ベッドの高さを上げるか悩んだことはありますか。ベッドの高さは上げることも低くすることも可能です。ベッドの高さを上げるおすすめの方法や100均の発泡スチロールブロックでのDIYを紹介します。またベッドの底上げをすることでのメリットやデメリットも解説します。
DIYでベッドの高さを底上げする方法が知りたい!
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ベッドの下に収納スペースを増やしたいと思ったり、手軽に掃除をしたいと思ったことはないでしょうか。そんな時はDIYをしてベッドの高さを上げるのがおすすめです。ベッドの高さを上げるDIYというのは様々な方法があります。この項目では、DIYでベッドの高さを底上げする方法が知りたい人のために、とっておきの方法を紹介します。
高さを上げるDIY①はしご型土台を使う
はしご型土台を使って、ベッドの高さを上げるDIYをしてみましょう。この方法は、木製のベッドを使用している人におすすめです。はしご型土台は木材で安定しやすいため、頑丈な作りに出来ます。ベッドと連結する際は、ダボ継ぎをして強度を上げましょう。そうすることで見た目もすっきりとした仕上がりになります。
難しそうに見えますが、ダボ継ぎをしっかりとすることで誰でも出来るDIYです。ダボ穴をまっすぐに開けることで、ダボ継ぎは簡単になります。一人でやるのが難しそうな場合は、誰かと一緒にやると良いでしょう。
高さを上げるDIY②高い脚に変える
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土台を作ったりするのは苦手な人もいるでしょう。そんな人はベッドの脚を高い脚に変えるDIYがおすすめです。ホームセンターや家具屋で売られているベッドの脚であれば、ネジのサイズが合えば大抵のベッドに取り付けることが出来ます。サイズが合わないものを使うと、ベッドが破損する場合があるのでしっかりと確認してから購入するようにしましょう。
高さを上げるDIY③筋交い土台を使う
IKEAで買った二段ベッド?がグラついて不安定‥て依頼で筋交い入れて補強!
パッと見は元から付いてたかの様な自然感♩ pic.twitter.com/JetuiJb8II— コナン建設 (@konan_lnc) September 8, 2015
筋交い土台を使うことで、ベッドの高さを上げることが可能です。筋交い土台を使ってDIYすることで、強度が増します。揺れに強い作りになるので、ベッドの高さを上げるのに最適です。ただし、筋交い土台はL字金具で固定するものなので、平らなベッドにしか使えないので注意してください。
高さを上げるDIY④カラーボックスを使う
誰でも手軽に行えるDIYが、カラーボックスを使う方法です。ベッドのマットレスの大きさに合わせて、カラーボックスを横向きにして土台にしてしまえば完成です。カラーボックスを使ってDIYすることで、ベッドの高さ上げること以外にもベッド下に収納スペースが増えます。
カラーボックスを土台にした場合、固定金具をネジで止めるだけと簡単なので初心者でも出来るDIYです。耐荷重はあまりないので、脚のないタイプのシングルベッドの高さを上げるのに向いているでしょう。
高さを上げるDIY⑤ツーバイ材を使う
DIYでよく使われる素材で有名なのが、ツーバイ材でしょう。ツーバイ材は、比較的柔らかい素材で丈夫です。そのため、DIY初心者でも簡単に扱える素材です。ツーバイ材のサイズは様々ありますが、厚みは38mmで統一されているのが特徴です。ベッドを思い通りの高さに上げることが出来るので、ツーバイ材で土台の枠を作ってみましょう。
高さを上げるDIY⑥つぎ脚と木材を使う
ベッドの継足できたぁあ。。。!!!!!!諸々ズレてるけど充分いける。。。! pic.twitter.com/mmec4GQvY4— 親方様 (@oyakata_summer) March 23, 2019
ベッドの高さを上げるのに、つぎ脚と木材を使ってDIYしてみましょう。つぎ足は、ベッドの他にもテーブルなどにも使えます。ベッドの脚に、はめ込むだけで簡単にベッドの底上げが可能です。つぎ足に木材を乗せると、さらに高さを上げることが出来ます。
つぎ足の中には、ベッドの脚の代わりに棒材を入れるようにしましょう。そうすることでベッドの安定感と強度が増すでしょう。
高さを上げるDIY⑦厚めのマットレスを使う
ベッドの高さを上げるために、わざわざDIYをするのはちょっと抵抗を感じる人もいるのではないでしょうか。ベッド下に収納スペースが欲しいといった理由がなければ、マットレスを厚くすることでベッドを底上げすると良いでしょう。寝心地の良さは、マットレスによって決まると言っても過言ではありません。
マットレスは、様々なメーカーから購入可能です。寝具の中でも、マットレスは比較的買い替えがしやすい商品でしょう。ベッドの高さを上げる目的でなくとも、お気に入りのマットレスを見つけてみても良いかもしれません。
ベッドの高さを上げると得られるメリット
