社内不倫証拠を掴む5つの手段とつかんだ後の選択肢

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まさか、自分の夫が”社内不倫”をしているなんて夢にも思いませんよね。

旦那が浮気などしているはずがない、そう思っていたとしても、夫の言動に変化が生じている場合には要注意です。

また何か些細なことがきっかけで、社内不倫の事実を知ってしまうこともあります。

その場合には、すぐに相手を問い詰めるのではなく、しっかりと証拠を掴んでから動いた方が良いのです。

そこで、社内不倫の証拠の集め方と、夫が社内不倫した場合の選択肢についてご紹介します。

目次

1、社内不倫をしている人の割合

では、現実として社内不倫をしている人の割合とはどのくらいなのでしょうか。

相模ゴム工業株式会社によるアンケート結果だと、社内で不倫をしたことがある人の割合は「27%」だそうです。

およそ3人に1人が社内で不倫をしたことがあるのだそうです。

意外と多い数字で驚いてしまいますよね。

出典:相模ゴム工業株式会社

2、社内不倫が起こりやす理由

ではなぜ社内不倫は起こりやすいのでしょうか。

社内不倫が起こりやすい理由をここではご紹介します。

(1)社内の人間とは会う頻度が高い

まず社内の人間とは、そもそも会う頻度が高いですよね、そのため必然的に恋愛関係に結びつきやすくなってしまうのです。

(2)社内の人間だと妻にバレにくい

また社内不倫が起こりやすい理由として、社内の人間であれば妻にバレにくい、というところがあるようです。

単なる「女友達」であれば、頻繁に連絡をとっていたりすると、すぐ「なんだか怪しいな」と勘づくことができますよね。

ですが、社内恋愛であれば「会社の人と連絡をとっているのだな」と仕事関連のことであると妻が勝手に勘違いすることが多く、あまり不倫だとバレないことが多いのです。

(3)残業や出張などで二人きりになりやすい

残業や出張などで2人きりになりやすい、というのも社内不倫が起こりやすい理由の1つです。

特に年下の後輩の女の子が残業で頑張っているところを先輩である旦那が励ましているうちに、社内不倫の関係になってしまう、ということも少なくないようです。

また出張が多い部署で働いているのであれば、出張先でお酒を飲んで、そのままなし崩し的に不倫関係になってしまう、ということもあるかもしれません。

(4)部下と上司という上下関係がある

部下と上司という上下関係によって、不倫関係に陥りやすい、ということもあるようです。

特に仕事を教わっているうちに上司であるあなたの旦那に対して恋愛心が芽生えてしまったり、あなたの旦那が「健気に頑張っていていいな」と後輩の女の子に対して恋愛感情を抱いてしまったりすることがあるようです。

(5)家で過ごしている時間より社内にいる時間が長い

普段から一生懸命に働いている旦那であれば、もしかすると家で過ごしている時間よりも社内にいる時間の方が長い、なんていうこともあるかもしれません。

そのような場合には、おのずと家での環境よりも職場での環境を優先してしまい、そこで居心地の良い状態を作ろうと、他の異性に対して恋愛感情を抱いてしまうこともあるようです。

