闘争心は人生に必要でしょうか?何に対しても闘争心をもって立ち向かう人もいます。反対に、できれば人と競争せずに生きたいと思う人もいるでしょう。今回は闘争心について紹介します。闘争心を養う方法を知れば目標達成に役立つかもしれません。
闘争心は必要?
闘争心は私たちに必要なものなのでしょうか?闘争心と聞くとライバルとのし烈な争いをイメージする人もいるかもしれません。できれば人と争わずに横並びで生きていきたいと思う人もいるでしょう。 しかし、みんなが横並びで満足してしまっては誰も成長できません。目標達成するどころか、目的・目標すらなくなってしまうでしょう。そのような人生が楽しいと思えるでしょうか? 闘争心を持つことは、目標達成への第一歩とも言えます。闘争心は他人や目的への戦いでもありますが、最後は自分との戦いです。今回はそんな闘争心について詳しく解説していきます。
闘争心の意味・例文は?
闘争心という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。日常の中でも使ったことがあるのではないでしょうか?ここでは闘争心の意味と例文を紹介します。
闘争心の意味
闘争心とは、闘争したり戦ったりすることに対する意欲や気持ちという意味です。積極的に競争することを好むという意味もあります。人と競争しようとする意欲や戦おうとする強い意志を感じられる言葉にとらえられることが多いです。
闘争心の使い方・例文
①「この前の試合でライバルのチームは闘争心にあふれていた」 やる気に満ち溢れているような印象を与える例文です。試合など勝負事では「負けたくない」という思いが出るでしょう。そんなときに闘争心という言葉を使います。 ②「私には困難に立ち向かうだけの闘争心がなかった」 これは闘争心が弱い人が弱音を吐いている例文です。困難に立ち向かうには、「負けない」という強い思いが必要です。そういう強い思いを闘争心という言葉で表します。
闘争心が強い人の特徴
闘争心が強い人は、何事にも負けずに立ち向かうような印象を受けるのではないでしょうか?そんな闘争心が強い人の特徴を紹介します。
特徴1:向上心がある
闘争心が強い人は、向上心があります。向上心があるので「もっと上を目指そう」「まだまだ」と自分を奮いだたせることができます。 闘争心は、最後は自分への闘争心と言えます。向上心が高い人は自分との闘いにも耐えられる人でしょう。闘争心=向上心という印象を与えるほど、闘争心が強い人には向上心があるのです。
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特徴2:負けず嫌い
闘争心が強い人は、負けず嫌いです。勝ちたいからというよりも、負けるのが嫌だから闘争心が強いとも言えます。 ライバルに負けたくないという思いはプラスのエネルギーになります。その強い闘争心が物事に一生懸命取り組む活力になるのです。
特徴3:見返したい人がいる
闘争心が強い人には、見返したい人がいるという特徴があります。誰かに見下されたり、ライバルに負けて悔しい思いをした経験はないでしょうか? そんなとき、あなたならどうしますか?どん底から這い上がるように立ち向かう人もいるでしょう。「悔しい」と思っても諦めてしまう人もいるのではないでしょうか。 闘争心が強い人はその悔しさをばねにして立ち向かいます。「見返す」という目標は復讐とは違います。悔しくて見返したいという思いはプラスのエネルギーになるのです。
特徴4:達成したときの喜びを知っている
闘争心が強い人は、達成したときの喜びを知っています。達成感はがんばった人へのなによりのご褒美ではないでしょうか?人は達成感なくして成長できません。 闘争心が強い人は困難があっても「これを乗り越えたら」と先をみることができます。そのため闘争心を燃やして取り組むことができるのです。
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闘争心が弱い人の特徴
闘争心が強い人の特徴を知ると、闘争心が強い人は向上心が強く何事にも立ち向かう人だということがわかります。そうすると闘争心が強い人は向上心がない人だという印象を受けるのではないでしょうか? では、闘争心が弱い人の特徴を紹介します。これを読めば闘争心が弱い人の内面も知ることができるでしょう。
特徴1:失敗が怖い
闘争心が弱い人は、失敗が怖いと思っています。失敗を恐れるあまり闘争心が弱く、何かに立ち向かおうとしないのです。 何かに立ち向かえば、成功することもあれば失敗することもあります。以前に失敗して悔しい思いや恥ずかしい思いをした人もいるでしょう。そこで失敗=恥、怖いと頭にインプットされてしまうのです。 失敗を恐れては成功に向けて戦うことができません。闘争心がない人は成功への道からも遠ざかってしまうでしょう。
