八尺様の正体とは!対処法や封印の場所・地域に後日談は【怖い話】

  • URLをコピーしました!

八尺様(はっしゃくさま)をご存知ですか。「ぽぽぽ」という特徴のある音を発するそうなのですが、八尺様の正体は一体何なのでしょうか。八尺様に遭遇してしまった際の対処法や封印されている場所・地域、そしてネット上で広まっている八尺様にまつわる後日談について迫ります。

目次

八尺様(はっしゃくさま)とは

Photo by LoganArt

八尺様(はっしゃくさま)をご存知でしょうか。ネット上の最も怖い話のひとつとして広く知られているので、その名を聞いたことがあるという方も多いかもしれません。まずは、八尺様(はっしゃくさま)が一体どういうものであるのかについて調査しましたので紹介していきます。

2chで語り継がれる怖い話のひとつ

Photo by janeb13

八尺様(はっしゃくさま)とは、インターネット上にある匿名掲示板の2chで語り継がれている怖い話のひとつです。八尺様が広まるきっかけとなった2chの投稿には、投稿者自身が八尺様に遭遇したときに体験した内容について書かれていました。

その投稿者はツーリングを兼ねて祖父母の家に度々1人で訪れていたのですが、ある日八尺様と呼ばれるものに遭遇してしまいます。そして祖父母にその事を話したところ、顔色を悪くした祖父母の手配で急いでお祓いがなされ、何とか命を取り留めたとのことでした。

2chのオカルト専用掲示板で八尺様について書かれたこの投稿がなされると、その不気味な様子や具体的すぎる内容に多くの人が注目し、瞬く間に八尺様は広く知られるようになっていきました。

八尺様の正体

Photo by qimono

怖い話として広く知られている八尺様ですが、その正体は一体何なのでしょうか。調査してみると、八尺様の正体についての詳細はいろいろと明らかになっているようです。ここからは八尺様の正体について見ていきましょう。

背の高い女の化け物

Photo by DeeDee51

八尺様の正体は、とある地域に封印されている背の高い女の化け物のことのようです。八尺様は遭遇する人によってその容貌は異なる見え方をするようで、見た目の年齢も若かったり、年老いていたりとさまざまだそうです。2chへの投稿者が遭遇した時には、八尺様は白いワンピースのような服装につばの広い帽子を被った若い女性の容貌をしていました。

しかしながら、八尺様の容貌は見る人によって違えど「八尺もある異様に大きな背丈であること」「頭部に被り物をしていること」という2つの特徴については共通しているのです。八尺とは現在の尺度でおよそ2メートル40センチとなっていますので、明らかに人間ではない恐ろしいバケモノだといえるでしょう。

「ぽぽぽ…」と不気味な音を発する

Photo by Foundry

八尺様は「ぽぽぽ・・・」という不気味な音を発することも明らかになっています。「ぽぽぽ・・・」という不気味な音は、機械のように作られた音ではなく人間が発しているような雰囲気の音なのだそうです。さらに「ぽぽぽ・・・」という音は、濁音と半濁音の両方とも言えるような曖昧な音に聞こえるそうです。

この「ぽぽぽ・・・」という不気味な音は、八尺様の笑い声なのだそうで、男性のような低い声で「ぽぽぽ・・・」という音を発しているようです。「ぽぽぽ・・・」という不気味な音を発して、八尺様はターゲットである男性をおびき寄せようとしているのかもしれません。

魅入った人間に取り殺してしまうとも…

Photo by darksouls1

八尺様は、魅入った人間を取り殺してしまうとも言われています。八尺様はお気に入りの男性を見つけるとその男性をターゲットにしてまとわりつき、1週間も経たない内に取り殺してしまいます。八尺様に遭遇するのは決まって男性で、特に成人を迎えていない若い男性や子どもが遭遇する確率が高くなっているそうです。

ターゲットを上手く誘い出すために、八尺様はそのターゲットにとって身近な人の声を発して安心させ、油断したところを取り殺すという手法を使っていることが分かっています。恐怖で包まれている時に知り合いの声で優しい言葉を投げかけられると、年齢が若い人は無意識に安心して心を開いてしまう傾向があるからかもしれません。

Photo by 4657743

八尺様は頻繁に遭遇する化け物という訳ではなく、数年に1度または十数年に1度というサイクルで現れると伝えられているとのことでした。ただ、2chへの投稿者の父親も、幼いときに八尺様に魅入られてしまったことにより命を落とした友人がいると話していたそうで、八尺様に魅入られてしまうと命を落とすという話はウソだとは言い切れないようです。

