小学生にとってランドセルは重要なアイテムですが、種類が豊富で選ぶのが難しいものです。
そこで、本記事では、男女共通でおすすめのランドセル10選を比較し、選び方のポイントも紹介します。素材やデザイン、機能性など、ランドセルに求める条件は人それぞれですが、選び方のポイントやスムーズに選ぶコツを押さえることで、ランドセルを後悔なく購入できます。
ランドセル選びに迷っている保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ランドセルの選び方の基準まとめ
ランドセル選びの基準となるポイントは以下4つが特に大切となります。
- ランドセルのタイプ
- ランドセルの機能
- ランドセルの素材
- ランドセルのカラー・デザイン
まずどのようなポイントがあるか、一つずつ見ていきましょう。
ランドセルのタイプ
ランドセルのタイプには一般的な縦型のタイプとちょっとおしゃれな横型の2種類がありますが、さらに詳しく見ていくとさらに枝分かれしたタイプがあります。一つずつ見ていきましょう。
学習院型、キューブ型は聞きなれない言葉でしょう。それぞれのタイプを見ていきましょう。
学習院型
いわゆるごく一般的なランドセルの形が学習院型です。きっとこの記事を読んでいるパパやママが使ってきたタイプはこちらのタイプが一般的でしょう。
特徴は背中に当たる部分がランドセルの本体よりも外にはみ出している「ヘリ」があることです。このヘリが耐久性の元ともいわれていますね。
ヘリがあるためサイドに刺繍などがあってもこすれにくいというメリットもあります。
デメリットとしては、わずかですがヘリの分大きく重くなってしまうことくらいでしょうか。
キューブ型
近年増えてきたキューブ型にはこのヘリの部分がありません。その分見た目もすっきりとした形になっています。
内容量は学習院型との差はほとんどなく、幅がコンパクトなため狭いロッカーでも入れやすいというメリットがあります。
耐久性が「学習院型よりも低いのでは?」という声もありますが、各メーカーの企業努力でそこまでの差はありません。
小柄なお子さんがランドセルを背負うと、どちらが本体だ…?というくらいの存在感がありますよね。ほんのわずかな違いなのですが、キューブ型の方がコンパクトになっています。
写真ではちょっと伝わりづらいですが、実際にキューブ型を背負ったお子様を見たときには「すごくコンパクトだな!」という衝撃があるでしょう。キューブ型が気になるという方は、ぜひとも店頭で背負ってみてください。小柄なお子様だとよりそのコンパクトさが伝わるはずです。
カバーの形
ランドセルのカバーの形にもいろいろなタイプがあります。一番ベーシックでオーソドックスなのが、フルカバータイプです。パパママ世代にもなじみ深い形でしょう。
下記の写真はちょっとおしゃれなハーフカバータイプです。
見た目の違いはもちろん、フルカバータイプの方がカバーの面積分ハーフカバータイプよりもわずかですが重いです。 フルカバータイプのよいところは、ランドセルカバーが豊富なところですね。
専用カバーしかないランドセルは、割とお高めなカバーをデザインが好みでなくとも泣く泣く買うことになります。
また、ロッカーの幅が狭い場合にも金具が擦れることがありません。 カバーの形はもう子どものお好み次第かなと思います。
ランドセルの機能
ランドセルの機能はメーカーによっても様々あります。ほしい機能がすべて詰め込まれ、デザインも気に入る理想のランドセルに出会えればそれが一番ですが、これもなかなか難しいのが現実。
ということで、たくさんある機能の中から「これだけは譲れない」という項目をいくつか決めてから気になるランドセルで比較していくことをオススメします。 参考までに、重要なランドセルの機能のチェック項目をご紹介します。
形はどのタイプか
前述したランドセルのタイプですね。 実際にお子様に背負わせてみて、どちらが優れているかという話ではなく、どちらがお子さんに合っているかを見て選ぶ基準にしてみてください。
背カンの形は立ち上がりか否か
ランドセルの肩紐の付け根部分、そこを『背カン』といいます。
有名なフィットちゃんや天使の羽など、肩ベルトが上に向かって立ち上がっているタイプが立ち上がり背カンです。
荷物が増えても重心が外側に行くことなく、体にフィットしやすいという利点がありますが、子どもの体は人それぞれ、ベルトのカーブが体に合わないとかえって負担が大きくなる可能性もあるので、注意が必要です。
そして、下記の写真が親世代にお馴染みにの立ち上がっていない背カン。
ぺたんとランドセル本体に沿うのでコンパクトに収納できる利点があります。
