話す時に目が泳ぐってどういうこと?その心理と原因・治し方を解説!

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会話の最中に、瞳が左右に揺れ動くことを、目が泳ぐといいます。なんらか心理的原因から心が動揺して目が泳ぐ人は多いでしょう。どんな心理的原因があるのか考えてみましょう。目が泳ぐ癖を治したい方のために改善法もご紹介していきます。

目次

目が泳ぐシチュエーションとは?

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あなたは、こんな時に目が泳いでしまったことはありませんか? 例えば、好きな人と向かい合って話をしている時、上司の前で面接やプレゼンをしている時、大切な友達に隠し事をしているて、それを指摘された時…様々な場面で心に動揺が走ると、目を泳がせてしまうことってありますよね。 今回は、目が泳ぐときの心理や原因、目が泳がなくなる方法についてご紹介していきます。目が泳ぐことが悩みの種という人は、ぜひ参考にしてみてください。

「目が泳ぐ」の意味

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目が泳ぐとは、瞳が左右に揺れ動くことを意味します。隠しごとや後ろめたいことを指摘された際などに、心の動揺や焦りの表れとして生じることが多いでしょう。 目が泳ぐのは、目を逸らすとは少し違います。目を逸らすときには、目を背けるだけで瞳が揺れたりどこを見ているかわからないという状態にはならないので、間違えないようにしましょう。

目が泳ぐ人の特徴とは?

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目が泳ぐ人の特徴には、どんなものがあるのでしょうか。目が泳ぎやすい人には、特質となる特徴があります。抱えている心理は、目が泳ぐ以外の行動や特徴として普段から表れるものです。 自分にあてはまる特徴があれば、人と話している時に目が泳いでいるということもあります。具体的な特徴を挙げていきましょう。

心配性

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心配性な人は、人の目を見ることが平気でも、心配事のせいですぐに目が泳ぐ傾向にあります。自分の発言が心配だったり、いろんなことが気がかりで落ち着かないのです。気にしなくていいことまで、心配になってしまうのでその度に目が泳ぐでしょう。 あまりにも気がそぞろになってしまい目が泳ぐと、気にする必要のない問題でも相手は勘繰ってしまうことになります。心配性な人は、きちんと自分の中で問題を整理することを心がけましょう。

あがり症

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人前ではすぐに目が泳ぐという人は、特徴としてあがり症も挙げられます。人前に出るとあがってしまい、頭の中がパニック状態になりどうしていのかわからなくなるのです。冷静に考えることなどできないので、そのパニック状態の心理から目が泳いでしまいます。 あがり症は、大勢の前はもちろん、一対一の時でもあがってしまいます。自分が発言をする際に注目されていると思うと緊張も高まり、きょろきょろと目が泳ぎます。あがり症を克服しないと、目が泳ぐ癖もなかなか治すのに時間がかかるかもしれません。

自信がない

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何事にも自信を持てない人は、不安を常に抱えている状態でもあります。不安を抱えていれば、目が泳ぐことも必然といえます。自分の発言や行動、能力の面でも自信を持てば、不安な気持ちも減り目が泳ぐということはなくなります。 「自信なんて持てない」と弱気になってしまうと、いつまでも人と話す時に目が泳ぐままになってしまいます。少しずつでも自分に自信をつけて、迷いや不安のない気持ちで人と接するようにしましょう。

心のコントロールが苦手

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心のコントロールが上手な人は、どんな場面でも冷静さを保つことができます。逆を言えば、心のコントロールが苦手な人は、困った場面で冷静になることはできないでしょう。動揺してしまい、目が泳ぎ、しどろもどろになってしまいますよね。 心のコントロールは、早い切り替えができる人もいれば、順序だてて切り替える人もいます。自分なりのやり方で構いません。自分の心を上手にコントロールできるようにしましょう。これは自信にも繋がることなので、とても重要なことです。

内向的

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自分を出すことが苦手な内向的な人も、いざ人と話す時には目が泳ぐことが多いのではないでしょうか。そもそも、内向的な人は、人と話すことを得意としていません。どんな会話でも目が泳いでしまうのですが、内向的な性格のせいで人付き合いができていないからです。 内向的な人が、目が泳ぐことなく人と話すためには、姿勢をよくして笑顔で話すことを心がけるといいでしょう。なにも後ろめたいことがないのに、目が泳いで人と話すことが苦痛になってしまってはもったいありません。自分に自信をつけるというよりは、人との関りを楽しむようにしましょう。

