寝坊すると一瞬何が起こったかわからないような衝撃が走ります。目覚まし時計を二度見することがあるかもしれません。寝坊癖がついて遅刻の常習犯になっては、社会人としての信用を失ってしまいます。今回は寝坊した時の対処法・言い訳と、寝坊癖を治す方法を紹介します。
寝坊癖を治したい…
寝坊癖がついて遅刻の常習犯になっていませんか?朝来たら勤務開始時間だったなんていうことはないでしょうか?どれだけ頑張っても間に合わない遅刻確定の時間に起きてしまうと頭の中が真っ白になるでしょう。 遅刻は社会人としての責任感を問われますが、それが寝坊となればなおさらです。寝坊は一度してしまうと「もう二度としない」と対策を立てる人もいれば、つい寝坊癖がついてしまう人もいます。 一度の寝坊による遅刻は許されても、何度もやってしまうと信用を失います。同僚にも迷惑をかけることになるので、周囲からは冷めた目で見られるかもしれません。今回は寝坊について対策や言い訳、寝坊癖を治す方法を紹介していきます。
寝坊する人の特徴・あるある
何度も寝坊する人には特徴があります。これを読めば、なぜ何度も寝坊するのかがわかるかもしれません。
特徴1:時間にルーズ
寝坊する人には、時間にルーズという特徴があります。普段からあまり時計を見なかったり、時間を気にして行動しないということはないでしょうか? 時間を気にして行動しないので、翌日の仕事やアルバイトの予定を考えずに夜更かししてしまいます。時間にルーズな人は、ギリギリであっても時間に間に合えばいいと思っています。 そのため仕事であっても早めに起きて早めに出発することができないのです。夜更かしは寝坊の原因になりますし、余裕を持った行動ができなければ少しの寝坊が遅刻につながってしまいます。
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特徴2:計画性がない
寝坊する人は、計画性がないという特徴があります。翌日の仕事やアルバイトの準備、着替えなどを準備していないのではないでしょうか?あまり寝坊しない人は、翌日の準備をしっかりとしてから寝る人が多いです。 そして寝坊癖がある人は何時に職場に着くためには何時に起きて家を出なければならないのか、身支度にどれくらいの時間がかかるかをあまり考えないのです。「何とかなる」「明日でいいや」という考えを持っています。 ギリギリまで寝てしまうのも、身支度や朝食にどれくらいの時間がかかるかをわかっていないからです。毎日ギリギリに起きていては少しの寝坊が致命的になってしまいます。
特徴3:悩みがある
もともと寝坊することがなかった人が何度も寝坊をする場合は、悩みがあるのかもしれません。仕事の内容や人間関係などで悩んではいないでしょうか? 夜睡眠をとることは身体を休めるだけでなく、脳を休ませてリセットする働きもあるのです。それでも朝中々起きられないとなれば、その日あること、つまり仕事が憂鬱という可能性があります。嫌なことが近づくことを怖れて起きる時間が遅れるのです。 何度も寝坊してしまう人でもともと寝坊癖がないのであれば、仕事での悩みがないか考えてみてください。無意識のうちに不安や悩みを抱え込んでいることもあります。
寝坊してしまう原因とは?
寝坊で仕事やアルバイトに遅刻した経験がある人もいるでしょう。寝坊すると周りの人に迷惑をかける上に信用も失ってしまいます。気を付けていてもやってしまう寝坊の原因とは何でしょうか?