スライドロック機能があるか
ランドセル下部に、肩ベルトの幅を調整できる機能(スライドロック)がついているものがあります。
体つきが華奢なお子様ですと、ベルトの長さを調節しても幅があっていないとどうしてもズルズルとランドセルが左右に動いて負担となることがありますが、小さいうちは狭く、成長につれて広げていける機能はとても魅力的ですね。
ポケットは伸縮するか
小学生は想像以上の荷物になるときもあります。特に年度の始まりや終わり、近所のご近所の小学生を見てもびっくりするほどの荷物を持って帰宅しているのを見たこともあるでしょう。
そんなとき、たくさんの荷物を手に持つよりも、ランドセルに収納できれば両手が空いて親としても安心ですね。そこで活躍するのがランドセルのポケット。ここが広がってたくさんの荷物が入るととても便利です。
ポケットのファスナーは上だけか下まで開くか
ランドセルのポケットの奥底でぐしゃぐしゃになったプリント類が出てきた覚えはないですか?ズボラな私は何度もあります…。毎日親がランドセルのポケットの中を確認できればいいですが、そういうわけにもいきませんよね。
そういうときにポケットのファスナーが下まで開くと小さな子供でも中身をしっかりと見ることができます。
留め具はワンタッチタイプか
最近の主流は、留め具の穴にロックをはめるとクルン!と自動で閉まるワンタッチタイプ。この利点は閉め忘れがないということです。
屈んだときにランドセルの中身がドサーっと落ちてくる昔ながらの小学生あるあるが防げますね。
工房系ではあえてこの機能を使わないところもあります。万が一このワンタッチ機能が壊れた際に修理に出す手間などを考慮した結果のようです。こちらの機能に関しては好みで決めてもよいように思います。
ランドセルに持ち手はついているか
ランドセルをロッカーに置き入れるのならいいのですが、机の横やロッカーにひっかけて収納するタイプでは持ち手のあるなしでかけやすさが段違いです。もちろん、持ち手がある分ランドセルは少し重くなります。
フックは小さい子でも使いやすいか
ここは特にしっかりと親御さんがチェックしてあげてほしい項目です。小さい子の力でも使いやすいかどうかをじっくりと見てください。
金具が固すぎないかはもちろん、フックの形も注目してみてください。最近では押すところが大きく広くなっていて押しやすいものも増えています。
フックは一定の力が加わると外れる安全仕様かどうか
万が一、フックにかけている荷物が遊具や柵などに引っかかってしまった際、場合によっては巻き込まれて重大な事故につながる可能性もあります。
そのため、メーカーによっては一定の負荷がかかるとフックごとはずれる安全仕様をとっているところがあります。子どもの事故は親にとって本当に心配ですから、安全性の機能もしっかり見ておきたいところですね。
反射材はついているか、どんなタイプか
安全性でもう一点、反射材の有無とタイプを確認してください。早く帰ってくる低学年のうちはそこまで重視しませんが、高学年になってくると薄暗い中を帰ってくることもあります。
その時に反射材がとても重要となってきます。360度どこからでも反射するタイプ、一部のみ反射材があるタイプ、メーカーによって様々です。また、池田屋ランドセルのように6年間使っていくうちに反射材が傷んで本当に必要とする次期に機能を発揮しないこともあるのでは?とシールタイプの反射材を勧めているところもあります。
A4フラットファイルが曲がらずに入るか
小学校で使うことの多いA4フラットファイル。最近ではほとんどのメーカーが対応していますが、まれに対応してないところがありますので気を付けて確認してください。
また、A4対応と書いてあっても背中側や真ん中の部分等ランドセルの一部の場所のみ対応しているという場合もあるので、表示だけでなく実際にどう入るのかどうかも確認してくださいね。
教科書などの荷物を取り出すときに引っかからないか
ここに教科書などがひっかかって取り出しにくく、小さなストレスだということも。ここもぜひ親御さんがチェックしていただきたい項目の一つです。
外せる仕切りはあるか
教科書や荷物が少ないとき、ランドセルの中で倒れてしまうと重心が動いて背負い心地も変わってしまいます。また、歩いているときにガタガタ中身が動くのも気になりますよね。
低学年のうちは仕切りのこちら側には何を入れる、と決めておくと準備もスムーズにいく利点があります。ちょっとしたことですが、あるのとないのとでは使い勝手が大きく変わる機能ではないでしょうか。もちろん、成長して不要になったら取り外せます。
ランドセルの重さ
