手相占いは、手の平に入った線の様子で運勢を見ます。結婚線も手相占いの一つになります。運勢は、その線の入りかたや場所によって示されている意味が変わってきます。ここでは結婚線に現れる縦線の意味や、縦線のさまざまな種類の運勢についてもご紹介していきます!
結婚線とは?
手相による結婚線とは、感情線と手の小指の付け根の間から横にのびた線のことをいいます。結婚線の見方は、環状線の始まる部分を20歳、小指の付け根部分を50際とみていきます。この結婚線は、結婚する時期をあらわしています。 また結婚線の本数は、結婚できるチャンスの数をあらわしています。この結婚線の状態によって、さまざまな結婚に関わる意味ををよみといていきます。ここでは、この結婚線の詳しい見方や意味についてご紹介していきます。
結婚線に交わる縦線の意味
手相には複数の線があります。横線と縦線で見た場合、縦線が多いと運気は上昇中で横線が多いと運気は下降ぎみであることを示します。手相において、縦の線はなかなか出にくいので、縦線は吉の運勢と考えれることが多いものです。 しかし、結婚線に交わる縦線の場合は、あまり良くない運勢をあらわすことが多くなります。この縦線にはどのような意味があるのでしょうか。ここでは、縦線が交わっている場合の意味についてまとめてみました。
手相における縦線は「障害線」と呼ばれている
手相占いにおいて、何かの線と交わったり横切ったりする線は「障害線」だと考えられています。横にのびる結婚線に対して縦に入る線も、基本的には障害線になります。この障害線は、今まで無かったのに、急に出てくることもあるのです。 単に縦に入っているといっても、その入りかたや形状はさまざまです。その形状や入り方によって、障害になるものや意味が変わってきます。障害線は、一本だけの場合や数本入っている場合もあります。その本数が多ければ多いほど、結婚に関する障害も多くなると考えられます。
結婚前の場合は、プロポーズから結婚に至るまでの何らかの障害を示しています。また、手の側面の近くにあるほど、トラブルや障害にまきこまれる可能性が高くなると考えられます。
夫婦の不仲を表している
結婚線における縦線の意味は、おもに結婚中の不安定さを意味しています。例えばトラブルが絶えなかったり、けんかや対立することが多くなりやすい状態をあらわしています。 お互いの関係に問題がなくても、その他の姑関係や子ども関係などの周辺のもめごとで、夫婦関係に問題が生じることも考えられます。しかし自分が心がけることで、対立や関係性も修復できるはずです。夫婦関係を見直す、いい機会になるかもしれませんね。
最近夫婦関係がギクシャクしていると感じる人は、一度結婚線をみてみましょう。最初は無かったのに、障害線が出てくることもあるのです。もし出ているときは、トラブルがおこる知らせかもしれません。夫婦関係を見直すチャンスだと思って、前向きにとらえましょう。
結婚線に交わる縦線の濃さ
結婚線が交わる線の濃さは、何を意味するのでしょうか。ここでは、結婚線に交わる線の濃さについてご紹介します。
薄い縦線
結婚線に交わる縦線の色が薄い場合は、パートナーとの関係の悪化を意味しています。パートナーとの関係が悪化すると、薄い障害線があらわれることがあります。しかしこの薄い障害線は本人の心がけによって薄くなり、最終的に消えることもあります。 障がい線をみつけたら「警告」として考え、結婚生活を振り返ってみましょう。思い当たるところがあれば、心がけることでパートナーとの関係性も改善してくるはずです。
濃い縦線
結婚線に交わる縦線の色が濃い場合は、結婚そのものを表しており、結婚自体に問題がおこる可能性を表しています。細い障害線と違って、パートナーとの関係性を見直しても解決に至らないこともありえます。 この線が太くより濃いものであれば、離婚などの結婚生活を脅かすほど大きな問題がおきる可能性も高くなります。
結婚線に交わる縦線の現れる場所
結婚線に交わる縦線の入り方によっても意味が変わってきます。ここでは結婚線に交わる縦線の現れる場所によって、それぞれの意味をまとめてみます。
結婚線の途中に縦線
結婚線の途中に縦線が交わる「障害線」がある場合は、線の流れを切っているイメージになります。この縦線の本数が多ければ多いほど、結婚に関係することに障害が多くなるでしょう。 結婚前の場合は、結婚にいたるまでの間にいろいろなトラブルがおきる可能性も考えられます。パートナーとの意見の違いや、親の反対などが障害になるかもしれません。