原因1:寝坊が怖くて眠れないから
寝坊してしまう原因に、寝坊が怖くて眠れないということがあります。一度寝坊してしまうと、また寝坊するのではないかと不安になるのではないでしょうか?翌朝に向けた不安な思いは不眠をもたらします。 寝坊が怖くて精神的に興奮状態になると中々眠ることができません。結果、夜更かしすることになり寝坊してしまうのです。そしてまた寝坊が怖くて眠れないという悪循環に陥ってしまいます。 また寝坊するのではないかと不安な人は、翌朝の準備をしっかりしておいて「大丈夫」と自分に言い聞かせてみてください。目覚まし時計を2つセットするのもいいでしょう。安心感をもってリラックスすれば眠れるようになるでしょう。
原因2:つい二度寝してしまうから
寝坊の原因に二度寝があります。目が覚めたときに「あと30分寝れる」と思って二度寝をしたら2時間寝てしまったということはないでしょうか?二度寝をするときに目覚まし時計を止めてしまったら、きっと起きられないでしょう。 たまたま目覚まし時計が鳴る前に起きて、早いからと二度寝して熟睡してしまうと目覚まし時計の音に気付かないこともあります。二度寝が癖になっている人は、目覚まし時計を2個セットするようにしましょう。時間をずらしてなるようにするのです。 スマホのアラーム機能を使っている人はアラームの設定を回にしたり、スヌーズ機能を活用してください。1回目のアラームは余裕のある時間に、2回目のアラームは「この時間に起きないといけない」という時間にしておくといいです。
原因3:夜更かししてしまうから
寝坊の原因となるのは、夜更かしです。夜遅くまで起きているので朝起きられないのです。見たいテレビがある、ゲームをしたい、読みたい漫画があるなどやりたいこともあるでしょうが、寝坊するほどの夜更かしはやめておいた方がいいです。 やりたいことがたくさんある人は、夜遅くまでやるのではなく早起きをすることをおすすめします。早く起きて趣味の時間にあてれば日々が充実するでしょう。早寝早起きの習慣もつくので寝坊もしなくなります。
原因4:残業で疲れているから
寝坊の原因となるのは、連日の残業です。毎日遅くまで残業をして帰宅が遅くなれば必然的に寝るのも遅くなるでしょう。残業は心身ともに疲れるものです。 そういう状況が続けば、疲労から朝起きれないこともあるかもしれません。残業続きで疲れて寝坊、遅刻をしては元も子もないでしょう。時には早めに帰って休むようにしてください。
ピンチ!寝坊してしまった時の対処法
7時に起きるつもりが、朝起きたら9時だった!会社の出勤時間が過ぎているとなれば、誰だって焦るものです。ここでは寝坊してしまった時の対処法を紹介します。どう対処するかで印象は大きく変わってくるものです。
対処法1:会社を遅刻するか休むかを決める
寝坊して出勤時間に間に合わない時に、遅刻してでも会社に行くかいっそのこと休むかという選択があります。どうしても外せない会議があったり、やらなければならない仕事があれば遅刻してでも行くことを選ぶでしょう。 しかし今までに寝坊をしたことがなく、遅刻なんて無縁だった人もいるのではないでしょうか?そういう人は寝坊で遅刻するのは「社会人として嫌だ」と思うかもしれません。それならばいっそ会社を休むのもありです。
対処法2:遅刻や欠勤の連絡は電話でする
寝坊して遅刻するか休むかを決めたら、電話で連絡をしましょう。LINEが普及してるので上司とLINEをしている人もいるかもしれませんが、遅刻や欠勤のような重要な連絡はLINEやメールは避けてください。 LINEやメールでは上司に伝わったかわからない場合があります。緊急の連絡は電話が基本です。会社の都合などでどうしてもメールで連絡するしかない場合は、理由を説明し「申し訳ない」という思いが伝わるような内容にするといいです。
対処法3:出勤時間を明確に伝える
寝坊して会社を遅刻する場合は、出勤時間を明確に伝えるようにしましょう。これは、遅刻の理由を寝坊にする場合でも、他の理由にする場合でも同じです。 遅刻の理由とともに「〇時の電車に乗るので〇時には出社できます」「〇時には会社に着くので〇時の会議に間に合います」と伝えましょう。具体的な時間を伝えることで印象がよくなります。 会社を遅刻するとなれば同僚に迷惑がかかることがあります。重要な会議があると周りの人も「何時に来るんだ」とやきもきし、苛立ちや不信感の原因になってしまうでしょう。出勤時間を明確に伝えることで遅刻への申し訳なさと仕事への責任感が伝わりやすくなります。
対処法4:会社に着いたら「申し訳ない」という気持ちを表す
寝坊して遅刻した時は、会社に着いたらまず上司に挨拶し「申し訳ない」という気持ちを伝えるようにしましょう。ここでヘラヘラしたり冗談を言ってしまうと上司だけでなく同僚からも不信感を持たれてしまいます。 遅刻の理由が寝坊となれば上司から理由を聞かれることがあります。遅刻は勤務態度として評価されるので、何度も遅刻している人は上司からの指導が入る可能性が高いです。 1回の寝坊・遅刻で普段の勤務態度がいい人であれば「疲れているな」と多めに見られることもあります。その場合でも反省の気持ちを見せていることが重要です。
対処法5:寝坊を繰り返さない方法を考える
