最近、群れる男がこの世の中にはたくさんいるようです。
離れて見ていると群れてる男たちは子供っぽく感じてしまうものです。
男が群れているときはどのような心理状態なのでしょうか?
群れる男に対して対極にいるのは孤独なイメージの一匹狼の男です。イメージ的には群れる男と一匹狼の男を比べるとモテるのは一匹狼の男ように感じますが、その違いは何でしょうか?
群れる男の心理とは?
女性は群れるとよく聞きます。
ところが、最近はよく集団で過ごしている男子も見かけます。
これが群れている男たちです。
考えてみれば、小学生のときから男子も女子も群れていました。
そんな子供たちが大人になっても群れているのでしょう。
では、なぜ群れようとするのか?
一番の理由はいじめられたくない、仲間外れにされたくないからでしょう。
グループから孤立することに不安を覚えるからです。
日本人独特の考え方で、団体行動をとることで場を乱さないことが大事であるという教育を受けてきているので群れることは必然です。
昔から群れないことは孤独、孤立している状態で生命の危機と考えられていました。
そこから群れないことは良くない、群れから外れることは怖いという心理が働くようになりました。
また、独占欲が強い人にも多く見られる傾向です。
ほかの人を支配していたいという欲求が強くグループを支配したがります。
自分の居心地の良い場所を作りたいのです。
楽しくいたいと言う人も群れる傾向にあります。
一人でいるより集団でいるほうが楽しいことが沢山できるからです。
無責任感な人や信念を持たない人も群れたがります。
自分の考えがないので、グループの意見に流されやすく、周りに合わせていれば自分がいじめられることもなく安全という心理が働きます。
自尊心が低い人も群れに入ろうとします。
それは自尊心が低いと人に認められないから安心できない、一人では何もできないと考えるからです。
同じような考え方の人で集まりますので、そのグループにいると楽に過ごせます。
俗にいう類は友を呼ぶという状況です。
群れるということは、協調性があると言い換えられますが、要は一人では何もできない人が集まって、みんなでいると安心するからという心理が働いているのです。
群れる男はモテない?
群れる男は好きか嫌いかを女性に聞いたところ、8割の女性が「嫌い」と答えたそうです。
その理由は
女々しく見える。
一人では何もできないように見える。
内弁慶のように感じる。
強い人にへつらい弱い人に威張りそう。
男性ばかりで集まっていると話しかけづらい。
などがありました。
少数ですが、協調性がありそう、友達が多いと言う前向きな意見もありました。
理由や目的があって集団を作ると言うのとは違い、一人だと何もできないのに群れていると強気になる、その場の雰囲気に流されて自分の意見も主張できない、持っていない、そういう弱さを女性は直感的に見抜いているのかもしれません。
群れる男よりも一匹狼の男がモテるのなぜ?
一人狼と言うとどのようなイメージを持ちますか?
群れなくても一人で何でもこなしてしまう。
孤独を楽しむなどかっこいいイメージがありますね。
確かに群れる男より一匹狼の男のほうがモテるように見えます。
では、一匹狼の男がなぜ群れる男よりモテるように見えるのか、その理由を調べてみました。
モテる理由1 自由である
群れることが苦手な一匹狼の男は協調性に欠けていますが、その分、個性的に物事を考え柔軟に対応することができると言えます。その場その場で臨機応変に対応できるのが危機管理ができると言う安心感を与えるのでしょう。
モテる理由2 クール
一人で行動するということはどのような状況でも一人で考えなくてはいけないということです。
つまり、何かあっても人の力を借りれないので常に落ち着いて考え行動しなくてはいけません。
強い精神力や信念を持っていないとできないことです。
モテる理由3 ミステリアスな雰囲気
一匹狼の男は自分から無駄話をしない、必要以上に自分をアピールすることはせず聞かれれば答える程度で寡黙なイメージがあります。
女性から見るとミステリアスに感じます。
モテる理由4 ぶれない
群れる男は流行や周りの意見に左右され他人の評判を気にし、言動と行動が伴わないことが多々あります。
一匹狼の男は周りの意見や流行を取り入れながらも「ここは譲れない」という信念を変えない、軸がぶれない生き方をしているように見えます。
モテる理由5 深い人間関係
群れる男の交友関係は広く浅くになりがちです。沢山の知り合いがいますが、そのほとんどが顔見知り程度の関係で終わることが多いです。
不必要な交友関係を広げることを好まない一匹狼の男は、狭いながらも深い人間関係を大切にするので多くの人から信頼を得て慕われます。
モテる理由6 愚痴を言わない
群れる男は仲間外れにされるのを極端に嫌う以上に、恐れを持っています。
楽しいから群れていることもありますが、仲間外れにされるのが怖いから群れている場合は人間関係に悩み弱音や愚痴を周りに話す傾向が強いようです。
自分の基本となる軸がぶれず、そのため孤独を受け入れ恐れず行動するのが一匹狼の男です。それは精神力が強く信念を持っているからで、群れる男のように弱音や愚痴を人前で話すことはありません。
モテる理由7 恋愛も長続きする
群れる男は自分が傷つくのを恐れるので人間関係が浅く広くなりがちです。
恋愛も真剣なものになりにくい傾向にあります。
一匹狼の男は自分のルールや時間も大切にしていますが、二人で会うときは無駄がなく時間を過ごすものです。
その二人の関係はとても深く一生モノと言えるでしょう。
一匹狼の男は人と一線を画し付き合いづらい面もありますが一度、理解し信頼を得ると一途で深く長い付き合いができます。
女性から見ても精神的に強く包容力があり、この人に任せても大丈夫と言う信頼、そして何よりも一匹狼の男が自分だけを愛してくれると言う安心感を感じさせてくれるのがモテる理由と言えるでしょう。
群れる男と群れない男の違いは?
