妻にとって旦那の裏切りである浮気は、一度だけでも辛く苦しいものです。
しかし、2度3度と繰り返す浮気癖があると、どんどん自分を追い詰めてしまい、結婚生活を楽しむことは不可能になってしまうこともあります。
特に、家事や育児に協力的など、浮気以外には欠点がない場合、どうしても浮気癖だけが際立って気になってしまいます。
そこで、浮気癖を治す方法や、どうしても治らない場合の選択肢などについてご紹介します。
うちは大丈夫だと思っているそこのあなた、たった1回の浮気から浮気癖へと発展することもありますが、本当に安心していても大丈夫ですか?
1、浮気癖がある旦那の5つの特徴
妻として見過ごせない旦那の浮気癖、浮気を繰り返すことで精神的に追い詰められてしまうこともあれば、大変な自体を引き起こすこともあります。
では、浮気癖のある旦那にはどのような特徴があるのでしょうか?
(1)性欲が強い
浮気をする最大級の要因が性欲です。
強い性欲を持て余すことで、妻との関係に満足せず、他の女性とも関係を持ってしまうのです。
特に、夫婦がセックスレスに陥っている場合や妊娠中など、長期間セックスができない状況だと、より積極的に浮気をする可能性があります。
また、性欲が強い場合、特定の相手とだけでなく複数の女性と浮気をすることもあります。
基本的には性欲を満たせれば誰でも良いという考えもありますので、一夜限りの関係も多いといわれています。
(2)誰にでも優しい
他人に優しくすることはとても良いのですが、優しすぎる旦那は浮気癖を持っている場合があります。
誰にでも優しくあることは理想ですが、合わない人にまで優しくするのは非常に難しいです。
そのため、分け隔てなく優しくできるのは、異性からの好感度を集めやすく、自分から誘わなくても浮気ができてしまうのです。
また、優しくすることはその人のことを特別視していることでもあります。
しかし、誰にでも優しいということは、特別な相手がいないということにもなります。
つまり、妻と浮気相手への愛情が同じ重みの場合もあるため、妻と同じように関係を持ち気付いたら浮気になっていた、ということもあるのです。
(3)寂しがり屋
性別に関係なく、自分の寂しさを紛らわすために浮気を繰り返す人がいます。
これは、結婚している場合も同じで、喧嘩したり出張したりして妻に会えないときに、その寂しさを埋めるために浮気をしてしまうのです。
こうした特徴の浮気癖は、基本的に妻のことを愛しているため、浮気は遊びであることがほとんどです。
しかし、浮気相手のほうが愛情を与えてくれると実感すると、のめり込み本気になる危険性もあるため、十分に注意しなければいけません。
(4)女性の友達が多い
浮気をしたいと思っていても、女性との接点がなければその願望は叶えられません。
そのため、女性の友達が多い旦那ほど、浮気癖を抱えている可能性が高くなります。
女性の友だちが多いと、直接関わりのある人だけでなく、その友達との繋がりもできます。
中には、旦那が既婚者であることを知らない女性もおり、浮気になるという認識がなく旦那と関係を持ってしまう場合もあるのです。
また、女性の友達が多い場合、女性から好かれる要素を持っていることでもあります。
つまり、その気になれば浮気ができる可能性をもともと持っているため、結果として浮気癖がついてしまうとも考えられます。
(5)自分に自信がある(ナルシスト気味)
既婚者との恋愛関係はリスクが多いため、多くの女性は関係を持ちたがりません。
すると、旦那がいくら誘っても浮気は成功しませんので、何度も断られれば自然と自分から誘うことはなくなります。
しかし、自分に自信があると諦めること無く女性へアプローチを続けます。
その結果、最初は断っていても最終的には関係を持ったりたり、別の女性と難なく関係を持ったりしてしまいます。
その結果が自分の魅力へ自信を与え、その自信を満たすために再び浮気をしたくなります。
こうして何度も浮気を繰り返すうちに、浮気癖が作られてしまうのです。
2、浮気癖の治療方法
浮気癖があるかもしれない、もしくは明るみになった場合、その癖を治すことが必須事項となります。
では、どうのように治療すれば良いのでしょうか?