ここまで読んで、ランドセルの重さの項目がないな…?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ランドセルは軽量のものと重たいものを比べると大体200グラムくらいの差がありますが、実際の重さよりも背負ったときの体への負担のかかり方、実際の重さよりも軽く感じられるかどうかの方が重要です。
背負ったときに体にきちんとフィットしているか、背中全体で重さを受け止められているかを確認してあげてください。その際、ランドセルだけ背負ってもよくわからないので2~3キロほどの重さのものを入れて確認することを強くオススメします。
我が家ではランドセルの展示会や店頭で実際に見て、本人に背負わせてみて、本人が譲れないポイントがワンタッチ自動ロックでした。形についてはキューブ型が大きすぎなくていいと気に入っていたので、キューブ型かつ自動ロックのあるメーカーから絞りこんでいくことにしました。
お子さんの体型や体力によってもこのあたりはまた変わってくると思いますが、子どもはまず見た目優先で「これ!絶対これにする!」となりがちですので、機能性については大人がしっかりと見てあげることが大事です。
ランドセルの素材
ランドセルの素材は、ざっくり大きく分けて本革と人工皮革に分かれます。
使えば使うほどなじんで味のでてくる本革はとっても魅力的でしょう。有名な土屋鞄など人気の工房系のランドセルの展示会へ行き実物を手に取ってみて『本物をもつ』と、さすがの質の高さを感じることでしょう。
強度もあり傷に強いですが、水濡れなどには弱いためお手入れが必要となります。もちろんお値段もすこしお高め。
そして人工皮革はなんといっても色の多様さ、鮮やかさ、そして軽さですね。加工がしやすいため形も様々、子ども心をくすぐるきらびやかなデザインも豊富です。
強度は本革に比べるとどうしても劣る部分はありますが、手入れもほとんどいらないのでランドセルを本人が管理できるという魅力もあります。また、比較的価格もお手頃なものが多いです。
ランドセルのカラー・デザイン
親としては6年間使える色とデザインでぜひ買いたい!と思いませんか?
親はできればキャメルなどの落ち着いた飽きのこないカラーとデザインで選びたいと思っていても、現物を見て選んでいると親が気に入るものはことごとく子供のお気に召さないことも多々あります。
しかし、ランドセルを使うのは子ども本人であるということを忘れて親の好みを押し付けることは果たして正しいのでしょうか。お子様が気に入ったデザインから選ぶことが一番大切ということを念頭に入れることがもっとも大切なポイントともいえます。
たとえ飽きることがあったとしても今はたくさんのランドセルカバーがあるため気分によってカバーを変えることも可能ですし、そこから本人が学ぶことも多いと思います。
男女共通!ランドセルをスムーズに選ぶコツは?
前述したランドセルの選び方の記述でおおよそ、どのようにランドセルを選べばよいかわかったかと思います。しかし、実際にラン活をすると、なかなかスムーズにはいかないものです。
ラン活の体験談やランドセルを購入した方へのインタービューを通してランドセル選びには実は「スムーズに選ぶコツ」があることがわかりました。
ここではスムーズにランドセルを選ぶコツについて詳しく見ていきます。ぜひ参考にしてください。
早い段階でメーカー系か工房系か決める
メーカー系か工房系を早い段階で決めておくのは、非常に重要です。
なぜなら、工房系のラン活は4月上旬からと開始が早め!全国で開催される展示会も4~5月中旬が多いようです。
メーカー系でも、デパートのブランドコラボや限定モデルは早期完売が予想されます。
工房系は4月からラン活開始がおすすめ!
工房系ランドセルを希望する場合は早くから行動するのがおすすめです。
黒川鞄のランドセルは5月中旬で半分以上が完売に、村瀬鞄行も完売が多く出ていました。黒川鞄ランドセルはキャンセル待ち、追加販売はありませんでした。
希望のランドセルを購入するには、早めの行動がおすすめです。気になるお店があれば、カタログを注文しておくとよいでしょう。筆者は複数のランドセル工房やランドセルメーカーからカタログを取り寄せましたが、勧誘の電話やメールは一切ありません。安心して頼んでみてもいいでしょう。
気になるブランドをチェック!親が2~3つに絞る
我が家の最大の失敗は、ランドセルメーカー、工房を限定しなかった点にあります。
筆者が「いくら見た目や機能面が優れていても、実際に背負う子供の体に合わなければダメ」と考えていたので、さまざまなお店でランドセルを試すことになりました。これが個々のお店を訪問するので、時間がかかる!