特徴2:自分の世界で生きている
闘争心が弱い人の特徴は、自分の世界で生きているところです。独特の世界観を持っている人は、誰かと争うことをしません。 争いが苦手なのであえて自分の世界にこもる人もいるでしょう。その場合は最初から闘争心がないよりも、闘争心を持たないようにしていると言ってもいいかもしれません。負けるのが怖い、負けた自分を見たくないといった心理が働きます。 いずれにしても自分の独自の世界観を持つことで自分を守っていると言えます。
特徴3:勝ち負けにこだわらない
闘争心が弱い人の特徴は、勝ち負けにこだわらないということです。順位をつけたり勝ち負けで考えることが苦手で、横並びであることを望みます。 昔の小学校の運動会はかけっこで順位がつけられました。絵画大会や書初め大会などでも順位や賞がつけられたのではないでしょうか?しかし最近では順位をつけない学校も増えているのです。 そのような環境で育つと勝ち負けにこだわらず横並びを望むようになるのかもしれません。勝つことの喜びや達成感を味わったことがない人も、勝ち負けにこだわらないでしょう。
闘争心を養う方法
「できれば新しいことにも挑戦してみたい」「自分を見下した人を見返したい」「本当はもっと上を目指したいけど、どうすればいいかわからない」そんな思いを心の中に秘めていないでしょうか? 闘争心が弱い人でも心の中ではそんな思いを持っていることがあります。戦うことを怖れていたり、最初からあきらめていては目標や目的を達成することはできないでしょう。 ここでは闘争心を養う方法を紹介します。闘争心を養えば困難に立ち向かうこともできます。闘争心があれば人生がおもしろくなり、達成感を味わうこともできるでしょう。
方法1:ライバルを見つける
闘争心を養うには、ライバルを見つけるといいです。同僚、友人など一緒に切磋琢磨できる人は周りにいるのではないでしょうか? そういう人をライバルだと思うのです。最初から闘争心をもつことは難しいかもしれません。まずは超えられそうな存在の人がいいでしょう。いきなり超えられないライバルをつくってしまっては挫折してしまうからです。 ライバルを見つけて、あの人を超えようとしているうちに闘争心は養われるでしょう。ライバルと競争し切磋琢磨するあなたはきっと成長できるはずです。
方法2:自分にポジティブな言葉をかける
闘争心を養うには、自分にポジティブな言葉をかけるのがいいです。「どうせダメだ」「私なんて」そんな風に自分を卑下して諦めてはいないでしょうか? 闘争心とは、人や物事への戦いでもありますが最後は自分との戦いです。あなたの思いが負けてしまっては闘争心を養うことはできません。 「私ならできる」「きっと大丈夫」と自分自身を応援してみてください。そうすれば「やれそうな気がする」と前向きな気持ちになるでしょう。それが闘争心を養う一歩につながります。
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方法3:目つきを鋭くしてみる
闘争心を養うには、目つきを鋭くしてみるといいです。闘争心がなくて行動に移せない人にはおすすめです。まずは行動して気持ちを生み出しましょう。 「負けない」「やってやる」という思いを出すことができるよう、闘争心を行動に出すのです。獲物を狙うようなギラギラした目つきをしてみれば、だんだん気持ちもついてくるでしょう。 スポーツでこの方法は有効です。大きな声を出してみる、とにかく思いっきりプレーしてみる、そんな行動は闘争心を呼ぶのです。
闘争心は目標達成への第一歩
今回は闘争心について紹介しました。闘争心は人や物事に対して戦おうとする強い気持ちです。そんな闘争心を持っている人は向上心が強く、負けず嫌いな性格です。 闘争心が弱い人は失敗を恐れていたり、争いごとが苦手という特徴があります。あえて自分の殻にこもり闘争心を持たない人もいます。 スポーツでも仕事でも闘争心を持てば困難に立ち向かうことができます。「負けるものか」「絶対やり遂げる」という強い思いが目標達成につながるのです。闘争心は目標達成への第一歩と言えるでしょう。
今回は闘争心について紹介しました。闘争心は人や物事に対して戦おうとする強い気持ちです。そんな闘争心を持っている人は向上心が強く、負けず嫌いな性格です。 闘争心が弱い人は失敗を恐れていたり、争いごとが苦手という特徴があります。あえて自分の殻にこもり闘争心を持たない人もいます。 スポーツでも仕事でも闘争心を持てば困難に立ち向かうことができます。「負けるものか」「絶対やり遂げる」という強い思いが目標達成につながるのです。闘争心は目標達成への第一歩と言えるでしょう。