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ベッドの高さを上げることでメリットはあるのでしょうか。実はベッドを底上げすることで生じるメリットはたくさんあります。この項目では、ベッドの高さを上げると得られるメリットについて解説します。
メリット①収納スペースが増える
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ワンルームや狭い部屋に住んでいると、収納スペースがなくて困ることはないでしょうか。しかし、ベッドの高さを上げることで、引き出しなどをベッド下に入れることが出来ます。引き出しの中に、季節外れの服やすぐには使わない小物などをまとめると良いでしょう。
収納用の引き出しは、100均などで購入可能です。購入する際は、キャスターがついているものを選ぶと掃除が楽になります。さらに蓋が付いているものだと良いでしょう。ベッドの下は湿っぽく埃が溜まりやすい環境と言っても過言ではありません。掃除をこまめにすることや、引き出しの中に乾燥剤を入れるなど手入れをすることが大切です。
メリット②掃除がしやすい
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ベッドの高さを上げることは、収納スペースが増える以外にも掃除がしやすいメリットがあります。ベッドの下は、湿っぽく埃が溜まりやすいのが特徴です。すぐに不衛生になってしまうため、油断は出来ない箇所と言っても良いでしょう。
ベッドの高さを上げることで、通気性が良くなります。カビも生えにくくなり、衛生面で安心です。特に普段、ロボット掃除機をする人にとってベッドの高さを上げるのは、最大のメリットと言っても過言ではありません。
メリット③自分好みの高さにできる
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ベッドの高さを上げることのメリットとして、自分好みの高さに出来ることが挙げられるでしょう。ベッドが自分好みの高さになると、起き上がりやすくなります。自分にあっていないベッドの高さだと、人によっては腰に負担がかかる可能性も出てくるでしょう。腰痛に悩まされていた方は、ベッドの高さを自分好みに調節してみると良いかもしれません。
ベッドで寝るのは毎日のことなので、なるべく自分に合った高さで心地良く寝起き出来るようにしましょう。
ベッドの高さを上げると生じるデメリット
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ベッドの高さを上げることで、メリットはたくさんあると紹介してきました。では逆にベッドの高さを上げることで、デメリットが生じることはあるのでしょうか。この項目では、ベッドの高さを上げると生じるデメリットについて説明します。
デメリット①不安定感
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ベッドの高さを上げることで、不安定感が出るというデメリットがあります。重心が上になってしまうと、揺れに弱くなり安定感に欠けてしまうのです。ベッドの高さが上がれば上がるほど、不安定になります。高さを上げる場合は、土台をしっかり作ることを意識したり、強度のある素材を選ぶなどの対策を取る必要があるでしょう。
デメリット②圧迫感
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ベッドの高さを上げると、天井が近く感じやすくなります。そのため、人によっては圧迫感を覚える人も少なくありません。ベッドが高くなることで、空間にベッドの存在感が増してしまうでしょう。
収納スペースが増えるメリットはありますが、部屋が狭く感じてしまうのがデメリットです。どうしても収納スペースが欲しいというわけではなければ、無理にベッドを底上げしない方が良いかもしれません。
ベッドの高さを上げる100均おすすめグッズを紹介
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ベッドの高さを上げる方法は、DIYする以外にもあります。あまりコストを掛けずに済ませたい人には、100均で必要なアイテムを揃えるのがおすすめです。この項目では、ベッドの高さを上げる100均おすすめグッズを紹介します。
おすすめグッズ①発泡スチロールブロック
寮の人々がよくとる戦法でベッドを底上げしてみた。部屋の改造計画はまだまだ続く… pic.twitter.com/catkMUSGoX— shin92 (@mayumichof) March 26, 2013
ベッドの高さを上げるおすすめグッズは、発泡スチロールブロックです。発泡スチロールブロックと板材を使うことで、簡単にベッドの高さを上げることが出来ます。細いベッド脚の下に使うと潰れる可能性が高いです。そのため、すのこのベッドのようにフラットなデザインのベッドにのみ使用してください。ベッドの土台を安定させるためだけに使いましょう。
発泡スチロールブロックにリメイクシートを貼れば、おしゃれに見えるだけではありません。表面を保護出来るので、是非やってみましょう。
おすすめグッズ②耐震マット
百均の耐震マット?二枚重ねしたやつをベッドの足に足したら、引き出し入った!