しかし、先輩ママやランドセル店の店員さんの話、そして実際にたくさんのランドセルを娘に背負わせて気づいたのが、「現段階でジャストフィットするランドセルは少ない」ということ。身長だけを比較しても、年長の春と小学校入学時では差があるので、当然といえば当然です。
とはいえ、ランドセルメーカーによって肩ベルトや背カンは異なります。子供の体型に合いそうなメーカーを選んでもいいですし、あらかじめ親が2~3つのブランドに絞るといいでしょう。
機能面は「絶対に譲れない」を判断基準に
筆者が子供の頃と違って、最近のランドセルには「自動ロック機能」「反射シート」などたくさんの機能があります。
どれもあると便利ですが、気に入ったデザインのランドセルがすべての機能を網羅しているということは少ないもの。
ランドセルを選ぶ基準は「絶対譲れない機能」を優先し、そのほかはおまけ程度に考えましょう。
子供に好きなランドセルを選ばせる
子供は判断力が未熟だからと「これにしなさい」と一方的にランドセルを決めてしまうのは、あまりおすすめできません。子供は子供なりに、「好きな色やデザイン」がありますから、親の考えを押しつけてしまうとケンカに発展することも。
親が選んだランドセルメーカー・ブランドの中から、「好きなランドセルはどれ?」と子供自身に選ばせる方法には、多くのメリットがあります。
そのメリットは以下、
- 自分が選んだランドセルなので愛着がわき、大切に扱う
- 自分の意思を尊重してくれたことが嬉しい
- 判断力・決断力・考える力が身に付く
です。
ランドセルを選ぶときの注意点3つ
ランドセルは、小学生の子供たちにとって非常に重要なアイテムです。一日中背負うものなので、背負い心地や重さ、機能性など、選ぶ際には注意が必要です。
また、ランドセルは子供たちの成長に合わせてサイズ調整することができますが、その方法も重要です。
適切なサイズ調整を行わずに長時間背負うと、姿勢の歪みや肩こりなどの問題を引き起こすことがあります。そのため、ランドセル選びには十分な時間をかけ、慎重に検討する必要があります。
ここででは、ランドセル選びの注意点に焦点をあてて解説します。
デパート系は事前チェックを!店舗に取り扱いがない商品も
ランドセルにはデパートのWebサイトを見ていると、ファッションブランド系からスポーツ系、ランドセルメーカー系と多種多様なラインナップのランドセルがあります。
Webサイトに載っているからといってすべての店舗で取り扱っているわけではありません。筆者は銀座三越でランドセルを見に行った際、あまりの品ぞろえの悪さに愕然としました。
希望のランドセルの実物がどこで見られるのか、あらかじめ調べておきましょう。
Webサイトの「ランドセル人気ランキング」は参考程度に
ランドセルを紹介するWebサイトはたくさんあります。ラン活中の人にとって、とても頼りになる情報源のひとつと言えるでしょう。
中には「ランドセルに人気ランキング」として、ランドセルメーカーや工房に順位をつけているサイトもあります。
ランドセルは工房・メーカーによって販売数が違いますし、一概に何が良くて悪いというものでもありません。あくまで情報のひとつとしてとらえて、人気ランキングに振り回されないようにしましょう。
実際にランドセルを背負うときは子供の体調や機嫌が良いときに
子供の体にとってランドセルは「初めて背負う重いもの」。
体調が悪かったり疲れていたりすると、子供の体に負担になるばかりか、「ランドセルがフィットしているかどうか」の判断が難しくなります。
機嫌が悪い子供にランドセルを背負わせるのも一苦労。「疲れた」「重いから嫌だ」と親子でイライラしてしまうと、ランドセル選びはうまくいきません。
ランドセルを試すときには、できるだけ子供の体調や機嫌が良いときにしましょう。時間と心に余裕を持つことが大切です。
編集部が選ぶ!おすすめランドセル10選
ランドセル選びで迷っている方におすすめしたい、編集部が厳選したランドセルのおすすめ10選を紹介します。
デザインや機能性、素材など、それぞれのランドセルには特徴があります。
子供たちが快適に背負えるランドセルを選ぶために、編集部が実際に使用して評価したランドセルを選びました。ランドセル選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
黒川鞄工房のランドセル
会社名 | 有限会社黒川鞄(黒川鞄店) |
住所 | 〒930-0083 富山県富山市総曲輪(そうがわ)三丁目6番15-8号 |
6年保証 | 6年間修理サポートあり |