3、社内不倫しやすい夫の特徴

では、社内不倫しやすい夫には、どのような特徴あるのでしょうか。

ここでは、社内不倫をしやすい夫の特徴についてお紹介します。

(1)仕事ができる

仕事ができる男性というのは、社内でも評判が高く女性の憧れの的でもあるため、社内不倫をしやすい環境にあるのです。

旦那が意図的に不倫相手を探そうとしなくとも、相手側から不倫を持ちかけてくる、ということが少なくないのですね。

(2)社会的地位が高い

社会的地位が高い、つまり何か会社で役職についていたりする場合であると、特に不倫をしやすい環境にあると言えそうです。

役職についていれば、それだけたくさんの部下と関わることになり、必然的に女性との関わりも増えてきます。

また女性からも「仕事ができてかっこいい」と好意を持たれることも多いようです。

(3)資産をたくさん持っている

資産をたくさん持っている、という場合も不倫をしやすい旦那であると言えそうです。

基本的にお金を持っている男性というのは、女性からモテるものなのです。

ある程度年齢がいっている男性であれば、特にお金を払ってでも年下の女性と遊びたい、などという気持ちが芽生えてきてしまうものです。

また年下の女性というのも、お金を持っている年上の男性と遊びたい、と思っていることが少なくないのです。

資産をたくさん持っている男性というのは、年下女性の希望をお金で叶えることができるため、簡単に不倫をすることができるのです。

(4)性格が優しすぎる

性格が優しすぎる男性も、女性からの押しに勝てずに不倫をしてしまうことが少なくないようです。

普通の女性であれば、相手に奥さんがいるとなれば、どんなに好きであっても諦めますよね。

ですが、なかには奥さんがいようとも積極的にアプローチをしかけていく女性がいることも事実なのです。

(5)転勤、出張が多い

転勤や出張が多い職場で勤めている旦那というのも、浮気をしやすいので注意が必要です。

やはり出張が多い職場であれば、それだけ異性と2人きりになる頻度が多いですよね。

出張先などで異性と二人きりになると、どうしても見知らぬ土地での高揚感も相まって、男女の関係になりやすくなってしまいます。

4、社内不倫の証拠を掴む5つの手段

では、旦那が社内不倫をしているかもしれない、と思った時に証拠をつかむための手段はあるのでしょうか。

ここでは社内不倫の証拠をつかむための、5つの手段についてご紹介します。

(1)自分で証拠を掴む手段

最初にご紹介するのは、自分で証拠をつかむ手段についてです。

旦那が社内不倫をしているかも、と不安になったら、まずは自分で証拠を探しみるのがオススメです。

①肉体関係を証明する画像や動画を撮影する

まず不倫の証拠として突き出す際に、もっとも効果的なものの一つとして挙げられるのが「肉体関係を証明する画像や動画」です。

これをどうにかして撮影することができないか、工夫してみてください。

旦那が不倫相手を家に連れてきていたりする場合には、比較的この証拠を集めやすくなります。

②GPSを使って動向を探る

GPSを使って動向を探る、ということも証拠をつかむにはおすすめの方法です。

旦那が社内不倫をしているかもしれない、と思っても、居場所を突き止められなければ証拠をつかむことは難しいですよね。

浮気相手とどこで会っているのかを知ることができれば、それだけ証拠も集めやすくなります。

走行履歴などを保存できるカーナビなどを設置すれば、旦那がどこで浮気をしているのかがわかりやすくなりますよ。

③夫のスマホやパソコンを確認する

夫のスマホやパソコンを確認する、ということも不倫の証拠を集めるには効果的な方法です。

やはり浮気をしている男性の多くは、スマホやパソコンを使って不倫相手と連絡をとっているはずです。

旦那のスマホやパソコンから、浮気相手の名前やどこで働いているのか、どこに住んでいるのかなどの情報を抜き出すことができれば、そこから証拠を集めることも可能になります。

④匿名で職場に問い合わせをする

匿名で職場に問い合わせをする、というのも効果的な方法です。

旦那がよく「出張に行ってくる」「休日出勤をしてくる」などと言っていて、それが嘘なのかもしれない、と不安になった時は、匿名で職場に電話をし、旦那が本当に出張に行っているのか、休日出勤をしているのか探りを入れてみるのが良いでしょう。

(2)探偵事務所に依頼する

自分で証拠を得ることに限界を感じたら、思い切って探偵事務所に依頼してみる、ということも効果的です。

探偵事務所に依頼すると、自分ではできないような時間帯に調査をしてもらうことができたり、自分ではできない手法を用いた調査をしてもらうことができたりします。

自分で証拠を集めることに限界を感じたら、探偵事務所のようなプロに依頼してみるとよいでしょう。

あわせて読みたい

探偵に浮気調査を依頼する費用と探偵事務所の選び方10項目

5、社内不倫の証拠を集めた後の夫との選択肢

自分で証拠を集めたり、探偵事務所に依頼して証拠を集めた後は、どのように対応していったら良いのでしょうか。

ここでは、社内不倫の証拠を集めた後の、夫との選択肢についてご紹介します。

(1)夫と二人で話し合いをする

まずは夫と二人でしっかり話し合いをすることを忘れてはなりません。

浮気が発覚した直後は、なかなか冷静になれず、どうして旦那が浮気をしたのか、自分からしたのか相手から仕掛けられたのかなど具体的な話を聞くことを忘れてしまいがちです。

頭を整理するためにも、まずは旦那の言い分を聞いたり、これからどうしていくか二人でしっかり話合うことが大切なのです。

(2)離婚カウンセリングを受ける

旦那と二人で話し合っても、これからどうしていくのか決められなかった場合や、話し合いが平行線を辿ってしまい埒が開かない場合には、離婚カウンセリングを二人で受ける、というのも手段の一つです。

離婚カウンセラーとは、特定非営利活動法人の日本家族問題相談連盟が認定している民間資格のひとつなので、信頼して相談することができます。

離婚カウンセラーは、カウンセリングを通して、夫婦関係だけでなく、不倫で傷ついたメンタル面の改善や、離婚や慰謝料に関する他の専門家のコーディネートを行ってくれます。

中立な立場で、相談に乗ってくれるので、二人で話し合いが進まない場合にはとても役に立ちますよ。

(3)夫と誓約書を結ぶ

口約束だけだと、どうしても言い逃れをされてしまう可能性があるため、旦那と約束事を決めた後には、必ず誓約書を結ぶようにしましょう。

相手に言ったことを守らせるためにも、誓約書を結ぶことは大切なのです。

(4)離婚は止めて慰謝料請求のみをする

話し合った結果、離婚をすることはやめて慰謝料請求のみ請求したい、と思うこともあるかもしれません。

もちろん離婚をせずに慰謝料請求のみをすることは可能ですが、その際には当事者の間で慰謝料の金額について交渉をする、もしくは家庭裁判所を利用して調停委員を介した調停を行う、裁判所で訴訟を起こすといった選択肢をとる必要があります。

