舌足らずの本当の意味をご存知でしょうか。実は「舌が短い」ということではないんです。舌足らずの女性はモテるといわれますが、同性からは敬遠されたり、否定的な反応を受けることもあります。そんな舌足らずの原因やデメリット、治し方やトレーニング方法を探っていきます。
舌足らずの意味とは?
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「舌足らず」には「舌足らずな話し方」という意味と「言葉が舌足らず」「舌足らずな文章だ」という意味として使われる場合があります。
「舌足らずな話し方」とは舌や口の周りの筋力の低下や舌の緊張などが原因となって舌を滑らかに動かすことができず、クリアで正確な発音ができない状態のことです。舌が正確な位置や動きができないため、発音しにくい言葉があったり、自分の意思が正確に伝わらなかったりなど、生活に支障をきたすこともある話し方を意味しています。
また「言葉が舌足らず」や「舌足らずな文章だ」というのは、舌足らずの人は話しても意味が十分に伝わりづらいため、言葉が足りていない文章に対して舌足らずという意味で使われることもあります。
滑舌が悪くはっきりと発音できない状態のこと
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舌足らずの原因は様々ありますが、共通しているのは滑舌が悪くはっきりと正確に発音することができないということです。そのため言葉が聞き取りづらく相手にきちんと意味が通じないことや、何度も聞き返されてしまうこともあります。そんな経験を何度もするうちに舌足らずの人は話すことがコンプレックスに感じてしまいます。
舌足らずな人は、自分の言葉が通じないという経験を重ねることで自信を無くしていきます。自信を無くすと声が小さくなり、はっきりと発言することができなくなります。また口を大きく開けて話すことをためらってしまうことで、さらに声がこもり聞き取りにくくなるため、さらに相手に自信のない暗い印象を与えてしまいます。
サ・タ・ラ・ナ行の発音ができない
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舌足らずの人は「サ・タ・ラ・ナ」行の発音が特に不明瞭になってしまうという特徴があります。人によって違いはありますが、「サ・タ・ラ・ナ」行は舌を持ち上げてから発音するためクリアに発音することが難しくなります。これは、舌が緊張していたり、舌の筋力が低下することで滑らかに舌を動かすことができないことが原因の一つとなっています。
舌足らずの人は「さ」を「しゃ」と発音してしまうように、正確な発音ができないため会話が聞き取りづらく、自分の意思を正確に伝えることができません。舌の動きに原因があると正しい発音ができなくなってしまうためです。
周囲からすれば可愛いと感じる場合もありますが、舌足らずの人には自分の伝えたいことが上手く伝わらずに悩んでしまう人も多くいます。
さまざまな場面で生活に支障を来たすことがある
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舌足らずの人は舌を正確に動かすことができないため、正確な発音をすることができません。そのため何度も聞き返されることで会話が中断されることが多くなります。また、何度言いなおしても正確に発音できないため意味が伝わらず、会話がスムーズに成立しないということもあります。
スマホやパソコンなど文字を打たずに入力することができる音声認識ソフトが普及しています。スマホやパソコンに向かって話す言葉を文字にしてくれるので、文字を打つ必要がなくとても便利なソフトです。
ですが、舌足らずな人は正確に発音することができないため、音声認識ソフトが言葉を聞き取ってもらえないことが多くあります。せっかく便利なソフトでも滑舌の悪い人には意味のないソフトになってしまうのです。
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その他にも、自分の意見をしっかり伝えられず仕事でトラブルになったり、表情が乏しくなるため印象が悪くなったりと、舌足らずが原因となって生活に支障をきたすこともあります。
舌足らずの原因
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「舌足らず」とは、舌が短くて十分に足りていないという意味からきています。ですが、舌足らずの原因は舌が短いということだけではありません。舌が十分に足りていないということは「十分に機能していない」という意味もあります。
舌足らずの原因には生まれつきの舌の状態や舌の筋肉が衰えの他にも舌の緊張、精神的な影響などいろいろなことが関わっています。舌足らずの治し方の前にまずは原因を詳しく探っていきます。