八尺様をみた場合の対処法・封印の場所

Photo by 44833

これまで八尺様の正体について見てきましたが、それでは実際に八尺様に遭遇してしまった場合、対処法としてどのように行動すれば良いのでしょうか。さらに、八尺様を封印する場所というものも存在しているようです。八尺様をみた場合の対処法や、封印の場所について調査しました。

盛り塩とお札のある部屋で一晩過ごす

Photo by Norisa1

八尺様に遭遇してしまった場合には、対処法として盛り塩とお札のある部屋で一晩過ごすことが必須となっているようです。八尺様はそのような対処法を施してある場所には、最低でも一晩は侵入することが出来ないのだそうです。

そのため八尺様に魅入られてしまった人は、八尺様から逃れるために盛り塩とお札で護られた部屋に籠もって一晩を過ごす必要があります。その間は部屋の外の人とも口をきいてはいけないようで、本当に1人っきりで部屋に籠もることになります。

Photo by Pexels

八尺様は何とかしてターゲットと接触するために、部屋の外からターゲットの知り合いの声を発しておびき出そうとしたり、窓を叩いたりして恐怖心を煽るような行為をします。ですが、それに惑わされずに一晩過ごすことが出来たら、ひとまずの山場は乗り切ったことになるようです。

地蔵によって特定地域に閉じ込める

Photo by mathias-erhart

八尺様から逃れる対処法として、地蔵によって特定地域に閉じ込めるという方法もあるようです。八尺様は道ばたに建てられている地蔵によって、特定の地域でしか動くことが出来ないように制限が掛けられています。そのため、その地域から抜け出すことが出来れば、八尺様がまとわりつくことはそれ以上無いとされているようです。

しかし、八尺様はしぶとくまとわりついてきますので、その地域から抜け出すという行為も一筋縄ではいかないようです。投稿者の場合は他の男性に囲まれた状態で車に乗って抜け出したそうなのですが、八尺様は車と併走しながらしつこく追いかけてきており、何とか抜け出した際には持っていたお札が黒く変色していたそうです。

八尺様を封印したその後

Photo by geralt

八尺様についての書き込みがなされた後、数多くの人に注目されて瞬く間にその存在は広まっていきました。広く知られるようになった八尺様はネット上でどのような存在になっているのか、また投稿者から2chに寄せられた後日談について紹介していきます。

ネット上ではさまざまな擬人化も

Photo by cheifyc

八尺様は本来ならば魅入った人間を取り殺すという恐ろしい化け物なのですが、2chで広く知られるようになってから、ネット上では八尺様をモチーフとしたさまざまな擬人化イラストが多く出回っているようです。

八尺様は遭遇した人によってその容貌は異なる性質があるのですが、2chに投稿された書き込みには「白いワンピースのような服装につばの広い帽子を被った若い女性の容貌」をしていたとありました。そのため、八尺様は可憐なイメージが強く根付いてしまったようです。

八尺様の擬人化イラストは、もともとの化け物としての恐ろしさを前面に出したイラストと、可憐な雰囲気を持つ巨乳ボディな美しい女性のイラストの2パターンに分かれて数多くの人に現在でも描かれています。

2chでは後日談も…

Photo by kaboompics

2chに八尺様についての投稿がなされた後、後日談についても書き込みがあったようです。投稿者の祖母から電話で知らせがあったそうなのですが、八尺様を封印していた地蔵が何者かによって滅茶苦茶にされてしまう事態が発生したというものでした。しかも滅茶苦茶にされた地蔵というのは、投稿者の自宅方面の場所を封印していたそうなのです。

現在のところ、再び八尺様が目の前に現れたという事態にはなっていないようなのですが、祖母からの電話があってから投稿者は八尺様にまた遭遇してしまうのではとひやひやする毎日を過ごしているそうです。

八尺様は本当に実在するのか…

Photo by geralt

八尺様は八尺もの背丈を有していて、魅入った人間を取り殺してしまうという何とも恐ろしい化け物であるようです。現在では八尺様の存在は広く知られていますが、あくまでも空想上の存在としての認識が強くなっています。

しかしながら、2chに投稿された内容はとても臨場感溢れるものでしたし、何よりも八尺様を封印する役割である地蔵は日本のいろんな場所に建てられています。どの地蔵が八尺様を封印しているものであるか目印などは無いようなので、気付かないうちに八尺様のテリトリーである地域に足を踏み込んでしまっている可能性もあるでしょう。

八尺様は本当に実在するのかどうかの真相は分かっていませんが、もしも八尺様に遭遇してしまった場合には、きちんと対処法を取る方が良いかもしれません。

SHARE
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次