主な素材 | コードバン/ブライドル/シボ牛革/スムース牛革/軽量クラリーノ®︎ |
価格の目安 | 68,000円~298,000円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | 注文後、お届けまで3か月以上 |
送料 | 全国一律送料無料 |
高級志向な方にオススメの黒川鞄ランドセルは、シンプルでありながら素材へのこだわりが光り、価格も高級感に相応です。黒川鞄ブランドは、背負いやすさと見た目の洗練された高級感を追求したランドセルを提供しており、その魅力に注目が集まっています。例年、販売開始からわずか数日で5割以上のモデルが完売するほどの人気ぶりで、現在も競争率が最も高いランドセルとして知られています。
黒川鞄ブランドは、工房系の中でも際立った人気を誇る老舗です。特に、2023年度モデルは6月には全品完売してしまい、手に入れられなかった方の声が多く寄せられました。その最大の特徴は、天然皮革の中でも厳選に厳選を重ね、最高品質の革のみを使用している点です。他の工房系ブランドと比較しても、黒川鞄の品質の高さは一線を画しており、常に多くの支持を受けています。
黒川鞄のランドセルを手に入れたい方は、年が明けたら早めにカタログを請求しましょう。GWまでにランドセルの購入手続きを完了させることを目標にし、早めの行動が成功の鍵となります。そのため、黒川鞄のファンや品質にこだわる方々は、新年を迎えると同時にランドセルの予約や購入に向けて動き出すことをおすすめします。
ランドセル工房生田
会社名 | 株式会社 生田 |
住所 | 〒544-0011 大阪府大阪市生野区田島6-2-16 |
6年保証 | 6年間完全無償修理保証あり |
主な素材 | 牛革/コードバン/ソフト牛革 |
価格の目安 | 57,800円~89,100円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | ランドセルのおおよその納期といたしまして、第1期(8月~12月)、第2期(1月~3月)となっております。 |
送料 | 全国一律無料 |
吉田カバンで3年間の熟練修業を積んだ代表が率いるランドセル工房生田は、伝統的な製法を受け継ぎながらも革新的なアプローチを取り入れ、本物の品質と美しさを追求しています。大手企業との価格競争や大量生産競争を経ても、彼らは手作りの繊細さと職人技を大切にし、独自の存在感を放ちます。
生田は、ランドセルの製造においてオーダーメイドの頂点と言えるでしょう。驚くほどの豊富なパーツやデザインのバリエーションから選ぶことができ、個々の要望に応じた特別なランドセルを手に入れることができます。職人たちは熟練した技術と創造力を駆使し、一つ一つのランドセルを丁寧に手作りしています。
生田ランドセルの魅力は、ただデザインや品質だけに留まりません。彼らの追求するのは、単なる学習道具ではなく、子供たちの夢や成長を支える特別な存在です。だからこそ、生田は本革素材を厳選し、最高の耐久性と快適性を実現しています。さらに、彩り豊かなカラーバリエーションや細部までこだわったデザインは、おしゃれな子供たちの心を魅了することでしょう。
ガルソンランドセル
会社名 | ガルソンのカバン |
住所 | 埼玉県さいたま市中央区下落合4-3-13 |
6年保証 | 6年間完全保証 |
主な素材 | ボルサ(牛革)/人工皮革 |
価格の目安 | 44,500円~55,000円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | 要連絡 |
送料 | 全国一律無料(店舗受け取りの場合は1,000円引き) |
1975年に誕生したガルソンランドセルは、一貫して高い品質と卓越した職人技術にこだわり続けています。熟練した職人たちの手によって作り上げられるオーダーメイドランドセルは、その細部にまで緻密なこだわりが感じられ、多くの人々から高い評価を受けています。
ガルソンランドセルが選ばれる理由のひとつは、営業パーソンの類まれなるサービスです。彼らはお客様の要望に耳を傾け、細やかな気配りで最適な製品を提案してくれます。あなたの希望や好みを的確に把握し、その上でオーダーメイドランドセルを作り上げるため、納得感と満足度は格別です。
そして、ガルソンランドセルが誇るのは、安心の6年間保証付きです。この保証は、その品質と耐久性を証明するものであり、あなたが長く愛用できることを保証しています。オーダーメイドランドセルを手にすれば、あなたの個性が際立ち、安心して使い続けることができることでしょう。