棚は分解www pic.twitter.com/4oArqsVQDJ— 桜🌸9/14障害年金講演会主催! (@sakura_aoitori) January 13, 2019
ベッドの下を掃除するためだけの隙間を空けたい場合は、100均の耐震マットがおすすめです。耐震マットを数枚重ねて接着するだけで、簡単な底上げが出来ます。ベッドと床の接地面に合わせてスペースを作るのがポイントです。耐震マットなので、安全にベッドの高さを上げることが出来ます。
100均の耐震マットは、厚みや大きさの種類が豊富です。自分の好みにあった耐震マットを探してみると良いでしょう。
おすすめグッズ③レンガ
レンガもベッドの底上げに使えるおすすめグッズのひとつです。ホームセンターはもちろん、100均でも購入出来ます。レンガは丈夫で頑丈なので、どんなベッドでも土台として使えるのがポイントです。
インテリアとしてもそのまま使えるレンガですが、ペイントやリメイクシートを貼るだけでオリジナルレンガが作れます。是非、ベッドの雰囲気に合わせてレンガをリメイクしてみましょう。ただし、注意点として、レンガの下に布や板材を敷くようにしてください。場合によっては、床が傷つく恐れがあるからです。床に傷をつけないように、気をつけましょう。
おすすめグッズ④板材をDIYした土台
100均の板材を上手く組み合わせて、ベッドの高さを上げるのも良いでしょう。少し底上げするぐらいであれば、100均の板材でも十分支えることが出来ます。床を傷つけたくないという人は、板材に布やレースを貼ると良いでしょう。おしゃれな上に、床を傷つけません。レースや布も100均で揃えられます。自分好みの土台を作ってみましょう。
【番外編】ベッドの高さを低くする方法
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ここまで、ベッドの高さを上げる方法について紹介しました。反対にベッドの高さを低くしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。ベッドは高すぎても腰に負担がかかります。腰に負担をかけないためにも、自分にあった高さにするべきです。この項目では、番外編としてベッドの高さを低くする方法について紹介します。
低くする方法①短い脚と交換する
使っているベッドに脚が付いているタイプであれば、短い脚と交換するのが良いでしょう。土台を作ったり、木材を切るといったDIYが苦手な人におすすめの方法です。誰でも出来る方法で手軽ではないでしょうか。
しかし、高い脚に交換する時と同様に、ネジ穴が合っていないと交換出来ません。ベッドの脚は、ホームセンターや家具屋で販売されています。ベッドの高さを低くする際は、必ずネジ穴を確認してから取り替えるようにしましょう。
低くする方法②ベッドの脚をカットする
長い間お世話になったきなこしゃんベッド🛏4歳3ヶ月になったので今後の事考えて脚を短くカット。
脚は短く命は長〜〜〜く🐰 pic.twitter.com/oucmgQbZWc— こたろう 🐰うさの名はきなこしゃん (@hintarokeitaro) December 20, 2018
ベッドの高さを低くしたい人は、ベッドの脚をカットすると良いでしょう。自分でカットすれば、自分好みの高さに調整出来ます。しかし、まっすぐカットしないとベッドが不安定になります。正直なところ、DIY初心者の人にはあまりおすすめ出来ません。ベッドの脚をカットする時は、まっすぐになるように慎重にカットしましょう。
100均などに、ノコギリ用のガイド道具が売っています。ノコギリ用のガイド道具は、まっすぐカットする時に役立つ道具です。パイプタイプの脚であれば、パイプカッターを使用すると上手く切れるでしょう。サポート道具などを利用して、まっすぐカット出来るようにしましょう。
低くする方法③脚を取る
ベッド下に収納不要でベッドを動かす予定がないのであれば、ベッドの脚自体を取っても良いかもしれません。ベッドの脚を取るだけなので、特別な作業はありません。DIYが苦手な人でも出来る作業でしょう。ベッドの高さを元に戻したい時でも、外したベッドの脚を取り付けるだけなので簡単です。
しかし、ベッドの脚を外すとフロアベッドのようになってしまいます。ベッドが直接、床に面するので湿気の問題などが起きやすくなるのがデメリットです。床面に起こりがちな湿気対策をきちんと取る必要があります。ベッドの下にすのこなどを敷いて、湿気対策を取ることを忘れないようにしましょう。
低くする方法④厚みの薄いマットレスに変える
ベッドの高さを低くする方法で一番簡単なのは、厚みの薄いマットレスに変えることではないでしょうか。マットレスは、様々な素材や厚みのものが販売されています。薄型のものを選べば、自然にベッドの高さを低くすることが可能です。元々、薄いマットレスを使用している人は効果を感じにくいかもしれません。
しかしながらマットレスを取り替えるのが、一番安全で簡単な方法であることは間違いないでしょう。寝具の中でも買い替えやすいアイテムなので、自分好みの高さになるマットレスを探してみても良いのではないでしょうか。
ベッドの高さを上げる方法を試してみよう!
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DIYから誰でも出来る方法で、ベッドの高さを上げることが出来ます。ベッドの底上げする際に気をつけなければいけないのは、安定感といっても過言ではありません。高くなればなるほど、危険度が上がるのでケガをする恐れが出てきます。
ベッドは、一日の中で最も長い時間いる場所です。安全面に気をつけて、自分好みの高さに出来ると良いでしょう。100均などにある便利なグッズなども使用しながら、ベッドの高さを上手く調整するのがおすすめです。この記事を参考にベッドの高さを上げ、快適な睡眠が出来る生活を送りましょう。