舌の筋力が衰えている
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舌足らずで滑舌が悪い原因としてあげられるのが舌の筋肉の弱さです。正しい発音をする時は、舌を正しい位置に正確に動かすことが必要になります。舌の筋肉を弱っている人は、舌をスムーズに動かすことができないため正しく発音することができません。また、長く話しているうちに舌が疲れてしまいさらに滑舌が悪くなったり、噛んでしまったりします。
口を閉じた状態で舌が上あごについていない人は舌の筋肉が弱っている可能性が高いといえます。通常は上あごのへこんでいる部分に舌が収まるようになってます。口を閉じた時に舌先が上の前歯に触れ上あごに舌が触れない人は筋肉が弱ってきています。さらに弱くなると舌先が下の前歯に触れ舌が下がっている「低位舌」という状態になります。
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「低位舌」になると発音や滑舌が悪くなるだけでなく、顔のゆがみや二重あご、口臭、歯周病、いびきなど美容や健康面でトラブルの原因となってしまいます。さらに「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こす原因ともいわれています。
舌小帯が短い
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舌の裏側には舌小帯というヒダがあります。生まれつきヒダが短い場合やヒダが舌の先近くまでついている場合を「舌小帯短縮症」といいます。舌小帯短縮症の人は舌を前に突き出した時に、舌先が引っ張られてハート型になります。舌小帯が短い人は舌をうまく動かすことができないため、滑舌が悪く舌足らずな話し方になってしまいます。
舌小帯短縮症は舌をどれだけ上にあげられるかによって、軽度・中等度・重度に分けられています。軽度の場合はそれほど支障はありあせんが、中等度以上になると発音障害や摂食障害などの原因となります。舌小帯短縮症の治し方は舌を動かすトレーニングですが、改善がみられない場合や重度の場合はヒダを切る手術などの治し方しかない場合もあります。
舌が緊張している
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大勢の前で発表したり、新しい環境に踏み出したりする時、緊張して体や表情が固くなってしまうことがあります。そんな時は滑舌が悪くなってしまったり、噛んでしまったりと言葉がスムーズに出てこない、はっきりと発音できなくなり意味が通じなくなる人もいます。
緊張で体や顔が固くなると、舌も同じように固くなってしまいます。そのため舌に不要な力が入ってしまい動きに変な癖が出てしまったり、正確な位置に動かすことができなくなるため正しい発音ができなくなってしいます。緊張している時の治し方としては、発声練習や舌回しなどで緊張をほぐしてあげることが効果的です。
舌足らずのデメリット
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女性の舌足らずな話し方を可愛いと感じる男性は多く、舌足らずの女性はモテるイメージがあります。ですが舌足らずの人は、何度も聞き返されたり、幼いイメージをもたれたりと辛い経験をしています。滑舌の悪さがコンプレックスとなり、人と話すことが苦手になってしまう人もいます。そんな舌足らずの人のデメリットについて探っていきます。
①幼稚な印象を与えてしまう
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舌足らずの人は正確に舌を動かして発音することができないため、ゆっくりとたどたどしいしゃべり方をしてしまいます。また、正しく発音できないため自分の意見をしっかり伝えられなかったり、きちんと説明できなかったりといった特徴があります。
また、舌足らずのしゃべり方で自分の意見を一生懸命伝えようとする姿は、幼い子供と話しているような印象を与えてしまいます。
特に社会人になってからは、正確に発音できない舌足らずなしゃべり方や滑舌の悪さは、相手に良い印象を与えることはありません。電話対応や会議の場では舌足らずな話し方は幼すぎる印象を与えてしまい、正確に意味を伝えられないことは仕事をするうえでは支障をきたす可能性が高くなるといえます。
②外国語の習得が難しい
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外国語には日本語にはない音や特徴的な発音、日本語とは違う舌の動きをしなければならない単語も多くあります。舌を滑らかに動かすことが難しい舌足らずの人には英語の習得は難しいことです。