池田屋ランドセル
会社名 | 株式会社 池田屋 |
住所 | 〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町1-30 札の辻クロス103 |
6年保証 | 6年間完全無料修理 |
主な素材 | 牛革/人工皮革 |
価格の目安 | 53,000円〜 100,000円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | 在庫のある商品は、ご注文確定後、1〜2営業日以内に発送。 注文時に在庫のない場合は受注生産となるため、商品の用意が出来次第、ご連絡のうえ順次発送。詳細は公式サイトの商品ページに記載の納期までに商品を用意とのこと |
送料 | 全国一律660円 |
「池田屋」は1950年に創業し、長い歴史を持つ老舗メーカーです。彼らは伝統と確かな技術を背景に、ランドセルや日常使いのバッグ、革小物などを丁寧に製造しています。その品質と信頼性は、多くの人々から支持を集めています。
ランドセルにおいては、池田屋のこだわりが際立っています。デザインはシンプルでありながら、その背後には徹底的な機能性が詰まっています。特に工房系ランドセルの中でもトップクラスの機能を備えており、池田屋オリジナルの技術が存分に発揮されています。ギボシベルトなどの革新的なアイデアや、快適な使用を追求したディテールには目を見張るものがあります。また、オーダーメイド以外の商品は在庫に余裕があるため、じっくりと吟味して自分にぴったりの一品を選ぶことができます。
さらに、池田屋のランドセルには6年間の保証が付いています。故障した場合でも、その原因に関係なく完全無料で修理してくれるので、安心して長く使用することができます。特にやんちゃな男の子にとっては、頼もしい味方となることでしょう。
鞄工房山本のランドセル
会社名 | 株式会社鞄工房山本 |
住所 | 〒634-0022 奈良県橿原市南浦町899 |
6年保証 | 6年間の無償修理保証 |
主な素材 | コードバン/牛革/人工皮革(使用人工皮革…タフガード) |
価格の目安 | 49,900円~190,000円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | 注文後、ランドセルが完成し次第の発送。製造順序の都合から、注文からお届けまで数ヶ月いただく場合あり。 |
送料 | 送料無料 |
鞄工房山本は、その卓越した品質と独自のデザインで、西日本を代表する人気ブランドです。彼らのランドセルは、単なる学用品以上の存在であり、先代が自身の子供用に込めた情熱と技術の結晶です。毎年夏には瞬く間に完売するほどの購入競争が巻き起こりますが、山本鞄は過去からの意思を貫き、革の型入れから仕上げまでの一貫した製造体制を堅持しています。
鞄工房山本のランドセルの魅力は、その美しいデザインにあります。繊細でおしゃれなカラーリングとデザインは、多くの人々を魅了し、特に女性や子供たちからの支持を得ています。しかし、その美しさだけでなく、山本鞄のランドセルには一つ一つ手作業で施されるコバ塗りが際立っています。他のブランドではなかなか見られないこのコバ塗りは、職人の技と情熱が凝縮された証です。
かつては受注生産期間が設けられていましたが、2024年からはそれがなくなりました。それでも、山本鞄は需要に対応するために生産体制を整え、夏から冬にかけて安定した供給を実現しています。レイブラックやラフィーネなどの人気モデルや人気カラーは夏までに完売することが多いため、購入を検討している方は夏休み前までに早めの行動を心掛けましょう。
さらに、今年は新たな魅力的なモデル「uni(ユニ)」が登場します。シックで大人っぽいパステルカラーが特徴であり、注目を集めること間違いありません。山本鞄のランドセルは、その品質とデザインの優れたバランスが魅力であり、他のブランドにはない独自性を持っています。
カバンのフジタのランドセル
会社名 | 株式会社カバンのフジタ |
住所 | 〒990-0031 山形県山形市十日町1-2-27 |
6年保証 | 6年間無料の安心サポート |
主な素材 | 牛革/人工皮革(クラリーノ製) |
価格の目安 | 55,000円~98,000円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | 商品注文後、早い方から納品。おおよそ10月~3月20までに順次 |
送料 | 日本全国送料無料 |