優柔不断

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普段から優柔不断な人は、中途半端なことも多く人と話すときに目が泳ぐことが多いのではないでしょうか。優しい性格から、はっきりとした意見が持てずに、嘘や隠し事も増え人に対して罪悪感を持ちやすくなります。 目が泳ぐのをやめたいと思えば、自分の優柔不断な部分から改善してみてはいかがでしょうか。簡単なことではありませんが、自分の意見をはっきり提示していきましょう。目が泳ぐこともなくなりますし、人に対しても誠実になれます。

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目が泳ぐ人の心理とは?

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それでは、目が泳ぐ人の心理はどんなものがあるのか考えてみます。目が泳ぐという動作は、心の動揺の表れだとお話しました。ということは、心の中ではいろんな心理が慌ただしく働いていることでしょう。 目が泳ぐ人の心理の中でも、シンプルで抱えている人も多いであろう参考例を挙げていきます。

嘘をついている罪悪感

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嘘をついている自覚があり罪悪感もプラスされると、目が泳いでしまうでしょう。嘘がばれるのではないか、ばれたら追及されてしまう、と不安な気持ちと後ろめたさがあるので、落ち着かない気持ちが目を泳がせてしまいます。 嘘をついても平然としているのも問題ですが、優しい嘘や必要な嘘をついているときに目が泳ぐと、相手がその嘘を理解してくれることはなくなります。嘘の本質を考えて目を泳がせない努力も必要です。

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苦手意識が強い

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「この人苦手だな」と思うと、つい目が泳ぐことってありますよね。苦手だから早くその場を去りたい、会話を切り上げたいと思うのですが、「あなたが苦手」ということもできません。そして、どうしていいのかわからずに目が泳ぐのです。 苦手意識が強い場合、相手から目を背けたいという心理も働きます。ですが、目を見て話すことの誠実さを持っている場合、一度は目を合わせてもすぐにきょろきょろと所在なさげに目が泳ぐことになります。

緊張感に襲われている

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極度の緊張感に襲われている人は、目が泳ぐものです。好きな人と話すとき、目上の人と話すとき、友達に嘘をついているときなど、様々な状況で感じる緊張から、瞳が揺れてしまいます。 あがり症だという人は特に、大衆の面前に出ることが苦手でしょう。注目の的で発言をするとなれば、視線をどこに向けていいのかわからず目が泳いでしまいます。緊張してしまう時は、一旦深呼吸をして落ち着きましょう。

目を合わせることが苦手

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もともと、人と目を合わせることが苦手だという人は、目が泳ぐことも頻繁にあるでしょう。目を見て話すのは礼儀だとわかっているので、苦手意識と礼儀の間で揺れて、その葛藤が目が泳ぐ動作として表れます。 人と目を合わせる人が苦手だと言う心理には、人の視線に耐えられないというものもあります。目を合わせる以前に、見られていることが耐えられないのです。緊張も加わり、目のやり場に困り目が泳いでしまうのでしょう。

退屈している

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目が泳ぐ人の心理には、退屈しているという心理も考えられます。退屈でどうにか話を切り上げたいものの、言い出せずにいると気持ちが散漫になりやたらに目が泳ぐことになります。退屈していると伝われば、相手も悲しい気持ちになるのがわかっているので、言い出せないまま目だけが泳ぎます。 退屈していることを伝えなくても、頻繁に目が泳ぐようであれば、「落ち着かない人だな」と思われ、結局は不快な思いをさせてしまいます。目が泳ぐ前に、上手に話しを切り上げられる方法を考えましょう。

追及され動揺している

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目が泳ぐ人の心理には、動揺していることが挙げられます。人から追及される時には、相当動揺してしまうでしょう。それが想定外のことであったり、自分を責め立てるようなものであれば、尚更のことです。どう伝えていいのかわからず、目が泳いでしまいます。 問題そのものの重要性よりも、誤解も生まずにきちんと説明することが大事なので、焦る気持ちも大きいでしょう。その焦りが大きいほど動揺も大きくなります。冷静になることが出来なければ、目も泳ぐだけで、人からの追及に耐えられなくなることもあるでしょう。