舌足らずな人は英語の発音が上手いという人もいますが、それは滑舌の悪さが外国語の微妙な発音に偶然近づく場合もあるためで、全ての活舌の悪い人に共通するわけではありません。
また単語の発音はできても英会話は苦手という人も多いようで、特別な発音に苦労してしまうためです。舌足らずの人や滑舌が悪い人が外国語を習得するには、日本語と同じように滑舌をよくするトレーニングが効果的です。
③自信を持って人と会話できない
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舌足らずの人は会話の途中で何度も聞き返されたり、自分の意思が伝わらなかったりということがよくあります。正確な発音ができないため、相手に意味が通じにくいためです。また、可愛い舌足らずな話し方をからかわれることもあります。そんな経験を何度も繰り返していると、次第に人と会話することが苦手と感じるようになります。
人前や会議など大切な場面で話さなければならない時に、普段よりも滑舌が悪くなる、噛んでしまうという経験が多いのも舌足らずの特徴です。普段から舌を滑らかに動かすことができないうえに、緊張することでさらに舌や口の筋肉が固くなり動きが悪くなってしまうためです。
前述のとおり失敗を繰り返すことで人前で話す自信を無くし、口を大きく開けずに小さな声で話すようになります。さらに聞き取りにくいという悪循環に陥ってしまうのです。
舌足らずの治し方
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会話が成り立たない、何度も聞き返されるなど、舌足らずで悩んでいる人の多くは「治したい」「治し方を知りたい」と思っています。「舌足らず 治し方」で検索すると様々な治し方を見つけることができます。共通している治し方は、舌や口周りの筋肉を鍛えることが効果的ということです。
筋トレなので即効性はありませんが、毎日続けることで舌の筋肉が鍛えられて滑舌の改善効果が期待できます。すぐに実行できる簡単な舌足らずの治し方を紹介していきます。
舌回しをする
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舌足らずの人は舌を滑らかに使うことができないことが原因の一つとなっています。舌を滑らかに動かすには、舌や口の周りの筋肉を鍛えることが大切になります。そのため治し方として、まずは舌を鍛える方法を紹介します。
口を閉じたまま下唇と下前歯の間に舌先を入れます。舌先で歯茎をなぞるように1周します。口の中を大きくなぞるように回すことを意識しながら左右各10回行います。20回以上できない人は舌の筋肉が衰えている可能性があります。今まで使っていなかった筋肉をいきなり使いすぎると逆に痛めてしまうので、無理のない程度で毎日続けることが重要です。
舌を動かすと舌だけでなく口の周りや頬の筋肉も使うため、ほうれい線が薄くなったり、左右のバランスが整ったり、フェイスラインにも効果が期待できます。口角が上がり舌がほぐれて動かしやすくなるため舌足らずや滑舌の悪さをを改善してくれます。
左右の歯を均等に使ってガムを噛み続ける
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舌足らずの治し方としてガムを噛むのも効果的です。ガムを噛むことで咀嚼筋(そしゃくきん)が鍛えられると口が動かしやすくなります。舌だけでなくあごや口の周りの筋肉が鍛えられることで舌足らずや滑舌を改善する効果が期待できます。
簡単な方法ですが一日中ガムを噛んでいればいいのかというとそうではありません。注意点としては左右均等に噛むこと、長時間噛み過ぎないことです。口周りの筋肉はどちらかに偏らないよう均等に鍛える必要があります。
偏った鍛え方をすると逆に滑舌が悪くなる原因にもなります。さらに口周りのバランスが悪くなりフェイスラインが崩れる原因にもなってしまいます。
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ガムを噛むことで口の中全体を鍛えることができますが、長時間ガムを噛み続けることであごの筋肉を痛める可能性もあるのでやりすぎには注意してください。一度に長時間続けるよりも、毎日定期的に続けることが舌筋を鍛えるためには重要です。
舌をリラックスさせる
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舌足らずの人は聞き直しをされたり、思っていることを伝えたりすることが上手くできないため「しっかりはなさなくては」と強く思ってしまいがちです。話す時に緊張してしまうと、表情や口周りが固くなってしまいさらに舌を動かしにくくする原因になります。舌足らずを改善するには舌をリラックスさせて動きやすくすることが大切です。