「カバンのフジタ」は、ランドセル作りにおいて60年以上もの長い歴史を持つ信頼できるブランドです。彼らは経験と伝統を活かした製法で、卓越した品質と耐久性を実現しています。職人たちは、熟練の技術と情熱を持ち合わせ、細部にまでこだわり抜いています。
このブランドの特筆すべき特徴は、国内で数少ない総牛革のランドセルを製造できることです。総牛革は上質な素材であり、優れた耐久性と風合いを備えています。しかしこれだけにとどまらず、カバンのフジタは使うお子さんの利便性と快適さを考慮して、経皮などの合皮素材を使用したランドセル作りも行っています。彼らはお子さんたちの視点に立ち、使いやすさを追求する姿勢を持っています。
さらに、カバンのフジタは機能面にも徹底的にこだわっています。彼らは工房系ブランドの中でも一線を画し、機能性と実用性を追求したランドセルを提供しています。特に本店が雪国に位置しているため、雪や水に強い仕上がりが特徴です。お子さんが外出先で予期せぬ状況に遭遇しても、ランドセルはしっかりと保護してくれることでしょう。
さらなる工夫として、カバンのフジタは背負いやすさと軽量化を追求しています。キューブ型ランドセルの採用により、荷物のバランスを最適化し、お子さんの背負いやすさを追求しています。また、重さにも配慮し、負担を軽減するための工夫が施されています。お子さんの健やかな成長をサポートするため、カバンのフジタのランドセルは必見です。
萬勇鞄のランドセル
会社名 | 萬勇鞄株式会社 |
住所 | 〒490-1104 愛知県あま市西今宿平割一 40番地1 |
6年保証 | 6年間あんしん保証あり |
主な素材 | コードバン/牛革/人工皮革(使用人工皮革…タフガード) |
価格の目安 | 55,000~101,200円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | 注文代金の入金確認後、商品が完成次第順次発送いたします。(詳細は要連絡) |
送料 | 全国一律無料 |
萬勇鞄は、名古屋に本店を構える老舗のランドセルメーカーで、その品質とデザインの魅力により常に人気上位を維持しています。百貨店や量販店では取り扱われず、販売はメーカー直売のみですが、それでも多くの人々から支持を受けています。
彼らのランドセルは、シンプル過ぎず派手過ぎない絶妙なデザインが特徴です。工房系の中でも一足先にモダンなスタイルを取り入れ、多彩なカラーバリエーションを提供しています。男の子向けにはステッチ入りでカッコいいモデルが人気を集め、女の子向けには刺繍やパール加工が施された上品なモデルが魅力的です。価格帯は主要モデルで6万円から7万円台となっており、品質とデザインのバランスを保ちながら幅広いニーズに応えています。
一つ一つのランドセルは、熟練の職人によって手縫い仕上げされ、丈夫な造りになっています。耐久性に優れており、6年間もの間、安心して使用することができます。さらに、萬勇鞄は顧客の満足度に重きを置いており、購入後のサポートも充実しています。
神田屋鞄製作所のランドセル
会社名 | 株式会社神田屋鞄製作所 |
住所 | 〒171-0014 東京都豊島区池袋3-64-6 |
6年保証 | 6年間無償修理保証あり(保証書がなくてもOK) |
主な素材 | 牛革/人工皮革 |
価格の目安 | 60,000円~82,000円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | 要連絡 |
送料 | 送料無料 |
神田屋鞄は、まさにオーダーメイドのプロフェッショナルです。他のブランドではなかなか味わえない、特別な体験がが期待できます。何が珍しいかと言うと、神田屋鞄はオーダーメイドがメインのブランドなので、これほどまでに多くの部分をカスタマイズできるとは思いもしないでしょう。どのようなデザインや素材、色合いで作りたいのか、あなたの希望を叶えるために、神田屋鞄は全力でサポートしてくれます。
特に、ランドセルをオーダーメイドしたいと考えている方にとって、神田屋鞄は絶対にチェックすべき存在です。子供たちの大切な一歩を彩るランドセルを、自分だけのオリジナリティで作り上げることができるのですから、まさに夢のようですね。
申し込みは先着順ではありますが、ホームページ上で空き状況を確認できます。自分のスケジュールに合わせて焦らずに申し込むことができますので、安心してください。そして、もちろんオーダーメイドだけでなく、既成品のカルちゃんランドセルもご用意しています。シンプルでありながらも可愛らしいデザインや色使いが魅力です。オーダーメイドと合わせて、ぜひ一緒にチェックしてみることをおすすめします。
