恋人とは別に、キスフレ、ソフレなど、恋人としては成り立たないけど、恋人では得られないちょっとした隙間を埋めてくれる後腐れのない異性の友達や、食べ歩きや読書、映画、スポーツなど、恋人とは合わない自分の趣味に合わせた異性の友達を持つ人が増えています。
性別を超えた友達は、同性とは違うメリットや楽しさがあります。
ですが、旅行となると話は別。
男女を超えた仲でも、お泊りとなると色々と支障がありそう。
そもそも、男女の友情って成立するの?
世間一般の本音や境界線を探ってみましょう。
友達ならOK!異性として見られない男女の特徴
大手就活情報サイトが独身の男女300人に、友達としてはいいけれど、異性としては見られない友達がいますか?というアンケートを取った結果、はいと答えた人が男性は約30%、女性は約17%という結果が出ました。
男性がその理由としてあげたのは、ノリが良すぎて女性として見られない、色気を感じない、がさつでサバサバしすぎ、下品、顔が好みではない、タバコを吸う、などでした。
女性側は、見た目や外見が好みではない、ケチ、横暴、優柔不断、マイナス思考、でした。
男女ともに、外見と性格の両方で判断していると言えます。
バラエティ番組の影響で、ズバズバと下ネタで盛り上がることもありますが、どんなに楽しく盛り上がっても、女性にあからさまに下ネタ話しをされると、下品に映り、一線を引いてしまうようです。
楽しさや打ち解け合う親しさの中にも、礼儀や節度がなければ、恋人として近づきたいという気持ちが萎えてしまうということです。
また、自己中心的で横暴であったり、俺様要素が強すぎる男性もせいぜい友達まで、友達にもしたくない、という女性が多いです。
男女ともに、相手が不快になるような行き過ぎた態度はやめるのが無難ですね。
異性の友達と旅行。複数なら大丈夫?
サークルや部活など、仲の良い男女グループで旅行に行くことになった、ノリで決まった、など話が盛り上がればそういう状況も少なからず出てくると思います。
が、いざ話が具体化してくると、気になるのは恋人の存在。
その中に恋人がいれば話は別ですが、恋人がそこに含まれていなかった場合、どうするのかが気になるところです。
まず、これを許せるか許せないかは、その人の性格によるところが最も多いでしょう。
次に、恋人としての関係性。
友達でも、話をするだけで嫉妬や不安を覚える恋人もいますし、ノリの良さや自由度を優先させたい恋人もいます。
どちらにしろ、内緒にしておいて後でバレるのは、どちらも気分は悪く、トラブルになる可能性が高いので、事前に、グループ旅行の計画があることをできるだけ早く伝えて、反応を見ましょう。
自分だけの判断で個人の自由!と自分勝手な判断で行動してしまうと、取り返しのつかない溝ができることもあります。
もし相手が異性と旅行すると自分がどう感じるか、など自分自身に置き換えて想像してみたり、自分とは違う相手の反応を想像してみるなど、恋人としての責任や立場を意識して、相手を思いやることが大切です。
複数で男女別の部屋に泊まるから安心、と思っても、男と女、どこでどうなり、何が起こるのかは誰にも保証できませんので、よく考えて決めましょう。
異性の友達から旅行に誘われた。断ると友情が壊れそう
仲のいい異性の友達。
趣味友だから一緒にいて楽しいし、気も使わない。
お互いの恋人のこともよく知っているし、悩みも知っているから、男女の友情は成立してるはず。
大好きな選手の来日で、日本で試合を見られる機会なんて滅多にない。
嬉しすぎて試合観戦ツアーの約束をしちゃったけど、よく考えたら二人で旅行。
さすがに旅行は気まずいから断りたいけど、変に意識してると思われると今までの友情も壊れそう。
どうすることもできず、悶々と悩み込んでしまうことも。
そんな時にあなたがすることは、まず、二人の関係をよく考えること。
少しでもそういった不安要素がある場合はあなたがどんなに自信があっても、避けたほうが無難です。
旅行は、同性の親友同士でも、普段は見ない素の部分や、意外な部分が見えたりすることもあります。
それによって、付き合い方や関係性が変わることもあります。
そもそも、異性の場合、好きな人、そうなってもいいと思う人とでななければ、一緒に泊まろうとは思いませんよね。
例外ももちろんありますが、判断に困る場合は、日帰りの提案をして相手の反応を見て判断するといいですね。
断る理由として、他に予定があったのを忘れていた、どうしても外せない家庭の事情などを使えば、角が立たないのでは。
それで、ギクシャクするようであればそもそも、友人として成立しない関係だったと言えるでしょう。
異性の友達から恋人になることはある?
異性の友達、というと、仲間として一緒に楽しむことが目的となっています。
メールでのやりとり、電話、ランチ、カラオケ、遊園地、映画など、同性の友達と同じような感覚で遊ぶことが多いです。
中には、ドライブ、夕食、飲みに行く、部屋で遊ぶ、泊まるなどをする人もいます。
どこを境界線にするのかは、人によりそれぞれ違っています。
同性、異性、関係なく、仲が良くなるのは気が合うから親しくなるのですが、異性の場合、仲良く過ごしているうちに、恋愛に発展することも少なくありません。
例えば、片方が恋人とうまくいかず、相談にのっているうちに意識するようになったり、一緒にいることが自然で、気がつけばその人のことばかり考えていたり、その人が他の人と仲良くしているのを見てやきもちを焼く自分に気がついたり、などいつの間にか、友達以上の存在として見ていたり、自分の気持ちの変化に気づいたり、ある日突然告白された、など、実はずっと前から友情を超えた好意を互いに持っていたことが発覚して友達から恋人に変わっていきます。
とはいえ、告白が失敗した場合、今の関係が壊れてしまうのでは、と不安になってそれ以上にならないケースもあります。
お互いの意識がどのくらいのところにあるのかを判断するのはなかなか難しいですが、関係を大切に思うからこそ、焦らず、ゆっくりと関係を作り上げ、信頼や尊敬をベースに、互いを知り合い、深めていくことでタイミングが巡ってくるのではないでしょうか。
同性も、異性も、相手のことを思い、大切にすることが良い関係を育みます。