世話焼きな人の5つの特徴とその心理。世話を焼いてくる人の対処法!

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世話焼きの人との付き合いは、案外大変さを極めることです。あなたも周りには世話焼きな人がいませんか?今回は、世話焼きな人の特徴や心理について考察し、さらに、それらにもとづく世話を焼いてくる人の対処法を考えてみましょう。あなたなりの上手な対処法を見つけてください。

目次

あれもこれもと世話を焼いてくる人に困っているあなたへ

あなたは世話焼きな人に困ってはいませんか。 たとえば、悩んでいる時や途方に暮れている時、さりげなく的確なアドバイスをくれるような人が自分の周りにいてくれれば、とてもありがたいと感じるでしょう。しかし、あまりにも過剰な世話焼きの人にはいささか困り果ててしまいます。 そこで今回は、あれもこれもと世話を焼いてくる人に困っているあなたのために、世話焼きの人の特徴や世話焼きの人の対処法などをご紹介します。

世話焼きの意味とは?世話焼きな人ってどんな人?

あなたもおそらく想像がつくでしょうが、世話焼きとは人の面倒をみるのが好きのことであり、世話焼きな人とはこのように人の面倒をみるのが好きな人のことを指していいます。 これらの「世話焼き」や「世話焼きな人」の言葉からは、一見悪いイメージは浮かびません。むしろ、それらには良い意味が込められているようにさえ感じられます。なぜなら、世話を焼くことが、相手に対する好意的感情から起きる行動だと感じるられるからです。 たとえば、あなたが困っている時に「どうしたの?大丈夫?」などとさりげなく声をかけられ、色々と世話を焼いてもらえれば、「この人は、困っている人をほっとけない、心の優しい人なんだ」と、その人の好意や気遣い、人柄に感謝の念を抱くことでしょう。

しかし、あまりにも恩着せがましい世話の焼き方をされると、感謝の念どころか、むしろ放っておいてもらった方がありがたいとさえ感じ、一度そのようにされると二度と世話など焼いてくれるなと、これまでとは反対の目でその人を見るようになります。 世話焼きな人には、大きく分けて2通りの性格があると考えられます。1つは、心の底から相手のことを想い、純粋に困っている人を救いたいという他愛が強い性格の人です。そして、もう1つは、人に世話を焼くことで自分の欲求を満すことを目的とする自愛の強い性格の人です。 誰にでも自愛や他愛の性格は兼ね備わっていますが、問題はそれぞれのバランスの度合いにあります。他愛の心が強い人は、純粋に相手を助けたいと感じて世話を焼くので、世話を焼かれた側も純粋にその世話を受け入れることができます。

一方、あまりにも自愛に偏った性格の人は、相手を思いやりたいというよりも、むしろ、世話を焼くことで相手に感謝されたいなど、見返りを期待する気持ちが強く働きます。 そのことで、世話を焼かれた側は、そのような世話焼きの人を恩着せがましく感じて、ありがたさどころか疎ましさえ感じてしまいます。 つまり、他愛の強い人は、人そのものが好きで世話を焼くのであって、決して世話をすることが好きなわけではありません。過剰な世話はその人のためにならないことを心得ているので、状況によっては相手を突き放すことさえあります。

これに対して、自愛の強い人は、人そのものが好きで世話を焼くのではなく、自分の可愛さゆえに自らの満たされない欲求を満たしたいがために、人に世話を焼くといっても過言ではありません。 このような人こそが本当の「世話焼きな人」であり、彼らには、人を思いやるという優しい気持ちなど微塵も感じられません。 それでは、後者の「世話焼きな人」の特徴を具体的に考えてみましょう。そうすることで、世話焼きな人とは本来どのような人なのかがよりはっきりわかります。

世話焼き人の5つの特徴

まず、世話焼きの人は、以下に説明するような自分本位な行動をとりたがります。なぜなら、先述したように、彼らの世話は、「世話を焼くことで自分の欲求を満たしたい」という、自分勝手な動機にもとづきおこなわれているからです。 その結果、世話焼きな人の周りのほかの人からは疎ましく感じられてしまいます。やがて、世話焼きにな人の周りから常識的な人が去り、精神的に未成熟な人だけが残るようになります。

「的外れな世話を焼く」

世話焼きな人は、的外れな世話を焼くことが往往にしてあります。 なぜなら、世話を焼く動機があくまで自分本位であるため、相手の求めていることに世話を焼くというよりも、自分の欲求を満たすため世話を焼くことが必要だと判断するからです。 たとえば、相手のことを思って世話を焼くなら、まず、世話を焼かれる側の意向に耳を傾け、何をしたら相手のためになるかを判断して実行に移します。 しかし、自分本位な世話焼きな人は、どのような世話を焼いたら相手に感謝されるだろうかが世話を焼くか焼かないかの判断基準になるため、相手の意向などほとんど関係ありません。その結果、的外れな世話を焼くこととなってしまいます。