寝坊してしまったら、寝坊を繰り返さない方法を考えましょう。寝坊を繰り返して寝坊癖がつくと、遅刻や欠勤を繰り返して周囲からの信用を失います。 なぜ寝坊をしたのか、理由を探してみてください。寝坊の理由がわかれば、もう二度と寝坊しないためにやるべきことが見えてくるはずです。
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寝坊してしまった時の言い訳
寝坊をしてしまうと頭の中が真っ白になったり、一瞬状況がつかめずパニックになったりします。仕事やアルバイトの日に寝坊をしてしまえば、職場にどのような言い訳をすればいいか悩むでしょう。 正直に寝坊を伝えるか、他の言い訳を考えるという方法があります。ここでは寝坊してしまった時の言い訳の例を紹介します。
言い訳1:「朝突然体調が悪くなった」
遅刻や欠勤の言い訳の代表的なもの「体調不良」です。体調不良であれば「仕方ない」と思われやすいです。 「突然お腹が痛くなったので落ち着いてから出勤します」「電車に乗っていたら吐き気がして途中下車しました」「妻の体調が悪いので様子を見ていました」というのが体調不良の言い訳に使えます。 気をつけなければならないのは、この言い訳は何度も使うと不審に思われるということです。体調不良を言い訳に遅刻したのに会社で普段通りなのも怪しまれます。仮病がばれると信用をなくすので、どうしてもの時だけにしておきましょう。
言い訳2:「忘れ物に気づいて取りに帰った」
遅刻の理由を寝坊だとは言わず、忘れ物をしたことにする言い訳です。仕事に使うものや財布や定期だったら、遅刻してでも取りに戻るしかないと思うのではないでしょうか? これに近い言い訳で「財布を落とした」「定期券をなくした」というものもあります。財布を落としたことを言い訳にする場合には、会社でうっかり財布を出してコーヒーを買っているなんてことのないように気を付けてください。 もし誰かに見られてしまうと「あれは嘘だったんだ」と思われてしまいます。「落とした」「なくした」よりも忘れて取りに戻ったという言い訳の方が、バレにくいかもしれません。
言い訳3:「工事で迂回しなければいけなくなった」
車通勤の人に使える言い訳です。車通勤の場合、いつも通りに家を出ても道路工事に遭遇して遅刻しそうになったという経験がある人もいるのではないでしょうか? 電車通勤の人が電車の遅延を言い訳にするのは証明書を出すように言われたり、同じ電車で通勤している人がいるとバレてしまうので危険です。しかし車通勤で同僚が近所に住んでいない限りバレにくいと言えるでしょう。
言い訳4:正直に「寝坊した」と謝る
嘘の言い訳をするのが心苦しいという人は、正直に寝坊したことを伝えましょう。寝坊の常習犯だとあきれられてしまう可能性が高いですが、初めての寝坊や遅刻なら多めに見てくれることもあります。 寝坊すると頭の中が真っ白になったり、一時的にパニック状態になることもあるでしょう。そういう状態で無理に言い訳をして嘘をついてしまうとバレやすいです。上手い言い訳ができないと思ったら、正直に伝えて誠意を見せる方が信用を失いにくいです。
【寝坊対策】早起きする方法・コツ
寝坊対策にいいのは早起きを習慣にすることです。朝活という言葉があるくらい、早起きをして活動するのは心身ともにいいと言われています。早起きを習慣付けにすれば寝坊癖は治るでしょう。
方法1:寝る前に食べない
早起きをする方法は、寝る前に食べないことです。お腹がいっぱいの方が夜眠れると思っている人もいるのではないでしょうか? 実はそれは反対で、遅くとも寝る2~3時間前には食事を終えた方がいいのです。食事をとると身体は食べ物を消化しようとして働きます。そのため寝る前に食べると消化の方にエネルギーを使うので身体を休める方に集中できないと言われているのです。 寝る2~3時間前までに食事を終わらせておけば、朝空腹で目が覚めるようになります。睡眠中には身体を休めることに集中できるので、目覚めもスッキリするようになるでしょう。
方法2:翌日のスケジュールを決めておく
早起きの方法は、翌日のスケジュールを決めておくことです。特に計画性がなく寝坊しがちな人にはおすすめの方法です。 朝起きたら何をするのかを決めて、それにどれくらいの時間がかかるかを計算してみてください。そうすれば何時に起きなければならないのかが見えてきます。
方法3:朝起きたら日光を浴びる
早起きの方法は、起きたら日光を浴びることです。目覚まし時計を早く設定しても、眠気と二度寝の誘惑に負けてしまっては、また寝坊してしまいます。 まだ眠たいと思っても、窓を開けて日光を浴びてみてください。目が覚める上に、気持ちのいい朝の空気で気持ちもスッキリするでしょう。
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早起きの習慣をつけて寝坊癖を治そう!
今回は寝坊について原因や対処法を紹介しました。寝坊による遅刻は社会人としての信用を失うことになりかねません。時間にルーズだったり、計画性がないのは寝坊癖のある人の特徴です。 寝坊をして遅刻する場合はメールやLINEではなく、上司に電話で伝えましょう。時間を明確に伝えたり、出社したら遅刻で迷惑をかけたことへの反省の気持ちを伝えるようにしてください。 寝坊対策には早起きの習慣をつけるのがいいです。早起きできるようになれば自ずと寝坊癖も治ります。