綺麗な髪に憧れてあれやこれやと、シャンプーやトリートメントを試しているのに、髪がベトっとなって頭皮のベタつきを感じませんか?
サラサラの髪を手に入れるためのベタつきの改善方法とおすすめのヘアアイテムやヘアケア方法を紹介していきます。
べたついた髪は美しくは見えず見た目の印象がよくありません。早速改善したい方の毎日のシャンプーのやり方に役立ちます。
1.髪・頭皮がべたついてしまう原因
健康な髪を育てるためには、健康な頭皮環境が必要ですが、髪や頭皮のベタつく原因から理解をしていきましょう。
①洗いすぎて皮脂が過剰に出ている
意外にもシャンプーでの洗いすぎで頭皮はべたついてしまうのです。
シャンプーの洗浄力が強ぎると、必要な頭皮の皮脂まで洗い流してしまい乾燥し、余分に皮脂を分泌してしまうのです。これは顔も同じことが言えます。
②加齢による男性ホルモンの割合が増える
年齢を重ねることでの頭皮がギトつくのは、男性ホルモンの割合が増えているからです。男性ホルモンは頭頂部に関係があり若い世代よりアブラギッシュになってしまうのです。
③皮脂が毛穴に詰まっている
シャンプーの仕方が雑だったり、何日も髪の毛を洗わない日が続くと頭皮の毛穴に皮脂がぎっしりと詰まってしまいベトっとした印象になってしまいます。
髪や頭皮のベタつきは、基本『皮脂』が原因です。シャンプーの選び方から自宅でできるヘアケア方法を次項では解説していきます。
2.頭皮を洗いすぎないシャンプーの選び方
髪・頭皮がべたついてしまう原因の一つである『洗いすぎ』シャンプーの回数を減らすよりも、洗浄力が優しいシャンプーを使うことがおすすめです。
シャンプーの洗浄力と言われても、そこまでシャンプーをみて選んでいる方は少ないと思うので、シャンプーの洗浄よくの種類をわかりやすくまとめました。
シャンプーを選ぶ時チェックする場所は裏面の成分表
シャンプー容器の裏側に成分表があります。成分表は配合量が多い順に記載されているので、洗浄成分はだいたい2番目に記載されていることがほとんどです。
シャンプーの成分は一番初めに「水」がきてその次が洗浄成分と考えていいでしょう。画像の場合だと、(C12-.13)パレス-3硫酸Naというのが洗浄成分になります。
(C12-.13)パレス-3硫酸Naと聞いても「?????」ですよね。これがシャンプー選びの難しいところかもしれません。洗浄成分の名称って馴染みがない名前ばかりなのです。
そこで、よくシャンプーの洗浄成分として使われている代表的な成分をまとめました。
頭皮に優しい洗浄成分一覧
- グリシン
- ココアンホ
- グルタミン
- ココイル
- ヤシ油脂肪酸 など
- ラウラミドプロピルベタイン
- コカミドプロピルペタイン など
- スルホコハク酸
- ラウレス2ナトリウム
- スルホコハク酸(C12-C14)ナトリウム など
これらが頭皮に優しい洗浄成分、必要な皮脂まで洗い流しにくいものです。自宅のシャンプーを一度確認してみてください。
ちなみに、洗浄力が強いと言われている洗浄成分は次項です。もし頭皮環境がなかなか改善されないのであれば洗浄成分をチェックして使うのをやめてみてもいいかもしれません。
- オレフィンスルホ酸ナトリウム など
- ラウレス-4酢酸ナトリウム など
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸アンモニウム
- ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム など
洗浄力が強いと頭皮への刺激もその分強くなってしまう場合もあります。
頭皮に優しいと感じるおすすめのシャンプーはこれ!
様々なシャンプーを見比べて、洗浄成分が優しくおすすめのシャンプーを厳選してみました!
植物エキス配合ココパーム|1620円 600ml
- 主な洗浄成分:ココイルサルコシンNa・コカミドプロピルペタイン
出典:公式サイト
保湿・保護効果がある南洋植物エキス配合で頭皮がさっぱりしっとり。ココパームのシャンプーは頭皮マッサージを推奨もしており頭皮のことをとことん考えているシャンプー。
シャンプーの時は3分間の頭皮マッサージと週に1回〜2回はシャンプー前にホットクレンジングジェルを使って温感マッサージがおすすめです。
3.髪・頭皮のベタつきを改善するヘアケア方法
シャンプー選びができたなら、次はシャンプーの洗い方を確認してきましょう。どんなに良いシャンプーを使っていても洗い方が間違っていてはその効果を得ることは半減してしまいます。
頭皮をいたわりベトつきを改善できるシャンプーの方法を見直していきましょう。
①必ず予洗いをする
シャンプーの前に湯シャンをして髪についている匂いやチリゴミを落としておきましょう。外界からついた汚れを落としてからシャンプーすることで純粋に頭皮を洗うことがスタートできるのです。
②シャンプーは泡だててから使う
シャンプーの原液を頭皮につけて泡だてていくのは刺激・摩擦になるので頭皮を痛めてしまいます。たっぷり泡だてて頭皮をマッサージするように洗うようにしましょう。
泡がキメ細かければキメ細かいほど毛穴に入り込み汚れをしっかり包み込んで洗い流してくれます。
③しっかりドライヤーで髪を乾かす
短髪の方だと自然乾燥を日常に行なっている方も少なくないですが、自然乾燥だとキューティクルが開いたまま髪の水分も全て蒸発してしまうのでパッサパサな髪質になってしまいがち、また常在菌が増えてしまう恐れもあるので頭皮が臭くなる原因にも。
濡れ髪はしっかりドライヤーで乾かすことを習慣ずけましょう。
④日常的に頭皮の保湿を行う
しっかりと毛穴の奥も洗浄すると今度は頭皮が乾燥するのが心配です。保湿力の頭皮専用美容液をブースター使いするのがおすすめです。朝と夜一日2回使って頭皮を乾燥から守りましょう。
おすすめのヘアアイテム|敏感肌やアレルギー体質のかたは天然オイルで頭皮ケア|ゆず油
植物由来原料100%の無添加オイル、爽やかなゆずの香りとさらっとした使い心地が人気です。
1000円 60ml 出典:公式サイト
天然オイルは、頭皮の乾燥を感じた時にマッサージをする時におすすめ。そのあとシャンプーで洗い流して使います。ヘアケア以外にも髪の毛自体につけたり顔や体のスキンケアにも使えるので一本あると様々な場所にコスパよく使用できます。
4.まとめ
髪のベタつきは不潔な印象になってしまいます。雑なシャンプーや年齢を重ねることでベトついている可能性が高いのです。どうしても自分自身では改善できないという方は、美容室での炭酸ヘッドスパをしてもらうのがおすすめ。毛穴に詰まった汚れや皮脂をプロの技術を使ってすっかり綺麗にしてくれます。