「世話を焼いたことをアピールする」

世話焼きな人は、やたらと世話を焼いたことを世話を焼いた側や、それ以外の周りの人たちにアピールしたがります。 なぜなら、世話を焼いたことをアピールすることで、それらの人たちから尊敬の目で見られると勘違いしているからです。 たとえば、本当に相手のことを思って世話を焼く人は、世話を焼いて相手が安堵の気持ちになることで全ては完了します。それ以上、世話を焼いた人やそのほかの人たちに何も求めることがありませんし。そうする必要もありません。

しかし、世話をアピールする人は、そのことを世話される側や周りの人に「報告」をして、「あなたは偉い」「良く人の世話ができたね」などといわれることで、はじめて世話を焼いたことが良かったと確認ができ、自分の気持ちがおさまるからです。 要するに、世話をアピールする人には、精神的に大人になりきれない人が多いということが考えられます。

「世話を焼いたことの見返りを期待する」

世話焼きな人は、必ずといっても過言ではないほど世話を焼いたことに対して見返りを期待します。 なぜなら、世話を焼いたことをアピールする人と同じく、世話を焼かれた人から見返りを受けることでしか世話を焼いた意味を確認できないからです。 たとえば、もし、世話焼きな人が見返りを受けられなければ、彼らはいつまで経っても自分の気持ちがおさまることがありません。 したがって、「ありがとう、あなたのお世話によってとても救われました」「あなたに助けてもらわなければ、私はどうなっていたかわからない」などの、大げさな言葉や、具体的な恩返しの行動などでの見返りを要求します。

「世話を焼いてもらうことを断ると不機嫌になる」

世話焼き人は、世話を焼いてもらうことを断ると突然不機嫌になる人がいます。 なぜなら、自分本位の動機から世話を焼くので、世話を焼かれる側の目線ではなく、世話を焼く側の目線で世話を焼くからです。 つまり、「あなたのためにしてあげてる」いう思い上がりの目線で世話を焼くので、もし、断られた場合には、相手側に世話を焼くことで感じれらる優越感を、木っ端微塵に踏みにじられると勘違いするからです。

たとえば、純粋に相手のことを考える世話焼きの人は、たとえ世話を焼くことを断られても不機嫌にはなりません。むしろ、この人は世話を焼くほど困ってはいないと気持ちをなでおろします。 世話を焼かれる側も、そのような人には極力迷惑をかけたくないと、相手への思いやりの念を持って穏やかに断ることを心がけます。

「世話を焼くことで周りから厄介者と思われる」

以上に挙げた世話焼きの人がする4つの行動が原因となって、世話焼きな人は、世話を焼くことで周りの人から厄介者と思われて、やがては疎ましく感じられてしまいます。 なぜなら、これまでご紹介したように、世話焼きの人が世話を焼く動機は、相手側のためではなくあくまでも自分の欲求を満たすための行為に過ぎないからです。いつしか、世話を焼かれる側はそのことを敏感に察知し、世話焼きな人が世話を焼くことにほとほと愛想が尽きてしまいます。 やがて、世話焼きな人がやってくると、もう世話を焼いてもらうのは勘弁とばかりに世話焼きの人を厄介者と感じるようになります。そのことは、一般的な常識人にとっては当然のことであり、世話焼きな人は1日でも早く自分の身勝手な動機に気づくことで、世話焼きを卒業することができます。

いかがですか。世話焼きの人の特徴が理解できましたか。さらに、世話焼きの人を深く知るために、世話焼きな男性の心理と世話焼きな女性の心理に分けて、世話焼きの人について考えてみましょう。 あなたの周りの世話焼きの男性や世話焼きの女性を実際に思い浮かべれば、「世話焼きな男性の心理ってこうなんだ」「世話焼きな女性ってこんなことを感じてたんだ」と、思わず納得させられるでしょう。

世話焼き人の心理とは?