(1)旦那の考えを理解する
浮気癖を治療する場合、まずはどうして浮気を繰り返すのか浮気の原因や考えを知ることが大切です。
そして、その考えを解消する方法を一緒に探りましょう。
浮気癖を持つ旦那は、浮気が生活の一部となっているため、頭ごなしに否定されてしまうと、その反発からより積極的に浮気をすることもあります。
また、中には浮気癖を治したいと思っている旦那もいます。
そのため、浮気癖を治したいのかどうかを確認し、治したいならどうしたら浮気を止められるのかをじっくり話し合いましょう。
(2)お互いの不満を話し合う
もともと浮気癖を持っている旦那も多いですが、中には結婚してから浮気癖がついてしまった旦那もいます。
このような場合、家庭やあなたへの不満を解消する方法として、浮気をしていることがあります。
そこで、お互いに不満に思っていることを話し合い、心のモヤモヤを解消させましょう。
そして、お互いの不満を解消するために言動を見直し、ストレスのない夫婦生活を実現できるように努力していきましょう。
夫婦関係が良好になることで、浮気をしたいという気持ちを抑えられ、結果的に浮気癖を治すことができます。
(3)頻繁に連絡を取り合うようにする
浮気の防止策として、頻繁に連絡を取り合うことが良しとされています。
これは、こまめに連絡をすることであなたの存在を旦那の頭にチラつかせられるため、浮気をしようという気持ちを萎えさせられるからです。
旦那が浮気を繰り返す場合、ある程度自由に行動させていることが考えられます。
特に、毎日一緒にいるからこそ、連絡を取り合う頻度が少なくなってしまい、連絡をしてこない=浮気を認めていると誤解させてしまいます。
そのため、連絡する頻度を増やし、離れているときもコミュニケーションをとるように心がけましょう。
寂しさからくる浮気癖の場合、これだけでも治ることがあります。
(4)使えるお金に制限をつける
浮気をするためには、食事やホテルなどお金が必要です。
そこで、旦那が使えるお金に制限をつけて、物理的に浮気ができないようにするのも効果的です。
ただ、浮気の費用を女性が支払うこともあるため、完全には浮気を止められない場合もあります。
そのため、他の方法を活用しながら、お金に制限をつけるのが良いでしょう。
(5)浮気をした場合の誓約書を作成する
浮気癖を治す方法として、浮気のペナルティを客観的に見られるようにしておくこともオススメです。
実は、浮気癖のある旦那には、妻はなにをしても許してくれる、離婚はしないという安心感を抱いています。
そのため、浮気をした時の契約書を作成しサインさせることで、浮気をするリスクやあなたの本気持ちを分からせられるのです。
浮気はあくまでも浮気です。
結婚生活を投げ打ってまで浮気をしたいという旦那は少ないため、手軽にできるにもかかわらず効果の高い方法です。
3、浮気癖が治らない原因
さて、さまざまな手段を講じても、浮気癖が一向に治らないことがあります。
治すために努力しているのに、どうして浮気癖は治らないのでしょうか?
(1)一人の女性に向き合えない
浮気癖を治すということは、妻であるあなただけを愛するということです。
しかし、中には一人だけの女性と向き合うことができず、それ自体がストレスとなってしまうことがあります。
この原因は単に多くの女性が好きなのではなく、妻に愛情を注ぎ込みすぎることで、嫌われることを恐れて向き合えない場合があります。
特に、自分へ関心を向かせるために浮気を繰り返すこともあります。
そのため、浮気癖を治させる=自分への興味が無くなったと勘違いすることもあるのです。
そこで、真剣にあなたの気持ちを旦那に伝えることが浮気癖を治すのに効果的に働きます。
日頃から愛情を伝えることで旦那は安心し、あなただけを見てくれるようになります。
(2)価値観が違う
夫の考えを理解することは大切ですが、そもそも価値観が違う場合、何をしても浮気癖が治らないことがあります。
例えば、浮気をすることが当たり前だと思っていると、どうして浮気をしてはいけないのか理解できません。
この場合、浮気癖を治す必要があると思っておらず、治す気もありません。
そのため、お互いの気持ちや考え方が平行線のまま、あなただけが不安を感じ続けることになります。
(3)ストレスの発散
人間の三大欲求である、食欲、睡眠欲、性欲、これらを満たすことは、何よりも効果の高いストレス発散に繋がります。
ストレスが溜まると今まで以上に食べる量が増えるのと同じように、浮気の頻度も増えるのです。
浮気癖を治す場合、浮気という効率的なストレス発散方法を禁止されているのと同じです。
そのため、浮気癖を治すという気持ちや行動がストレスを溜めてしまい、余計に浮気したい気持ちを煽ってしまいます。
この場合には、浮気癖よりもストレスの原因を解消しなければ浮気癖は治りません。
しかし、ストレスを無くすことは根本的に不可能ですので、浮気癖の治療は難しいかもしれません。
(4)精神疾患