舌をリラックスさせるには発声練習や舌を動かすことが効果的です。さらに、手のひらを握ったり開いたりと体を動かしながら行うと体全体をリラックスさせることができます。
パソコンやスマホなどを長時間つづけると肩や首、目の周りの筋肉が凝ったり、緊張したりします。そうすると顔や舌の筋肉も固くなってしまうため舌足らずの原因となります。日頃からストレスや疲れをためないように、充分な睡眠や適度なストレッチで筋肉を和らげることができます。
自分でできる舌筋トレーニング
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場所も必要なく、気が付いた時にいつでも簡単にできるのが舌筋トレーニングです。舌の筋肉を鍛えると滑舌がよくなるだけではなく、口呼吸が改善されて口臭やいびきの解消、二重あごやたるみ対策、小顔効果などうれしい効果が期待できます。
舌の筋力アップのトレーニング方法
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舌の筋力アップとしてよく紹介されているのが「あいうべ体操」です。あいうべ体操は口呼吸を改善するために考案された体操です。口呼吸になると虫歯やいびきの原因となるだけでなく、免疫の低下にもつながります。簡単にできるのに舌の筋肉を鍛える効果は抜群「あいうべ体操」のやり方をご紹介します。
工程 | 方法 |
---|---|
① | 「あ~」と言いながら口をできるだけ大きく開く |
② | 「い~」と言いながら口を思い切り横に広げる |
③ | 「う~」といいながら口に力を入れて前にすぼめる |
④ | 「べ~」と舌を前に思い切り突き出す |
⑤ | 1~4をゆっくりと10回繰り返す |
①~⑤を1セットとして、1日3セットを目標に時間のある時に行います。ポイントは開く、広げる、すぼめる、出すという動作を思い切り行うことです。顔全体の筋肉を動かすことで、ほうれい線対策や小顔効果も期待できます。
舌足らずは舌自体が短いだけではない
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多くの人は舌足らずの原因を「舌が短いこと」と認識しているかも知れません。ですが、舌が「足りない」=「短い」ということだけが原因ではありません。多くの場合は舌の筋肉が弱っているか緊張している、舌の裏にあるヒダが短かいということが舌足らずの一つの原因となっています。
生まれつき舌の裏にあるヒダが短く重症の場合はヒダを切る手術が必要になります。ですが多くの場合は舌筋を鍛える、舌をリラックスさせることで動きが滑らかになり舌足らずを改善できることがあります。
舌の筋肉の弱まっている方はキツい
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舌足らずの人は筋肉の力が弱くなっていることが原因の一つです。簡単なトレーニング方法でも、舌の筋力が落ちている人にはキツく感じます。弱っている筋肉を使うため、頑張りすぎると逆に痛めてしまう可能性があります。最初は1セットの回数を減らして、1日の回数を増やすなど工夫をすることで毎日続けやすくなります。
トレーニングの他にも、普段の食事できちんと噛むこともで舌や口の周りの筋肉を鍛えることができます。舌の筋肉が弱っている人は硬いものを食べない、よく噛まないという特徴があります。普段から歯ごたえのあるものを食べる、よく噛むように意識するたけで自然と舌を鍛えることに繋がります。
舌や口周りの筋肉を鍛えることは舌足らずやあ滑舌の改善だけでなく、フェイスラインがスッキリし、二重あごやたるみの改善など女性にはうれしい美容効果も期待できます。
舌足らずな女性がモテる理由
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舌足らずの女性は話し方に特徴があり、幼くぶりっ子な印象をもたれます。そのため同性からは「モテるために媚びている」など否定的な反応を受けることもあるのが舌足らずの女性です。その反面「話し方が可愛い」「守ってあげたくなる」など、男性からは好意的な印象でモテるといわれています。
会話が上手く伝わらない、仕事でミスにつながってしまうなど、話すことにコンプレックスを持っている女性も多くいます。そんな舌足らずの女性がなぜモテるのか、また舌足らずの女性がモテる理由を探っています。
話し声や話し方が可愛い
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舌足らずの女性ははっきりと発音できないため、聞き返されることが多くあります。そのため、しっかりと伝えるためにゆっくりとした話し方をすることがあります。また滑舌がよくないため「し」を「しゃ」と発音してしまう子供のような発音になります。