目が泳ぐとはどういうことか

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目が泳ぐとは、目の動きが落ち着かない状態を表す言葉ですが、意味としては2つの意味が考えられます。あなたが目が泳ぐ人であれば、どちらの意味で目が泳いでいるのか、考えてみましょう。 目が泳ぐ意味の1つには、黒目の部分が左右に細かく揺れる状態が多く見られ、視点が定まらない状態を意味しています。なんとなく落ち着かない人が、目だけきょろきょろしているといえばわかりやすいかも知れません。 こういった特徴は、人見知りの人やあがり症の人など、人の目を見たり自分の目を見られたりすることが苦手な人にあてはまります。同時に、人の目を話すことはマナーだと分かっている人もあてはまるでしょう。

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もう1つ目が泳ぐことの意味として、精神的な動揺している様子が挙げられます。緊張していたり、人から追及されることを恐れたりしていると、動揺してしまいますよね。その動揺を隠したいという心理から、黒目の部分が左右に揺れてしまうのです。 この場合は、隠し事をしていたり、嘘をついている人が当てはまるでしょう。そして自分の本心を隠したいというタイプも当てはまります。人から問い詰められたくないと思えば、このような理由で目が泳ぐのです。

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この2つの意味からわかるように、人は、隠したい心理や逃げたい心理から人の目を見れなくなるのです。常識として、人の目を見て話すことのマナーも充分理解しているので、「目を見なきゃ」という心理が加わり、黒目が揺れてしまいます。 目が泳ぐときには、その場の状況をしっかり認識したうえで自分の心理としっかり向き合ってみましょう。2つの意味を挙げましたが、どちらの意味で目が泳ぐのかわかれば改善の方法も導きだしやすくなります。

目が泳いでしまう原因

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目が泳ぐ人には、様々な原因があります。自分の性格や考え方が、状況に対して不安を持ったり、色々な原因があります。目が泳ぐだけで原因は判断できません。 目が泳ぐ人に考えられる原因を知り、自分はなぜ目が泳ぐのか考えるときの参考にしてみましょう。

隠し事をしている

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目が泳ぐ人は、相手に対して隠し事をしていると、その隠し事の善悪に関わらずなんとなく後ろめたさを感じることがあります。特に相手に知られたくないと強く願う隠し事は、見抜かれたくない気持ちも加わり目に動揺が表れてしまうでしょう。 目を合わせるたびに「ばれるんじゃないか」と思ってしまい、目が泳ぐのです。あまり落ち着きなく目が泳ぐと、相手に不信感を持たれてしまうので、気を付けましょう。

迷いが生じている

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人は、何かを考えたり迷ったりするときでも、瞳が揺れてしまいます。思考を巡らせるだけでも、目の動きに落ち着きがなくなるのです。何かを迷っているときには、深呼吸をして落ち着きを取り戻しましょう。 迷いが生じているときに目が泳ぐのは、他にも焦りを感じていることから不安な気持ちを抱えているといえます。時間制限をかけられている迷いでは、焦りばかりが大きくなり、動揺から目が泳ぐのです。

罪悪感を感じている

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相手に対して罪悪感を感じていることも、目が泳ぐことの原因になるでしょう。嘘や隠し事のせいで罪悪感を感じ、固定した視線を相手に向けられなくなります。このように目が泳ぐことは、相手の不信感を強めるだけになります。 罪悪感を感じたままで、相手の目をまっすぐ見ることはできません。本当に悪いなと感じていることがあるのなら、勇気をもって謝るようにしていきましょう。相手が受け入れてくれれば、目が泳ぐなんてことはなくなります。

困っている

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目が泳ぐ原因には、純粋に困っている状況であることが挙げられます。自分では処理できない問題など、「どうしたらいいんだろう」と策を練るための動揺が目が泳ぐという形で表れます。他にも「処理できなかったらどうしよう」という不安もあります。 こういった原因は、人に迷惑をかけたくない心理が一番にあります。自己満足で終わっても仕方がないと分かっているのです。人から納得してもらうために、困った状況を打破しようと頭をフル回転させて目が泳ぐのです。

目が泳ぐのを治す方法とは?