浮気をすることがよくないと分かっていながら、自分の行動を止められない場合もあります。
これは、かつて話題となったセックス依存症などのように、精神的な病気を患っているためです。
精神感による浮気の場合、自分の行動をどれだけ律しても止めることができません。
止めることが多大なストレスになる場合、無意識の中で自然に浮気を繰り返してしまうからです。
この原因の場合、個人で治すのは困難ですので、精神科で専門的な治療を受けましょう。
ただ、完治するためには長い時間がかかり、あなたの力も必要です。
必ず2人で力を併せ、協力して病気を乗り越えましょう。
(5)束縛からの解放
結婚生活の中では、大なり小なり束縛が起きています。
実は、こうした束縛がストレスの原因となり、浮気をさせてしまうのです。
中には、束縛されるのを嫌い、あえて反対のことをする旦那もいるため浮気癖が一向に治りません。
また、浮気癖を治す方法はどれも旦那の行動を束縛します。
そして、束縛するほど浮気をしたかと言って自由にしたら浮気は止まりません。
つまり、この原因で治らない場合は諦める以外の選択肢がないのが非常に厄介です。
4、浮気が治らない場合の選択肢
浮気癖を治そうとしても必ず治るわけではありません。
そこで、浮気が全く治らない場合の選択肢についても確かめておきましょう。
(1)旦那と二人で話し合いをする
浮気を治すために二人で話し合いを行いますが、いつまでも治らない場合改めて話し合いましょう。
どうして浮気をしてしまうのか、止めたいのかなど、旦那の考えや気持ちをもう一度聞いて、今後の関係について決断しましょう。
ただ、治療法を実践しても治らない場合、何度話し合いをしても変わらないことが多いです。
特に、話し合いのときに誤魔化せば浮気が許されると思っていることもあります。
あらかじめ話し合いの上限を決めておき上限を超えた場合は、離婚などの選択肢を取りましょう。
(2)旦那と誓約書を結ぶ
治療のための契約書と似ていますが、この場合はより厳しい内容を盛り込んだ誓約書を作りましょう。
特に、離婚を条件に盛り込んでおくことは必須となります。
もし、治療のための契約書で離婚を設けている場合は、特に必要なないかもしれません。
ただ、離婚時の財産分与の割合など、より具体的な内容を盛り込むのも良いでしょう。
浮気癖を治す最終手段として活用し、それでもダメなら諦めることも視野に入れましょう。
(3)夫婦で離婚カウンセリングを受ける
夫婦問題を解決するために利用されているのが、離婚カウンセリングです。
ここでは離婚するための相談はもちろん、やり直すための相談も行えます。
そこで、このカウンセリングを二人で受けて、別の解決方法を探してみましょう。
第三者によるアドバイスなら受け入れられることもあり、カウンセリングをきっかけに浮気癖が治る可能性もあります。
(4)離婚は止めて慰謝料請求のみをする
浮気により心の傷を受けたあなたには、慰謝料請求を行う権利があります。
そこで、離婚をせずに浮気相手への慰謝料請求を行うのも重要な選択肢の1つです。
慰謝料を請求された相手はこれ以上旦那と関係を続けようとは思いませんし、あなたの本気を目の当たりにした旦那も浮気を止めるでしょう。
ただし、自分に被害がないことから懲りずに浮気を繰り返す可能性もあります。
その場合、浮気をする度に慰謝料請求を行うことになり、根本的な問題が解決しないのがデメリットといえるかもしれません。
(5)離婚を決断して慰謝料請求を行う
浮気癖がどうしても治らない場合、浮気をする度にあなたが傷つきます。
そのため、どうしても耐えられず、旦那の浮気を諦められない場合は離婚することが最適な選択となります。
離婚する場合の慰謝料は浮気相手と旦那、両方に請求できます。
特に、契約書や誓約書がある場合はその内容に合わせた財産分与などを行えるでしょう。
しかし、離婚後の生活は今までよりも大変で、子供がいる場合は仕事と育児の両立が必要です。
浮気癖が治らなかったら離婚すると決断したら、実際に離婚する前から離婚後の生活で苦労しないように準備を始めておきましょう。
まとめ
男性と女性の浮気に対する価値観の違いもありますが、浮気癖のある旦那の場合、その背景にある理由や原因はさまざまです。
中には、幾つもの理由が絡まってしまい、解決することが難しくなっている場合もあります。
そこで、二人で話し合うことが何よりも大切になります。
話し合いに応じなければ、そもそも浮気癖を治したいと考えていないため、今後治ることはないでしょう。
実は、旦那の浮気癖のついては、治療を諦めて受け入れることも重要な選択肢の1つだと言われています。
それくらい浮気癖が難航する可能性があります。
そのため、腰を据えて治療を行い、時間がかかっても諦めずに続けましょう。
もし、諦めきれず、治療が難しいのなら離婚が最適な方法となります。
ただ、初めから離婚について考えるのは難しいかもしれません。
しかし、万が一の場合に備えて少しずつ準備しておくことも、あなたが前向きに人生を考えるためには必要です。