これまでご紹介したように、私たちの周りには世話焼きな男性や女性が少なからず存在します。あなたも身近に思い当たる世話焼きな人がいるのではないでしょうか。 一見親切に感じられるこれら世話焼きな人たちは、世話を焼くという行為に対してどのよなことを感じているのでしょうか。わかりやすく理解するために、男女別に考えてみましょう。

世話焼きな男性の心理

世話焼きな男性は、時にとても頼もしく感じられます。あまりの親切な世話焼きにより、世話を焼かれる側の女性は、ついついこの人に大きな関心を寄せるようになることもあるでしょう。 しかし、いわゆる「世話焼きな男性」と呼ばれる人には、これまで同様に自分本位な動機によって世話を焼きたがる男性がいます。 特に、女性に対して人一倍世話焼きな男性の心理には、相手の女性を思いやるという優しい心理よりも、下心に裏打ちされた自分本位な動機が見え隠れします。 たとえば、世話焼きな男性が執拗に気になる女性に世話を焼くことで、相手側の女性が迷惑に感じても世話を焼くことをし続けます。

なぜなら、世話焼きの男性は、女性の意思に関係なくその女性をものにしたいという、下心による自分本位な欲求を満たしたいがための心理があるからです。 もちろん、そのような一見強引に見える男性に好意を寄せる女性はいます。しかし、成熟した大人の女性であれば、世話焼きの男性の下心を敏感に察知して、世話を焼かれるのが迷惑なことを相手に悟れらないようにそれとなく断ります。 その時、相手の女性の断りに対して不機嫌になれば、その男性は、自分本位な心理の持ち主の世話焼きの男性です。たとえ、一時的に不機嫌になっても、気を取り直して笑顔で女性の断りを受け入られる潔い男性であれば、相手の女性のことを思いやれる心の優しい心理の持ち主といえるでしょう。

世話焼きな女性の心理

一般的に、男性の世話焼きよりも、女性の世話焼きの人の方が身の回りには多く存在します。あなたの身の回りはいかがでしょうか。 なぜなら、女性には本来兼ね備えている「母性本能」の心理が大きく働くからです。母性本能とは、自分よりも弱い人を放っておけない、困っている人を見過ごしたくないといった、女性特有の心理です。 もちろん、少なからず男性にもそのような心理がありますが、女性と比較した場合にはその度合いの違いは一目瞭然です。赤ちゃんをこよなく愛する姿勢や、可愛いマスコットや小動物などを慈しむ態度は、男性の比ではありません。 このほか、女性は体力的にも男性より劣るので、か弱さを演じたり世話を焼くという手段を講じることで、意中の男性を射止めるために世話焼きになる女性も多くいます。

そのことは決して悪いことでなく、そのような女性を愛おしく感じる男性は多くいて、その結果お互いに好意を寄せ合うことを、日常多くの男女が経験していることでしょう。 また、これは男性にも見受けられることですが、お世話を焼くことで自分の劣等感を満たしたいという心理の女性も存在します。このような女性は、先述したような自分本位の動機による世話焼きなので、世話を焼かれることを断ると不機嫌になることがあります。 なおかつ、過剰な世話焼きによりお節介者として周りの人から疎まれることのあるので、その女性の行動や態度をつぶさに観察すれば、そのような心理の持ち主の女性であるかが理解できます。 それでは、このような世話焼きな人が周りにいる時には、どのどのように対処したら良いのでしょうか。

世話焼きな人の対処法

世話焼きな人は、自分が世話焼きだとは感じていません。これまで再々ご紹介したように、世話焼きなの多くは、自分本位の動機により世話を焼くからです。したがって、世話焼きな人への対処法は、とてもデリケートに対処することが肝心になる場合があります。

世話を焼かれることをはっきり断る

勇気を持って世話を焼かれることをはっきり断ることは、世話焼きの人の対処法としてはとても有効です。 なぜなら、世話焼きな人は自分が世話焼きだとは微塵も感じてはいないからです。そのことをはっきり伝えることで、相手に世話焼きであることを自覚させることが期待できます。 しかし、世話焼きを断る際には、その人が不機嫌になったり、ひどい場合には逆ギレして悪態の一つでもつかれることを覚悟する必要があります。

もちろん、あなたの断りを素直に受け入れてくれる人もいるでしょう。その人は、自分本位な動機に基づいて世話焼きをするのではなく、相手に対する思いやりで世話を焼きたいをいう心理を持っている人です。このような人なら、その後の人間関係に支障をきたすことはありません。 一方、不機嫌になったり逆ギレする人は、自分本位の動機で世話焼きをするので、たとえそうような態度を取られても、決して動じることなく、今後その人との付き合いをやめるか、ある程度距離を置いて付き合うことを心掛けましょう。 そのような世話焼きの人も、あなたのはっきりし態度を目の当たりにすることで、以前にのようにあなたに世話焼きすることはないでしょう。あなたとの距離を徐々に空けつつ、他の人へとターゲットの矛先をチェンジします。