土屋鞄のランドセル
会社名 | 株式会社 土屋鞄製造所 |
住所 | 〒123-0841 東京都足立区西新井7-15-5 |
6年保証 | 6年間無料修理保証あり |
主な素材 | コードバン/牛革/人工皮革(使用人工皮革…クラリーノ・エフ) |
価格の目安 | 64,000円~140,000円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | ランドセルを注文したときの、選択した出荷期間内に出荷。詳細は公式サイトを要確認 |
送料 | ランドセルは送料無料 |
土屋鞄は、その人気から毎年売り切れモデルが続出する、工房系メーカーの中でも際立って注目されています。その価格は少々高めですが、その価値を考えると納得のいくものであり、職人たちが手作業で仕上げる品質の良さや、こだわりの素材には高級感が漂います。シンプルなデザインの中にも素材の良さが活かされ、背あてに施された鮮やかなカラーがオシャレさを一層引き立てるランドセルです。
特に土屋鞄は、工房系ランドセルの中でも特に有名であり、その独自のカラーリングや多様な本革ランドセルのラインナップが人々を魅了しています。2022年度モデルからは立ち上がり型背カンが採用され、機能面もかなり充実しました。毎年微妙に変化するカラーバリエーションも、今年も新色が期待されています。
工房系ランドセルと聞くと、すぐに完売してしまうイメージがありますが、昨年度の土屋鞄は少し余裕を持って購入できたのです。2024年度のランドセル販売は3月1日から開始される予定ですが、受注生産期間についてはまだ明確ではありません。ただし、注意深く調査を行い、準備をしておけば、希望するモデルを手に入れる可能性は十分に高いでしょう。品質やデザインにこだわり、土屋鞄の魅力を知る人々が増えている今、早めの行動が大切です。
カザマランドセル
会社名 | 有限会社カザマ |
住所 | 〒633-0014 奈良県桜井市大字粟原字北谷666 |
6年保証 | 6年保証付き |
主な素材 | 人工皮革 |
価格の目安 | 43,000円~80,000円 |
ネットでの注文対応 | 〇 |
納期 | 注文確認後、改めて店舗よりお届け日のご連絡あり。但し、在庫のない場合や、繁忙期間中は遅れる場合がその都度連絡がある模様。詳細は店舗へ要連絡 |
送料 | 全国一律料金:600円(5000円以上お買い上げで送料無料) |
カザマランドセルは、珍しい工房系ブランドで、独自のアプローチで人工皮革のみを取り扱っています。そのため、他にはないデザインや多彩なカラーバリエーションが魅力です。デザイン的には、萬勇鞄やフィットちゃん、といった大手メーカーに近い感じがあります。また、他のブランドにはない半カブセランドセルも注目ポイントです。2024年度の販売開始時期については、まだ具体的な予定は未定とのことですが、GW頃を目安に販売を開始したいとの話がありました。これなら他のブランドと比較しながらゆっくりと選ぶことができます。
またカザマランドセルは、高い技術力で評価されています。彼らは「6年間型崩れしない丈夫なランドセル」作りにこだわり、自社工場で熟練した職人たちが丹精込めて製造しています。特に「グランブラック」は、背中パッド部分や背ウラまで全体的に真っ黒なデザインで、特許を取得した背カンの独自設計により、背中に自然にフィットし、軽量な使用感を提供してくれます!
最後に
ランドセルは子供の成長にとって重要なアイテムであり、選び方には慎重さが求められます。この記事では、ランドセルのおすすめ10選を比較し、男女共通の後悔しない選び方について詳細に解説しましたがいかがでしたか?
ランドセル選びは、子供の背格好や体格、持ち物の量などを考慮して、適切なサイズと重さを選ぶことが重要です。また、デザインやカラーも子供の好みや性別に合わせて選びましょう。
おすすめのランドセルについては、高品質な素材や価格の目安、保証の有無や納期や送料などを考慮して、幅広い選択肢を提案しました。ラン活を考えている方のニーズに合った最適な選択をする手助けとなると嬉しいです。
最後に、子供の健やかな成長と学校生活の一環として、ランドセルを選ぶ過程ではじっくりと時間をかけることをおすすめします。この記事が、皆さんのランドセル選びの参考になりましたら幸いです。大切な子供の未来を思い描きながら、素晴らしいランドセルに出会うことを祈っております。