウォーター スリムサーバーⅢ(ショートタイプ) | 約630円~(エコモード使用時) |
コスモウォーター ECOTTO | 約125円※ |
フレシャス dewo mini | 約490円(エコモード使用時) |
ワンウェイウォーター(smart プラス) | 約457円~ |
※1日冷水600cc、温水200cc使用時
先ほど紹介した床置き型のウォーターサーバーとほとんど差が無いことが分かります。
サーバーが小型であるからと言って、必ずしも電気代に影響することはありません。
場合によっては床置き型よりも電気代が高くなるものもあるので、注意が必要です。
床置き型のウォーターサーバーのメリット
床置き型のウォーターサーバーを選ぶメリットとしては、スペースを取らない点が挙げられます。省スペースで使えるので、キッチンカウンターに設置することも可能です。
軽量であるため、模様替えの際に簡単に移動できる点もメリットでしょう。
低い位置に設置すれば、お水のボトル交換も楽に行えます。小さいお子様がいる家庭では、転倒防止のために固定用の器具などを設置すれば安心でしょう。
ウォーターサーバーの電気代に関するよくある質問
電気代が安いウォーターサーバーのおすすめは?
プレミアムウォーター スリムサーバーⅢ(ショートタイプ)がおすすめです。サーバー裏面の「ECOモードスイッチ」をONにすれば、光を感知しない夜間に温水の電力を抑えて電気使用量を制限することが可能です。
商品によっても、かかる電気代は異なるので注意が必要です。500円以下のものもあれば1,000円を超えるものもあり、電気代にはかなり差があります。申し込む前には、公式ホームページなどで電気代を確認しておきましょう。
テレビが約700円、エアコンが約1,600円と、他の家電製品にかかる電気代と比べてもそこまで大きな差はないことが分かります。ただし、中には、電気代が高くつくものもあるので注意が必要です。
エコモードを活用する、直射日光を避けて設置する、コンセントを抜かない、こまめに清掃を行う、などの方法があります。サーバーを定期的に清掃し、風通しのよい場所に設置するのが良いでしょう。
ウォーターサーバーの中には、節電できるエコモードが搭載されているものがあります。使いやすさを選ぶなら、自動でエコモードに切り替わるものか、サーバー自体が省エネ対応となっているタイプが良いでしょう。
卓上型ウォーターサーバーの、1ヶ月の電気代の目安を比較しても、床置き型のものとほぼ差が無いことが分かります。場合によっては床置き型よりも電気代が高くなるものもあるので、注意が必要です。
床置き型のウォーターサーバーを選ぶメリットとしては、スペースを取らない点が挙げられます。キッチンカウンターに設置することも可能です。低い位置に設置すれば、お水のボトル交換も楽に行えます。
まとめ
電気代が安いおすすめのウォーターサーバーを厳選して紹介しました。省エネ機能をうまく活用すれば、毎月の電気代を抑えることが可能です。
毎月かかる電気代はウォーターサーバーによっても異なるので、気になる方は公式ホームページで確認するのがおすすめです。
ただし、電気代はあくまで目安であり、使用状況によって変動することがあります。スペースがあまりない部屋の場合には、卓上・ミニウォーターサーバーが良いでしょう。
ウォーターサーバーの節電機能を理解して、家計の節約をしながらおいしいお水を家族で飲みましょう。