結婚線の末端に縦線
結婚線の末端の縦線が交わっている場合は、結婚線にふたをしているイメージになります。このような障害線は、結婚の途中に妨げになることがおきるか、結婚生活が続かないことを意味しています。 何らかが原因となって障害になりやすい状態であることを示しているのです。しかし前向きに受け止めることが大切です。覚悟をきめて、努力を続けてみましょう。その結果、線の状態が変わってくることもあるでしょう。
交わる縦線が小指の下の財産線
結婚線に交わる小指の下にある縦線のことを、「財産線」といいます。財産線とはお金に恵まれるということだけでなく、お金を稼ぐ力のある人との出会いを示しています。苦労をせずとも、お金に縁のある運勢です。 この財産線がある人は、結婚相手が財力のある人であることを意味しています。よって「安く購入した土地が高く売れた」「株の資産価値が上がった」など、自然にお金が入ってくる金運の人に多い手相です。
結婚線に交わる縦線の形状
結婚線に交わる縦線の形状にはどのような意味がこめられているのでしょうか。ここでは、結婚線に交わる縦線の形状についてまとめてみます。
縦線の先が裂けている
結婚線に交わる縦線の先が裂けている形状の場合は、結婚運が悪いことを意味しています。今のパートナーとの結婚に、思いあたることはないでしょうか。 始めから性格や価値観が違っている二人が結婚に至った場合は、結婚した後に何かしらの問題が生じることも考えられます。今のパートナーとの結婚生活や将来的な関係性について、この機会によく考えてみましょう。
複数の縦線と結婚線で格子状になっている
結婚線に交わる複数の縦線と格子状になっている手相のことを、格子紋といいます。この格子紋が出ている場合は、結婚を現実的に考えていない状態を示しています。 結婚線が格子紋になっている場合は、結婚が現実になったとしても、同じパートナーと長く続かないことを示しています。何らかの理由で別れることになったり、同じ人と一緒にいる時間が短いなどが考えられるでしょう。
また、パートナーへの気持ちが続かないことも考えられます。この格子紋がある人は、恋愛や異性に関して興味を失っている人に出ることもあります。流れや適齢期だからと、安易に結婚を決めないようにしましょう。 この格子紋も時間とともに変化してきます。結婚に適した時期になれば、この格子紋も薄くなってくるものです。それが、「いい相手と出会える」サインでもあるのです。
二本の結婚線と縦線で「井」の字になっている
二本の結婚線と縦線で「井」の字になっている場合は、パートナーが頼りにならない相手であることを意味しています。さまざまな理由が考えられますが、結婚をしても相手に支えられるのではなく、自分が相手を支える立場になりそうです。 例えば相手が留守がちであったり、単身赴任なども考えられるでしょう。パートナーを頼らず、自分で家庭を支える覚悟が必要になるでしょう。
結婚線に交わる縦線は行動や気持ちで変化する
結婚線に交わる縦線の手相は、運勢が良くない場合が多い傾向にあります。しかし日頃から夫婦関係を良くしようと心がけたり、今までの行いを振り返り反省して行動を改めるなど、良いきっかけにもなるはずです。 その努力の結果、縦線が薄くなったり消えたりすることもあるのです。障害線である縦線が出ていたら警告の一つと考え、前向きに努力を続けることが大切でしょう。また結婚する前の場合は、相手との関係性や自分の気持ちを振り返るいいチャンスだと前向きにとらえましょう。
今まで見えなかった自分の気持ちや、相手のことがみえてくることもあるでしょう。その結果、結婚に対して冷静な判断もできるようになります。長い結婚生活の一部と考え、前向きな気持ちが大切です。
ピンチをチャンスに変えて幸せな人生を!
手相占いは、自分の人生の導きにもなるものですよね。しかし全てを受け入れるのではなく、より良い人生の助言として前向きにとらえることが大切です。もし「運勢を変えたい!」と強く思うときは、自分で新しい線をかくのも効果的だといわれています。 それは「強い願いと意識を持つ」という面でも効果があるのではないでしょうか。何事も前向きに考えより良い人生をつかむ努力は、きっと実を結ぶはずです。