世話を焼かれないような状況をつくる

もし、世話焼きな人があなたの近くに寄ってきて、何らかの世話焼きをしようとしたら、それとなく話の話題を変えるなり、その場から何気なく去っていくことで、世話を焼かれないような状況をつくりことを心掛けましょう。 最初のうちは慣れないことをすることで自分にぎこちなさを感じたり、世話焼きの人に後ろめたさを感じることもあるでしょう。 しかし、そのことを継続して実行することで、世話焼きの人があなたとの距離を徐々に広げたいくことが期待できます。

もちろん、はっきり断った方が即効性はありますが、そのようにすることの抵抗を感じる人や、世話焼きをそれほど迷惑に感じない人には有効な対処法です。 それでも、あなたの優しい気持ちにつけ込み世話焼きがエスカレートするなら、思い切ってはっきり断るか、次にご紹介する対処法をおすすめします。

世話焼き以外の人をそれとなく利用する

世話焼きをはっきり断れない人や、世話を焼かれないような状況をつくるのが苦手な人は、他の人の力を借りることが有効な対処法となります。 たとえば、世話焼きな人があなたに世話を焼き始めたら、「私の尊敬するあの人は別の方法をすすめてくれたので、それを試してみたい」「恋人にアドバイスされた方法ほやってみます」などと、さりげなく第三者の意見を世話焼きの人に伝えましょう。 あなたの尊敬する人や好きな人の意見であれば、世話焼きの人は、渋々あなたに対する世話焼きを断念することが期待できます。それでも、「私のやり方が気にくわないの」といわれれば、これ幸いとばかりに世話焼きの人との関係を断つきっかけがつくれます。

世話焼きの人との関係を改善させるには、今までと同じ態度では何も変わることが期待できません。あなたなりの世話焼きの人への対処法を実行することが大切です。 このように、世話焼きの人は、彼ら自身の原因により他の人から厄介者扱いされて、やがては周りの人から距離を置かれてしまいがちです。それでも、世話焼きの人の周りには、彼らと相性の良さそうな人が集まり、仲よさそうに話をしたりしているのを見かけます。 果たして、世話焼きな人を相性の良いタイプとは、どのような人がいるのでしょうか。

世話焼きな人と相性の良いタイプは?

意外に感じるかも知れませんが、世話焼きの人と相性の良いタイプに、「だらしない人」を挙げることができます。 これまでご紹介したように、世話焼きな人は、尊敬の念で見られたいために相手側に世話を焼きます。一方、だらしない人は、自分で何もすることができないので世話をされるのが大好きです。そして、世話をされたことに対して、世話焼きな人に「ありがとう」と感謝の言葉や態度を示します。 つまり、世話焼きな人とだらしない人は、常に利害が一致するので、見た目にはとても相性が良いように見受けられます。 たとえば、世話焼きの女性とだらしない男性のカップルを思い浮かべてみてください。世話焼きの女性は、女性が本来兼ね備える母性本能も相まって、だらしない男性の世話をするのがたまらなく好きです。

「この人、何もできないから私が世話をしてあげなければ」と、使命感にも似た強い想いでだらしない男性の世話を焼きます。 一方、だらしない男性は、自分では何もする気がないので、これ幸いとばかりに世話焼きの女性の世話を一身に受けるようになります。そして、本心ではない口先ばかりの言葉や態度で、世話焼きの女性に感謝を表現します。 このようなカップルは、はたから見ればとても相性が良いように見えます。しかし、お互いが子供のように精神的に依存し合う関係であり、成熟しあった大人の関係ではありません。 このような関係は、お互いにとって発展的な良い関係ではなく、むしろ、お互いの傷を舐め合うような閉鎖的な悪い関係といえるでしょう。

あなたなりの上手な対処法を見つけましょう

世話焼きな人は、おそらくあなたの身近にもいるので、決して関係を避けて通ることができません。できれば、付き合わないで済む方法を見つけたいと考えてしまいます。 しかし、世話焼きの人が同じ職場や近所にいれば、少なからずとも何らかの付き合いをせざるを得ません。世話を焼いてもらうことをはっきり断ることができれば、それほど深刻に考える必要もないでしょう。 あるいは、こちらが我慢し続けて付き合いを継続する方法もありますが、それではストレスが溜まる一方で、いつかは我慢の限界がやってくるのが目に見えています。 そのような深刻な事態にならないためにも、あなたなりの世話焼きな人への対処法を見つけて、上手に関係を結ぶことが大切です。また、一人で悩むことなく周りの人と相談しながら、良い解決方法を見つけることもとても大切な対処法といえるでしょう。

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