群れる男と群れない男の違いはズバリ「信念を持っているかいないか」ではないでしょうか。
信念を貫こうとすると孤独になることもあります。
反感を買うこともあるでしょう。
それでも強い信念を持って自分を通すということは勇気がいります。
それが一匹狼の男の特徴であり、強い信念、ぶれない軸を持っていることは結果的に深い信頼を得ることになります。
また一匹狼の男は人を助けても、自分のことは人に相談せず他人の力を借りずに自分でやり抜きます。
群れる男は自分の信念を持たず、周りに流され何も考えずに楽に生きている印象が強くあります。
群れる男にもそれなりの悩みなどがあるでしょうが、群れていることによりチャラチャラしているように感じられ、人間が軽く見られがちです。
本人もそれを自覚し、そのように行動をしてしまう傾向にあります。
それが他人にもわかるので結果、信頼されない状況を作り出しています。
また、群れる男は責任感があまり無いように見受けられます。
実際に群れていると責任の所在がはっきりしませんし、個人の意見ではなく集団の意見になるため、直接的に批判を浴びることが少なくなります。
これが責任を取らずに済むと言う楽な状況を作り出す構図になります。
このように、群れる男は一匹狼の男よりどうしても軽く見られがちで信頼されないと言うことになります。
群れる男から脱却するには?
集団でいると自分で考えなくても良い、居心地が良い、寂しくないなど生きていく上で楽に感じます。また、群れから抜けることは一人になると言う今まで経験してこなかったことを経験しなくてはいけないと言う不安から、群れる行動をやめることは難しくなりますが、集団でいることに疲れることもあります。
群れると言う行動から脱却するにはどうしたら良いのでしょうか?
決断力を付ける
周りの目や評判を気にしていたらキリがありません。優柔不断な態度を取らず、自分で決断して実行してみましょう。
寡黙になる
余計なことは言わない、聞かないをまずは実践してみてください。
人と話すときは自分の話、自慢話、愚痴、弱音を言わない、人の話を聞くときは余計な質問、アドバイスはしないを心掛けてみてください。
一匹狼の男になりたければ、聞き上手になることが大切です。
人間関係を整理する
浅く広いだけの無駄な人間関係をやめ、自分にとって信じられる少人数と深く付き合っていくことによって、周りの信頼を得ます。
少人数で良いので親友を作りましょう。
信念を持つ
周りの人の意見に左右されて自分の意見をコロコロ変えていては自分がないと見えてしまいます。
周りの意見は取りあえず聞いておき、その意見を取り入れつつも自分の信念は変えず軸がぶれないようにしましょう。
群れる男から脱却する方法をいくつか挙げてみました。
群れになれていると群れから外れることは恐怖ですが、一歩踏み出すことが大切です。
群れる男から一匹狼の男へ
いかがでしたでしょうか?
人は古来から群れて生活していくことが生きていく上での手段でした。
現代は形は変わりましたが、群れて生きていくことはその人の安全を意味しています。
群れていればいじめられない、責任の所在があいまい、寂しくない、楽に生きていけるなど理由は様々でしょう。
しかし、群れずに生きていくことは自分の信念を貫き、周りの目を気にしないで済む分、生きやすいのではないでしょうか。
群れないと孤独になる怖さや不安に思うこともあるかもしれませんが、一人でしか経験できないこともたくさんあります。
一人だから考え、発見することもたくさんあるでしょう。
信念を持って軸をぶらさず生きていくことで、自然と群れる男から抜けだし、一匹狼の男を目指せるのではないでしょうか。
ぜひ、自分らしい生き方を選択してみてくださいね。^