ハキハキとした話し方とは違い、やわらかく可愛い印象を与えるため癒しを求める男性からモテるようです。
舌を滑らかに動かすことができない舌足らずの女性は、正しい発音ができないため鼻にかかったような甘えた話し方になります。ハキハキとした話し方の女性とは対照的に、やわらかく可愛い印象を与えるため男性から声をかけやすく親しみやすい印象があるためモテると思われるようです。
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また舌足らずな女性には、舌を滑らかに動かしにくいという原因だけではなく、精神的な幼さが強く残っていることが原因となって舌足らずな話し方になってしまう人もいます。
わざと舌足らずを演じているのではなく、可愛い印象を与えたい、守ってもらいたいという心の幼稚な部分が強い女性に多く、自分でも無意識のうちに話し方に出てしまいます。そのため「女性を守りたい」と思っている男性にモテるようです。
幼い印象があって守ってあげたくなる
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舌足らずの人は舌を滑らかに動かすことができないことが原因で、たどたどしい話し方をする特徴があります。舌の動きが滑らかではないためはっきり発音することができない話し方が幼い子供のように可愛い印象を与えます。そんな舌足らずの女性を守ってあげたいと思う男性も多いのです。
舌足らずの女性はゆっくりとした話し方をするため、やわらかく可愛い印象を与えます。また、舌足らずの女性は早口で話すことが苦手なため、ゆっくりと一生懸命な話し方が男性には可愛く感じます。やわらかい印象の女性はどちらかといえば頼りなげで「守ってあげなくては!」という男心をくすぐりモテるのです。
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またモテることを意識しているわけではなく、男性に守ってもらいたいと強く思っている女性は無意識のうちに可愛い舌足らずな話し方をしてしまうようです。男性は「女性を守ってあげたい」「頼って欲しい」という願望を持っている人が多いため、頼りなげで可愛い印象を与える舌足らずの女性に魅力を感じるようです。
舌足らずにはマイナスイメージも
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舌足らずの女性は可愛い、やわらかい印象を与えるため男性からモテるといわれています。ですが「はっきり話して欲しい」「分かるように話して欲しい」など否定的な意見もあります。
特に同性からは「男性に媚びている感じがする」「ぶりっ子している」と敬遠されることもあり、わざと舌足らずな話し方をしているわけではないのですが、そう感じてしまう人がいてもしかたがありません。ですが、舌足らずの女性がみんなモテたいと思って話しているわけではありません。治そうと頑張ってもなかなか治らないと悩んでいる人も多くいます。
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舌足らずは舌の動きや緊張が原因となっていることから、大切な会議や人前で話す場合などでは緊張からよけいに滑舌が悪くなってしまいます。また、電話対応や会議など大切な場面で相手に聞き取ってもらえないのは社会人としてマイナスイメージとなりますし、信頼関係にも関わってきます。
舌足らずな女性は話し方が可愛い、モテるというイメージがありますが、話が通じない、話し方をからかわれる、幼くみられるなどコンプレックスを感じている人も多くいます。人の立場によって、舌足らずの印象は大きく異なるようです。
舌足らずはチャームポイントでもある!
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舌足らずの意味や原因、デメリット、治し方やトレーニング方法などについて探ってきました。前述のとおり、舌足らずには正確に発音ができない話し方をさす意味と、その様子から言葉が足りないという意味として使われることもあります。
言葉が聞き取れず何度も聞き返されたり、幼くみられることで社会人としてマイナスイメージを持たれるなど悩みを抱えている人は多いようです。そんな方には舌足らずの治し方やトレーニング方法を取り入れてみることをおすすめします。
反面「話し方が可愛い」「親しみやすい印象が持てる」「話し方が可愛いため守ってあげたくなる」など男性からモテるため、悪いことばかりではありません。仕事に影響しないのであれば、自分のチャームポイントとして、ポジティブに捉えてみてもいいかもしれません。