(5)離婚を決断して慰謝料請求を行う

話し合った結果、今後夫婦生活を続けることが困難だと感じて、離婚を決意して慰謝料を請求する、ということもあるかもしれません。

その際には、離婚協議通知書と離婚協議書、そして離婚届と自分と夫の印鑑を用意する必要があります。

離婚協議通知書というのは、不貞行為の詳細な内容や離婚したい、親権をもらいたい、という主張や慰謝料、養育費の請求金額などを分かりやすくまとめて旦那に、それを伝えるための書類のことです。

離婚協議書というのは、慰謝料や養育費など離婚の条件がまとまったときに、自分と配偶者が、署名・押印をする書類のことなのです。

これらの書類を忘れずに用意しておきましょう。

6、社内不倫の相手に慰謝料を請求する場合

では、社内不倫をしている旦那の、不倫相手に対して慰謝料を請求する場合にはどのような方法をとるのが良いのでしょうか。

ここでは社内不倫の愛でに慰謝料を請求する場合の対処法についてご紹介します。

(1)社内不倫の相手に慰謝料を請求する

実は社内不倫の愛でに対して慰謝料を請求するには、一定の決まりがあるのです。

社内不倫をされたからといって、必ずしも慰謝料をできるわけではないことを忘れてはなりません。

①社内不倫の相手に慰謝料請求ができる場合

最初は、社内不倫の相手に慰謝料を請求できる場合についてご紹介します。

社内不倫の相手に慰謝料請求ができるのは、

  • 不倫相手に「故意・過失」があること
  • 不貞行為によって,あなたが「権利の侵害」を受けたこと

の2つのケースに限定されます。

「故意過失がある」というのは、不倫相手が旦那のことを既婚者だと知っていた場合のことです。

また「権利の侵害を受けた」ということは、不倫相手の不貞行為によって、これまで円満だった夫婦関係が悪化し、破綻してしまった場合のことです。

これら2点に当てはまると、不倫相手に慰謝料を請求することが可能になります。

②社内不倫の相手に慰謝料請求ができない場合

続いて社内不倫の相手に慰謝料請求ができない場合についてご紹介します。

旦那が社内不倫をしてたからと言って、必ずしも慰謝料を請求できるわけではないので、注意が必要です。

社内不倫の相手に慰謝料請求ができないのは以下のケースです。

  • すでに精神的な損害を補う、十分な慰謝料を受け取っている
  • 時効が経過してしまった

すでに配偶者から精神的な損害を補う、十分な金額の慰謝料を受け取っている場合には、不倫相手から慰謝料を受け取ることはできません。

また実は慰謝料請求には時効があり,不貞行為の事実および浮気・不倫相手を知った時点から3年を過ぎると慰謝料の請求ができなくなってしまうので、注意が必要です。

(2)社内不倫がW不倫だった場合の慰謝料請求

相手の女性も結婚していて、それがw不倫だった場合には、場合によっては痛み分けが生まれる可能性が考えられるので、注意が必要です。

もし双方の慰謝料額が同額であった場合には、結局慰謝料を互いに支払いあってプラマイ0になってしまう、という状態も考えられます。

そうなるとあなたの家庭も経済的なダメージを被る可能性があるので、気をつけなければなりません。

慰謝料請求ができる相手については、あなたの旦那が既婚者と不倫をしていた場合には、あなたは旦那と不倫相手の双方に慰謝料請求をすることができます。

しかし、旦那の不倫相手の旦那もあなたと同様に、あなたの旦那にも慰謝料を請求することができる、ということなのです。

(3)注意!慰謝料請求に意味がなくなる場合

このように旦那の不倫がw不倫であった場合には、慰謝料請求をしても意味がなくなってしまうケースがあるのです。

具体的に以下のようなケースであれば、慰謝料を請求する意味がなくなってしまう可能性が高いです。

①お互いの夫婦が離婚をしない場合

慰謝料請求をしあっても、単に互いの家庭の経済状況を悪化させるだけに過ぎなくなってしまいます。

②W不倫の当事者以外に不倫の事実が知られている

互いに不利な事態を招きかねません。

③こちらの方が相手夫婦より婚姻期間が長い根拠を示せない

かえって多額の慰謝料を請求されてしまう可能性が高くなります。

④不倫相手より配偶者の責任の方が重い

この場合も多額の慰謝料を請求されてしまう可能性が高くなります。

⑤ダブル不倫が原因で婚姻関係が破綻したわけではない場合など

慰謝料を請求する前に、これらのケースに当てはまってはいないか確認してみてくださいね。

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まとめ

今回は社内不倫の証拠の集め方と、夫が社内不倫した場合の選択肢についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

社内不倫をされていた場合、どう対応していいのかわからず、混乱してしまう人がほとんどだと思います。

しかし、そのような場合にはまず自分で証拠を探したり、場合によっては探偵事務所に依頼したりして、しっかり解決に向けて動き出せるかどうかが重要になってくるのです。

あなただけが悲しい思いをすることのないよう、専門機関を利用したりして、解決のための手立てを考えることが大切ですよ。

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