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人と話をしていて、目が泳ぐことが多い人は、相手から不審がられることも多いでしょう。治せるものなら治したいと思いますよね。同時に、染みついた癖が治るとも思えないという諦めを感じることもあります。ですが、目を泳ぐのは治すことができるのです。 どんな方法で目が泳ぐのを治せるのか、具体例をご紹介します。

誠実であること

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目が泳ぐのをやめたいなら、とにかく相手には誠実であることです。嘘をつくのも隠し事もやめましょう。ミスをしたら嘘で取り繕うのではなく、素直に謝るようにします。嘘や隠し事は、「ばれたくない」と思うと、どんどん積み重ねてしまうものです。 一つの嘘で目が泳ぐのですから、それが積み重ねれば心の中は動揺と不安だらけになってしまうでしょう。真摯に向き合い、誠実であることを心がけながら正直に素直に人と向き合うようにします。

度胸をつける

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目が泳ぐの治すためにも、度胸をつけるようにしましょう。目が泳ぎやすい人は、優柔不断であったり、気が小さかったりするところが目立ちます。臆しているだけでも、些細なことが不安に感じ目を泳がせてしまいます。 「自分は変なことを言っていない」と度胸をつけると、発言にも行動にも自信が持てるようになります。胸を張って堂々と人と接していれば、気持ちが萎縮してしまうこともないでしょう。そうすれば目が泳ぐなんてこともなくなるはずです。

シミュレーションをしておく

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目が泳ぐことを治すために、事前に脳内シミュレーションをすることもオススメします。誰と、どんな状況で、どんな話をするのか、これらを整理して受け答えのマニュアルを作るつもりになります。このシミュレーションがあるだけで、心の動揺は軽減されます。 シミュレーションにはない状況になったら、また動揺して目が泳ぐかもしれません。ですが、自分で人と話すときのウィークポイントを認識しておけば、そういった状況の変化にも対応できるようになります。

リラックスをする

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リラックスした状況下にいることで、目が泳ぐのを改善できるようになります。要は、心の動揺を防ぎたいわけですから、リラックスして落ち着いた心を持つようにしましょう。全身に緊張をまとったままでは、落ち着きなく、目が泳ぐことになってしまいます。 普段からリラックスすることを心がけていれば、それが身体にしみついて人と会話をする際にもゆったりした気持ちを持っていられます。身体に染みつくだけではなく、気持ちも落ち着いているとすぐに動揺して目が泳ぐということにはならないでしょう。

自分に自信をもつ

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目が泳ぐことを治すためにも、とにかく自分に自信をもちましょう。自信のなさは、自分を不安定にしてしまいます。気持ちが常に不安を抱いて、自信のなさから緊張や落ち込んでしまう気持ちも消えません。 自分に自信を持ち、堂々と相手と接することができれば、目が泳ぐなんて悩みもなくなるでしょう。自信過剰にまでなってしまうと、今度は人の目を見ることすらなくなるので、人の気持ちを察することは忘れないようにしてくださいね。

人と話す機会を増やす

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目が泳いでしまう原因として、苦手意識が強いことをお話しました。苦手意識を克服するためには、どんどん人と接して話して、抵抗を和らげていくことが効果的です。積極的に人と関り、話す機会を増やしていきましょう。 人と話す機会が増えれば緊張は間違いなく軽減されますし、苦手意識も弱くなっていくはずです。場慣れしていくことで、人と話す時に視線も固定でき、スムーズな会話という処世術を身に付けることができます。目が泳ぐことの改善策としては、効果的でしょう。

目が泳ぐ癖を治せば人と過ごす時間がもっと楽しくなる!

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目が泳ぐ人についてご紹介しました。目が泳いでしまって困るという人は、その癖を治せる自信を持てたでしょうか。目が泳ぐ癖は、ある意味で自分を安定させるための代替行為でもあります。原因や心理を知ることで、不安の解消を目が泳ぐ以外のことで試してみる価値はあります。 目が泳ぐ癖を治すと、人に対して警戒や緊張もなくなります。そうすれば、人と過ごす時間は今よりも充実して楽しい時間になるでしょう。目が泳ぐことに他意がなくても、相手には悪い印象を持たれてしまうこともあります。相手にも、一緒に過ごす時間が楽しいと思ってもらうためにも、目が泳ぐ癖を少しずつ治していきましょう!

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